妙高笹ヶ峰で山とキャンプ(火打山、飯縄山)
- GPS
- 13:50
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,224m
- 下り
- 2,230m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:23
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 5:25
天候 | 1日目 晴れ一時雷雨、2日目 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
火打山へのルートは特に危険箇所はありません。距離はあるので体力勝負のコースです。帰りに通った黒沢池ルートも特に問題ないと思います。木道は濡れていると滑るので注意です。(私の経験上 ^^;) 南登山口から飯縄山へのルート特に問題ないとは思いますが、上の方岩々地帯ではちょっと注意が必要です。私はピストンなのに最後鳥居をくぐったところでコースを間違えそうになりました。^^; 火打山 距離20Km 標高差 1400mぐらい、飯縄山 距離8Km 標高差 800mぐらい ※登山届は電子申請 |
その他周辺情報 | 手打ちそば処 飯縄本店 |
写真
感想
7月最後の土日は、妙高高原へ山とキャンプに行ってきました。向かった先は、笹ヶ峰キャンプ場、そう火打山、妙高山の登山口のあるところです。
初めての火打山です。妙高山と合わせて登ろうという計画で来ましたがスタート時点で既に30分の遅れ^^; 妙高山はこの先の状況で考えましょうということでスタートしました。最初は木々に囲まれた木道を上がって行きました。黒沢橋を渡ると十二曲がりで結構あっさり抜けるとその先まだまだ上りが続きました。
時折り開けた場所からは北アルプスがこの時間きれいに見えてました。そうしてようやく富士見平の分岐で一休みして左に進路をとります。その先、開けた場所からはようやくきれいな火打山が姿を現しました。
そして5/9Kmの標識、ようやく半分まだまだ先は長いです。夏のお花もちらほら見られましたが、サンカヨウはみんな実になってました。そして高谷池ヒュッテに到着、高谷池のあるテント場の方へ行って一休みして先へ進みます。すこし上がって行った場所からは高谷池とヒュッテがよく見えました。ここで朝ごぱんの残りをベンチに座っていただきました。
その先のハクサンコザクラやイワショウブの咲く湿原地帯を上がって行くと池塘とワタスゲの原の続く天狗の庭に着きました。ここからの池塘越しに見える火打山がとってもいい感じでした。この辺りお天気もよくルンルン気分で歩いて行きました。(笑)
ようやく7/9Km地点、またこの辺りから上りがきつくなってきます。でも周りは色とりどりのお花畑になっていてお花に励まされながら上がって行けました。そうしてようやくライチョウ平、雪渓も広がっていてベンチで一休みしました。
ここで会った方に「・・・ナカヤマさんですか」と聞かれて「?」と思いましたがすぐに靴のことだと気づいてその方の足元を見ると同じ赤い靴でした。相手の方も初めて出会ったと言っていましたが、私も同じところで作られた同じ色の靴を履いている人に初めて出会いました。この方とは山頂でまた出会って記念写真を撮ってもらいました。ありがとうございます。
山頂まであと少しがなかなかたいへんでしたが、一歩一歩ゆっくり上がってようやく火打山山頂に到着しました。山頂に着いた時には周りはガスガス、山頂標識で記念写真を撮ってようやく座って休憩しました。しばらく休んでましたがガスガスは取れそうになく下山にかかります。
上りはあんなに長く感じたのに下山はあっという間、お花畑を見ながら下って高谷池のところまで下って来ました。ここまでの時間短縮は結局できず、妙高山は今回パスするつもりですが折角なので黒沢池経由で戻ります。
分岐を黒沢池方面へ入って行くと人は少なくなりました。ちょっと雨も降って来ました。更に進んで茶臼山を過ぎて下りに入ったあたりで雨がいよいよ本降りになり、合羽の上着を着こみましたがさらに雨が強くなってきたので、木の下で傘を差して雨宿りしました。その間に何名かの方が前を通過していきました。
少し小止みになったように感じたので先へ進んで行くと程なく黒沢池ヒュッテに着きました。まだ雨も降っていたのでそのまま下山路へ進んで行くと程なくうそのように晴れ上がりました。その後、黒沢池を右に見ながら木道を進んで小さな川を越えて少し上がったところでおむすびを食べ一休みしました。そうしているうちにまた空模様が怪しくなり雨が降って来ました。
先を急ぎつつ慎重に歩いて富士見平の分岐に戻って来ました。ここからは急な下りが続きましたが雨もそれほどでは無く深緑の木々が傘の代わりになってくれました。黒沢橋まで来ればあとは木道を下って行くだけですが、ここで雨が本降りとなり一度脱いだ合羽を着るのが面倒だったので傘を差して慎重に下って行きました。あともう50mで登山口というところで油断してしまい木道の上で思いっきり滑って転がりました。^^; 前後を歩いている人も驚いたと思います。ようやく登山口のゲートをくぐり駐車場まで何とか無事に戻って来られました。
