モンテローザ／ディフイールシュピッツェ

2022年08月01日(月) ~ 2022年08月03日(水)

• GPS: 24:12
• 距離: 48.0km
• 登り: 5,801m
• 下り: 5,773m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:01

距離 17.8km 登り 1,618m 下り 342m

11:58 スタート地点
12:04 12:23 ツェルマット駅
12:40 Riffelalp
12:49 12:50 Riffelberg
12:55 13:01 Rotenboden
16:59 宿泊地

2日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:35

距離 11.9km 登り 1,636m 下り 1,626m

11:05 11:51 モンテローザ／ディフイールシュピッツェ
16:40 宿泊地

3日目

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:13

距離 18.3km 登り 341m 下り 1,601m

7:48 宿泊地
11:18 11:36 Rotenboden
11:46 Riffelberg
11:56 Riffelalp
12:16 12:36 ツェルマット駅
13:02 ゴール地点

天候

晴れ

写真

8/1 12:08

15:08 ツェルマットから登山電車でスタート。

8/1 12:50

15:50 車窓からのマッターホルンの挑め。

8/1 12:53

15:53 ブライトホルン

8/1 12:58

15:58 「モンテローザ」とはこの山塊のことをいいます。右のピークがスイス最高峰デュフォールスピッツェ 4634mです。

8/1 12:58

終点一つ前のローテンボーデンで降ります。

8/1 13:04

16:04 氷河の始まる地点まで1:30くらいかかります。

8/1 14:32

16:32 　12本爪アイゼンをつけて登山開始。

8/1 15:00

17:00 氷河は毎年、毎週のように変化するので、ガイドなしで歩くのは危険です。2018年に日本人の青年が独りで氷河に入り、落ちて亡くなっています。

8/1 15:21

17:21 岩や石が混ざって歩きにくいところがあります。

8/1 15:51

17:51 遠くにモンテローザヒュッテが見えました。

8/1 16:56

2009年にできたヒュッテで、環境に配慮した最先端の技術で建てられています。
https://youtu.be/gx3BXmhyxRw

8/1 16:59

このヒュッテに宿泊するためだけに来る客もいるそうです。
https://youtu.be/8ckcmPtbAaM

8/1 17:00

17:00 入口は一段下ったところにあります。

8/1 17:15

ベッドルームも素晴らしくきれいで清潔です。

8/1 17:27

トイレは水洗。まったく匂いません。
シャワーもあります。5Euro

8/1 17:30

柱にはこんな彫刻が。

8/1 17:31

17:31 まずはビールで乾杯！

8/1 17:32

17:32 窓からマッターホルンが見えます、

8/1 18:35

夕食はコースです。まずはスープから。

8/1 18:36

本日はコンソメスープ。旨し！

8/1 18:55

メインはポテトのニョッキ？とビーフ。美味しかったけど、疲れていて食べ切れませんてした。

8/1 19:16

デザートもあります。

8/1 19:29

19:29 食後にアイベックスが遊びに来ました。

8/1 19:30

19:30 夕暮れのMatterhorn。実はこのとき「登山禁止」でした。熱波で大崩落が起きたのです。
https://youtube.com/shorts/LEwej30s7g0?feature=share

