御嶽山 濁河温泉往復
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- GPS
- 09:24
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,447m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 9:21
天候 | 朝は晴れ。昼前からガスがかかりだし、13時過ぎ、下山中断続的に弱い俄雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雑把な路面状況:7合目付近まで、ぬかるみが連続。7合目から8合目までは岩ゴロ主体で、ぬかるみが点在。8合目から上は岩ゴロ。 飛騨頂上までの登りと、二ノ池を過ぎてから剣が峰までの登りが、結構しんどい。 道案内や、ペンキ目印があるので、道はわかりやすく迷う心配はない。 |
その他周辺情報 | 市営の濁河温泉600円。「アブが出る」とのこと。そのせいか、14時過ぎ、ガラガラ。確かにアブ、うっとおしく、1匹退治したが、長湯する気にならず。 高山観光。駅前の観光案内所で無料版るるぶをゲットし、駅前から「古い町並」地区を食べ歩き。「高山陣屋」近くの漬物屋さんで売っていた冷やしキュウリ(200円)がとてもうまかった。「高山陣屋」もよかった。時代劇でしか見たことなかった拷問道具がホンモノだそうで印象的であった(変な趣味・指向はありません)。2日間ブラブラしたが、なかなか楽しい。日中は暑い。しかし、都会の不快な暑さではない。2日目は16時を過ぎていたこともあり、風が吹き、暑さはなかった。コインパーキングはたくさんあり、安いところで20分100円が相場。 |
写真
感想
前日、大阪の自宅を朝9時に出発し、14時高山着。高山観光後、18時半、登山口近くの駐車場到着。舗装区画には、すでに5台ほど先客あり。途中、路面が濡れていた。ガスがすぐ近くの山肌を隠している。明日もこんな感じだろうと、14時までに下りる計画。早いうちに帰宅したい思いもある。
日の出前に出発。よく眠れたこともあり、普段どおり、順調に標高を上げていく。しかし、7合目付近、高度にして2000mぐらい(記憶曖昧)から、頭がボーッとしてくる。寝不足?熱中症?ガス欠?どれも考えられない。酸欠しかない。意識して、深呼吸するように歩を進めるうち、だいぶ治まってきた。こころとは真逆のデリケートな体に笑えてくる。若かりし頃、1度だけ北アルプスで2900m程度までは登ったことがあるが、最近では2077mの十勝岳が最高峰。このあと体感する未踏の世界、先行きに不安を覚える。自制してペースを落とす。後続の方に次々と追い越されていく。ちょっと悔しい。しかし、飛騨頂上に着いて、マイナスだった気持ちが吹っ切れた。四方のすばらしい景色、深く青い空、通り過ぎていくガス、どれもすばらしい眺め。ここに来れたことが嬉しく、十分満足な気持ちになれた。気持ちをリセットして、剣が峰を目指す。
サイノ河原ではライチョウにも会えた。ヒナが4つ。丸く小さい体で、ちょこちょこ動き回る姿かわいくて仕方ない。メロメロである。岩の上で、警戒監視するお母さんの姿も印象的だった。黒沢十字路からの標高差100mほどの登り、なかなか辛い。再び酸欠症状が出てきた。噴火の犠牲になられた方の無念を思いながら歩を進める予定であったが、そんな余裕はなかった。自分のことで精一杯。山頂では、人も多くゆっくりできず、雲が沸き立ち視界が遮られ景色もイマイチ。当初予定より、時間超過してることもあり、さっさと下りる。
帰路、サイノ河原を過ぎたあたりから、ガスで視界が閉ざされ気味となる。当初、三ノ池を経由して継子岳へ向かう計画であったが、時間的に厳しく飛騨頂上へ向かう。飛騨頂上に到着しても、空模様は悪くなる方向へ。昼過ぎまでは晴れが続くと想定していたのに、当てが外れた。飛騨頂上から継子岳往復も考えていたが、雲行き怪しく断念。下山する。言わんこっちゃない、途中で3度、にわか雨に遭遇。木々のおかげで、雨具を着用せずにすんだが、ゴール地点付近では、それなりの雨だった。登山口までの岩ゴロとぬかるみでペースを上げられず、距離があり結構疲れた。
今回の経験を足掛かりに、今後、北アルプスにも挑戦していきたい。
水3リットル持参し、1.8リットル消費。下山した後、喉の渇きを覚える。ぬかるみに集中するあまり、給水に意識が向いてなかった。行動中もっと飲まないとダメ。
深夜、駐車場から見た星空、すばらしかった。特に真上、はくちょうからカシオペアにかけての天の川、ざらついて見えた。ずっと見ていたいが、そうもいかぬ。星見と山歩き、両立しずらいところが辛い。
高山17時出発し、居眠り運転することなく、大阪の自宅へ22時着。
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