雷も鳴っていたのでその後しばらく雨が収まるまで車の中で待機してから小止みになったところでようやくシャツを着替えてキャンプ場の受付、テント設営を行いました。今回は山行で疲れているだろうとワンタッチテントだけの最低限装備のキャンプにしましたが、その後幸運にも雨は降られずに済みました。夜トイレに行ったとき星空がきれいに見えました。
今回至る所手抜きキャンプでご飯は炊いたけどカレーはレトルトと手間をかけずにキャンプを楽しみました。これはこれでよいと思います。その後は焚火でまったり、火が消えたらテントに潜り込みました。寒くはないだろうとシュラフカバーだけで寝たのでちょっと肌寒かったけど何とか一晩過ごせました。
翌朝は、5時前に目が覚めてちょっと周辺の散歩に出かけましたが、まさか目の前を悠々とくまたんが歩いて行くとは、、、ということで散歩終了、キャンプ場まで熊鈴ならしまくりで戻って来ました。お陰で少し早く戻れて、その後は朝ごはんを準備してお腹いっぱいいただきました。朝のコーヒーを飲んだら撤収作業を開始して8時に完了しました。
そうしてキャンプ場を出て本日の目的地、飯縄山の登山口には9時20分ぐらいに着いて早速準備して出発しました。一の鳥居登山口からは緩やかな上りで木々が暑い陽ざしを遮ってくれます。それでも暑い、少し行くとお不動様の石像がありその後もいくつも石像がありました。13仏と説明板があったのでたぶん13体あったと思います。
どんどん上がって行き7合目手前辺りから見晴らしがよくなって吹く風も涼しく感じられてきました。お花畑も広がっていてお花も思っていたよりたくさん咲いていてよかったです。更に上がってようやく南峰山頂に到着しました。ここ双耳峰なんですね。
そのままその先に見える飯縄山本峰へ向かいましたが、それほど時間もかからず到着できました。今日は山頂からの景色を眺めることができました。山名板標識を撮ってから一休みして下山します。下山の時もお花とよい景色を見ながら下り、最後一つ手前の鳥居で曲がってしまいましたが、程なく気づいて戻ったので13時30分には駐車場まで戻って来ることができました。
着替えてから車での帰り道に目にとまったお蕎麦屋さんへ入って長野のお蕎麦を美味しくいただきました。松代PAで長野土産にいつもの小布施の栗羊羹を買って帰途につきました。
2週続けてのキャンプと山となりましたが、今回は山メインで2日間しっかり歩いて来ました。本当は2日目に妙高山か黒姫山を考えていましたが時間もかかるし天気がどうかなと考え飯縄山にして正解でした。火打山も前半はよいお天気でよかったです。笹ヶ峰のキャンプ場もいい感じでした。次もキャンプで?今回行きそこねた妙高山リベンジしたいと思います。
笹ヶ峰キャンプ場、高原キャンプの雰囲気が伝わってきました。
百名山の火打山は花の名山でもありますね。
飯縄山は飯縄権現を祭る信仰の山ですね。
キャンプ場をベースに目的の山をめぐる旅、いいな〜と思います。
今回の北信地域はうってつけですね。
自分もかつてはテントベースの登山でしたので楽しさ、大変さ、すばらしさは
わかっているつもりです。山の楽しみを倍増させるキャンプ、拍手です。
笹ヶ峰で既に1300mの標高があり牧場もあったり高原地帯雰囲気満載です。火打山はお花のきれいな時期に行きたいと思っていたので地塘の眺めと共に満喫できました。飯縄山はお花は期待して無かったのですが思いがけずこちらも夏の花園が広がってました。信仰の山だけあって多くの石仏に山頂には飯縄奥社もありました。
キャンプ場も多い長野県、キャンプ場をベースに山登りもいいですよ。登山口がキャンプ場のところも北信は多いですしね。私もテント泊して北アルプス縦走してみたいですが重いものは担ぎなれて無いのでコロナが落ち着いたら小屋泊で行きたいですね。
さすがは花の名山、火打山、もうちょっと早いとサンカヨウやコバイケイソウ、ハクサンコザクラの大群落が見られたと思いますが、まあこれでも結構なお花畑を満喫しました。天狗の庭から眺める火打山は絶景ですね。妙高山はこの日の変わりやすい天気もあって見送ってよかったかなと、よいお天気の日にまたチャレンジします。翌日は軽めに飯縄山と思って行きましたが結構急な登り大変でした。でもここでもたくさんのお花に癒され、眺めもよかったです。僕の夏休み、よい絵日記が書けそうです。(笑)
やっぱり北信濃は良いところですよね!それに、朝から熊たんにも会えて…自分は怖いので小屋泊りにします。
ようやく私も北信越のお山に行ってきました。このあたりも名山がかたまっているので一気にと思ったのですが一つ一つ気合いをいれないと登れませんね。火打山もchii さんお気に入りの飯縄山もいいお山ですね。熊たんはキャンプ場内には出ませんでしたが周辺には間違いなくいるので朝夕の散策など注意が必要です。今回はしっかりと見てしまいましたが、至近距離でのバッタリでなくてよかったです。
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