緑岳〜北海岳
- GPS
- 13:39
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,495m
コースタイム
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 13:39
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 久しぶりに高原温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
見てよこのクマ。
今回は盛りだくさんだったので、気合を入れてレコを書きました。
今日は時間がある。それなのにSCWの天気予報によれば全道曇り、夜中は強風。昼過ぎから雨。期待薄い・・・が、せっかく遠出しやすいタイミングなので、未踏の白雲分岐から北海岳を目指して高原温泉スタートだ。北の空が見えていて他は曇り。でも星空が見える予報ではなかったから幸先良い。まだ暗いけど出発しちゃおう。
暗い樹林帯は怖いのでさっさと抜けたい。エゾシカがたくさんいて、ガサゴソと気配が怖い。光る目はいちいちクマじゃないか確認しながら進む。手には鈴とクマスプレー。第一花畑でまさかの満点の星空!新月で見えないけど緑岳ドーン。やや霞がかっているのか先週の雲海の上樽前山の方が綺麗だったけど、想定外の大ラッキーだ。
ガレ場の上は強風地帯だ。東の空が少しずつ赤くなって行くのが見える。層雲峡の方には雲海が広がっている。高根が原は雲が多いようだ。
そして緑岳山頂は予想通りの暴風!華奢な登山用の三脚も震えが止まらない。ケルンで風を避けつつ日の出を待つ。ちょっと寒い。
日が出たなあ、と眺めていると、視野の隅に焦げ茶色のケセランパサランみたいのが見えた。ん?と視線を移すと、オコジョだ!!オコジョだ!!!急いでカメラを向けるが、薄暗さ、素早い動き、風景用に遅いシャッターを設定していたために全然ついていけず、あっという間にどこかに消え去った。Noぉぉぉ〜。それでも連写した中で2枚くらいまだマシなのがありました。ありがとうございました。
その後もシマリスやエゾシカ、ノゴマなんかにいい感じに相手してもらって白雲岳分岐へ。分岐から未踏の北海岳へ続く道だ。ナキウサギの声が響く中、とても感じの良いルートを進む。雪渓が2ヶ所あるが問題なし。花が多く、チングルマやヨツバシオガマ、クモマユキノシタ、チシマクモマグサ、チシマツガザクラ、などなどオールスター。もう花期は終わったかと思っていたイワヒゲもびっしり咲いていた。
北海岳。久しぶりのお鉢平の雄大な景色。周辺を歩き回って戻る頃にはだいぶ雲が増えてきていた。・・・そういえば雨が降るって言ってたな。目先の好天に大事なことを忘れていた。
やや急ぎめで白雲岳避難小屋に戻る。とは言え鳥が鳴いたりナキウサギに呼び止められたり、結局ノロノロ運転だ。水場を過ぎ、テン場を通り過ぎようとすると、クマがいた。
雪渓で寝転んでリラックス。チラッとこちらを見たりするので、人間の存在は意識はしているようだが警戒はしていない様子。避難小屋の管理人さんによれば朝7時ごろからずっとこの辺りにいるとのこと。際限なくリラックスしてしまったヒグマの痴態は動画で見てください。
避難小屋の先でも行手を塞ぐエゾシカにガン飛ばされたりして、久しぶりの表大雪はまさに野生の王国だった。疲れた〜
ここまで良いことづくめだと、絶対何らかのしっぺ返しがくる。旭川あたりから土砂降りの雨で視界が悪くなって怖かったのだが、いつもより慎重に運転して無事に帰る。帰宅したら閉め忘れた窓から雨が吹き込んで部屋がビショビショだった。これかぁ
いつもキレイな写真だなぁとレコ拝見させていただいております。
その時間にその場所にいられるのは頑張った人だけの特権ですよね。自分にはそれだけの覚悟も気力もないので羨ましいです。
最後のオチも素晴らしかったので思わずコメントせずにはおられませんでした(笑)
ありがとうございます。今回は怖いくらい運が良すぎました。部屋が濡れた程度で済んで良かったです。。。
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