8/2 2:03

2:03 朝食は2:00から。セルフサービスです。オレンジジュース、シリアルやハム、チーズがあります。

8/2 2:47

2:47 準備完了！　アルゼンティナの山岳ガイドMartinと
アイリッシュのエキスパートMartin。

8/2 2:47

そして私。力量は遥かに劣ります。

8/2 4:42

夜の氷河は本当に怖い！　まったくどこを歩いているか分かりません。　下山に手間どって氷河で迷い、ビバークする人がいるそうです。

8/2 4:52

足跡もまったく見えません。前年のGPSログがあっても、翌年には経路が変わるので、ソロの夜間歩行は無理だと思いました。

8/2 5:35

5:35 空が白み始めます。ヨーロッパは夏時間なので、GMTより1時間時計が早く進みます。　つまりなかなか夜が明けません。

8/2 5:35

5:35 最初の休憩は2時間後。もちろん氷河に入った時からローブで繋いでいます。

8/2 8:49

8:49 ブライトホルン？

8/2 8:49

8:49 稜線に出るまでに5時間かかりました。
氷河崩落のため、以前とは違ったルートをとりました。

8/2 8:49

8:49 ここから稜線です。北鎌尾根の難所を3倍難しくした感じ。岩と雪と氷のミックスの岩稜をクランポン（アイゼン）で歩きます。

8/2 8:50

写真を撮る余裕は全くありません。

8/2 8:59

8:59 やっと岩稜を乗り越えたと思ったら雪の急登！

8/2 9:13

9:13 ナイフリッジもありましたが、写真は撮れませんでした。

8/2 9:38

9:38 雪を越えたら、また岩稜！　けっこう手強い岩でした。

8/2 9:38

9:38 James　山頂に到着、彼は2度めの登頂です。

8/2 10:22

10:22 4634m スイスの最高峰。

8/2 10:46

10:46 山頂にはクロスがあります。私です、

8/2 10:54

この方向に下山するのは、私たちだけでした。

8/2 11:18

11:18 懸垂下降！　ヨーロッパのガイドはビレイデバイスを使わずに、ムンターヒッチで降ろします。

8/2 11:18

11:18 60mのローブをシングルでフルに伸ばして、それを5ピッチやったので、300mくらい下りました。

8/2 11:24

11:24 40~50m毎にアンカーのT型鉄柱があり、ガイドはそれにスリングとカラビナをとりつけ、ムンターヒッチでラペルダウンさせるのです。

8/2 11:56

11:56 プロのローブさばきは見事です！

8/2 11:56

11:56 やつと氷河まで降りました。でも踏み跡がありません。

8/2 12:02

12:02 クレバスのブリッジを探しながら下降します。楽ではありません。

8/2 12:02

ガイドのMartinが「金持ちのお客の中には、ここまで降りてから🚁ヘリを呼ぶヤツがいるんだよなぁ…」と言ってました。　確かにソレ楽だろうけど…？？

8/2 12:21

12:21 雪の槍沢下るのより、何倍も長くて辛い下りでした、

8/2 12:47

セラック

8/2 12:47

12:47 氷河の上はもちろんロープでつなぎます。

8/2 13:53

13:53 けっこう長くて急で疲れます。

8/2 13:53

13:53 氷河の降りてからはストックを使いました。

8/2 14:24

14:24 Martinが「先日通れたから！」と言ってついていったら、こんな絶壁になっていました。

8/2 14:26

引き返すかと思ったら、「ダイレクトに下降しましょう！」と言うのです。　オーバーハングしています！

8/2 14:26

ここをダブルアックス使いながら降りました。最後のMartinはロープなしのWアックスだけで降りたのには驚きました。

8/2 14:33

こんな感じです。　このロープはビレイされていません。

8/2 16:34

ブライトホルン

8/2 16:39

16:39 着いた時にはもうクッタクタ…

8/2 18:53

18:53 今日も疲れ過ぎて、全部食べられなかった！　残念。

8/3 7:17

洗面所もキレイ。

8/3 7:17

シャワールーム

8/3 9:33

3日目。9:33 下山の氷河もちょっと恐かった。

8/3 10:18

8/3 11:17

11:17 ローテンボーデンの駅に到着。日本人観光客は誰もいません！

8/3 11:18

8/3 11:19

11:19 普通の観光客は、ここで山を眺めて帰って行きます。

こんなに晴れてるのに「登山禁止」なんです。
https://explorersweb.com/europes-alps-crumbling-down-even-matterhorn/

8/3 12:15

12:15 ツェルマットに到着しました。

8/3 12:18

ちょっとだけ街をぶらぶらしてから車でシャモニーへ戻りました。

8/3 12:19

ここはスイス。シャモニー（フランス）までは車で2時間半くらいです。

撮影機器：

SOG03 Sony

感想

Hagisen

今回、モンテローザ、アイガー、Matterhornの３つを登ることが目的です。現在、まだ登山継続中なので、終わったら飛行機の中で書き足します。　Matterhornの登山禁止がスイス側だけ解除されたので、これからツェルマットに向かいます。
★　コースタイムの時刻は「日本時間」なので、写真の方の時刻を見てください。

コメント

そらまめ

景色が素晴らしくて行ってみたいとは思いますがこりゃ無理ですね。フィッツのユニフォーム来た兄貴が滅茶苦茶カッコいいです。

Hagisen

ソラ豆兄なら、絶対行けます！　ものすごい体力が求められます。