赤坂山(高島トレイル)
- GPS
- 06:01
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 902m
- 下り
- 897m
コースタイム
9:38赤坂山登山口
10:28ブナの木平休憩舎
11:42粟柄峠
11:45粟柄越
11:55赤坂山(昼食)
14:00寒風
15:28マキノ高原さらさ
歩行時間 6:00(休憩含み)
歩行距離 12.0km
高低差 699m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
快晴の中、今回のルートは、赤坂山で昼食、その後、 粟柄峠まで戻り中央分水嶺を寒風まで。 標識、登山道は整備されているので、迷うことはあり ません。 マキノ高原温泉さらさから歩いて行きます。 登山口までは、10分程度。 (登山ポストは見当たりませんでした。) 休憩舎まで50分ほど、木階段を含んだ歩道を登ってい きます。 時間が遅ければ、休憩舎で昼食も良いかもしれません。 帰路は、寒風からマキノ高原温泉さらさに向かいます。 |
写真
感想
快晴の中、マキノ高原温泉さらさから花の赤坂山まで歩き、帰路は寒風ま
で中央分水嶺を歩いて見ました。
冬場は、子供達で賑わうゲレンデ(芝生)を歩いています。
陽射しが、心なしかきつく感じます。
登山口までは、10分程度でした。
マキノ高原の遊歩道出合まで、急な木階段を交えた木立の登山道を登って
いきます。
左側の谷から、涼しげなせせらぎと時折吹く風が気持ちよいです。
薄いピンクの花をつけたタニウツギが更に和ませてくれます。
遊歩道出合から少し登ると緩やかな道に変わり、左側の沢に近づきしばら
く歩くと堰堤が現れます。
堰堤を過ぎた当たりから、一気に登り休憩舎まで続きます。
休憩舎で小休止後、再び登山道へ。
オオイワカガミが両脇に姿を見せてくれていました。
白色に近い色から、濃いピンク色まで見事な花を咲かしています。
粟柄峠付近に近づくと、一気に視界が広がり湖北が見事に眺められます。
これからは、余談ですが。
粟柄峠は、高島市の情報ポータルの【高島市歴史散歩】から引用すると、
粟柄峠は、古代の官道である北陸道の一部とも考えられ、近江国の鞆結と
若狭国の弥美を結ぶ最短コースとして、中世以降、琵琶湖と日本海の間を
往来する物資の運搬ルートとして整備された道だったそうです。
当時の人たちは、徒歩で日常的に行き来をする人々は、出発地と目的地を
できるだけ最短で結び、かつできるだけ歩きやすい峠道を選んで通ること
が多かったと思われます。
粟柄峠も近隣の村人達の生活の中での移動に使われることが多かったと考
えられ、登山ルートには、ところどころに古い石畳が残り、かつては多く
の人々が歩いた道であったことが分かります。
(あったような気もしますが・・・・)
峠付近には自然石に彫られた地蔵菩薩像や岩をくりぬいて置かれた石造仏
が祀(まつ)られ、峠越えの安全を願った人々の信仰心をうかがうこともで
きます。(私たちも安全登山をお祈りして合掌)
水上勉の小説『湖の琴』に、福井県の粟柄村に住む主人公の少女が、三味
線や琴の糸取り仕事のため、粟柄峠を越えて滋賀県にやってくる場面があ
り、その情景は「近江へぬける白い一本道の両側の山壁には、葉を落とし
た欅の梢が針のように空へつき出ていて 肌寒い風が吹いていた。」と描写
されています。
風雪の厳しい峠道の今は、スノーシューなどで雪山登山が楽しめるコース
になっています。
栗柄越から赤坂山まで笹道を登っていきます。
以前に赤坂山に訪れたときは、10メートル先は視界ゼロでした。
今日は、素晴らしい眺めです(結構な賑わいです)。
明るい陽射し中、昼食です。
今日はローストビーフと冷えたトマトのハンバーガーです、美味しかった
ですね。
昼食後、展望の良い中央分水嶺(高島トレイル)を寒風まで歩き、そこから
マキノ高原に戻りました。
途中、ビューポイントがあり、福井県側の展望が素晴らしいかったですね。
寒風からマキノ高原に戻る道もブナ林から杉木立の中へ感じの良いところ
でした。
Nさん、Tさん、無事下山お疲れ様でした。
恒例の露天風呂は、マキノ高原温泉さらさでした。
最初に登ったときは雨、何も見えなかったです(;_;)
やっぱりお天気が良いほうが・・・。
わたしたちが登ったのは黒河峠からでしたが・・・。
寒風からの下りブナが素敵でした。
赤坂山ではみなさんそうするのでしょうか。
そのために置いてあるようなもの!
道標を抱えて記念写真・・・。
わたしたちも記念写真を!
少しづつ
身近なお花の知識が!
嬉しいです。
ありがとうございます。
やはり、お天気が一番ですね。
愛発越から始まり、第一区分、第二区分を
歩きましたが、やはり二日とも雨。
乗鞍岳北尾根のブナ林は靄っていましたが
美しかったです。
道標を抱えて記念写真は、皆さんやってい
ましたよ(笑)。
花の知識は、お勉強中です、友人から指導
が飛んできます(笑)。
fu-tyanのレコを拝見して、研究させていた
頂いております、ありがとうございます。
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