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Yamareco

記録ID: 4568436
全員に公開
ハイキング
奥秩父

金峰山〜平日の大弛峠からピストン

2022年08月09日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:40
距離
9.0km
登り
547m
下り
530m

コースタイム

日帰り
山行
5:51
休憩
0:49
合計
6:40
距離 9.0km 登り 547m 下り 548m
6:07
19
6:26
18
標高点2447m
6:44
25
7:09
7:11
11
7:22
7:27
33
8:00
47
鉄山分岐(表示地点)
8:47
8:48
5
8:53
9:08
9
9:17
9:34
48
10:22
51
鉄山分岐(表示地点)
11:13
14
11:27
11:28
33
朝日岳前(東面)の展望岩場
12:01
12:09
20
12:29
18
標高点2447m
12:47
大弛峠
疲労から後半は想定通りペースダウンしています。
天候 晴れ後雲り
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
■ルートはきれいに整備。平坦地点では、ところどころ雨後にぬかるむ可能性あり。■山頂手前の大岩が積み重なる地点ではルートどりを慎重に考えました。身軽な方は、岩をぴょんぴょん飛び歩いていくイメージですが、重なった岩の間に落ちない、モノも落としたらおしまい。高低差もありますので、ジャンプしている若者もいましたが、無理なルートは進まないよう。復路は岩山を越えずに脇を通るルートを見つけることが出来ました。
■夏休みシーズンなので平日でも人は多かったです。復路では、すれ違う人と抜かされる人、百人位いたんじゃないかな。
■駐車場は舗装部、未舗装部、路肩の順に埋まりますが、まったく停められないということはないのでは。早出の人、国師ヶ岳方面の人は帰るのも早いはずで、車の入れ替わりは結構激しいと思います。
■駐車場のトイレ、和式水洗。早朝はハエのわずらわしさもなく平穏です。
平日5時40分に到着。舗装駐車場には3台ほど余裕がありましたがすぐに埋まりました。夏休みシーズンですから。
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平日5時40分に到着。舗装駐車場には3台ほど余裕がありましたがすぐに埋まりました。夏休みシーズンですから。
それでは準備をして大弛峠をスタートします。
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それでは準備をして大弛峠をスタートします。
鬱蒼とした樹林の中を登ります。
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鬱蒼とした樹林の中を登ります。
最初のピーク2447m標高点のあたりと思われます。
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最初のピーク2447m標高点のあたりと思われます。
苔がきれいだな。
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苔がきれいだな。
立ち枯れのシラビソでしょうか。もの悲しいな。
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立ち枯れのシラビソでしょうか。もの悲しいな。
朝日峠に到着
朝日峠には大きなケルンがありました。
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朝日峠には大きなケルンがありました。
朝日岳への登りの途中の小平坦地に再びケルン
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朝日岳への登りの途中の小平坦地に再びケルン
やがて展望が開けたガレ場に出ます。山と高原地図では大ナギと書かれているエリアと思われます。
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やがて展望が開けたガレ場に出ます。山と高原地図では大ナギと書かれているエリアと思われます。
東方面、大弛峠方面を振り返ります。背後は国師ヶ岳・北奥千丈岳ですね。
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東方面、大弛峠方面を振り返ります。背後は国師ヶ岳・北奥千丈岳ですね。
結構、強風の中、立ち枯れの木々を見ながら朝日岳へと向かいます。
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結構、強風の中、立ち枯れの木々を見ながら朝日岳へと向かいます。
今日のコース上、初めて望む金峰山五畳岩
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今日のコース上、初めて望む金峰山五畳岩
大分陽があたってきました。
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大分陽があたってきました。
そして朝日岳山頂に到着。
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そして朝日岳山頂に到着。
甲府名山に選定。金峰山への稜線のピークに過ぎない存在ですが、2579mの標高があります。
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甲府名山に選定。金峰山への稜線のピークに過ぎない存在ですが、2579mの標高があります。
ここではっきりと金峰山の全貌を仰ぐことができました。左は鉄山(くろがねやま)。右を巻いて金峰山へ向かうこととなります。
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ここではっきりと金峰山の全貌を仰ぐことができました。左は鉄山(くろがねやま)。右を巻いて金峰山へ向かうこととなります。
朝日岳を後にして、金峰山を見ながらガレ場を急降下します。
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朝日岳を後にして、金峰山を見ながらガレ場を急降下します。
風格あるなあ。
急降下したところに再び小平坦地とケルン。
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急降下したところに再び小平坦地とケルン。
その先の小さなコブを越えると再び五丈岩を捉えます。大分近づいてきた。
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その先の小さなコブを越えると再び五丈岩を捉えます。大分近づいてきた。
先に進むと、この標識のある平坦地。鉄山東側の鞍部です。金峰山へのルートはこの鞍部から鉄山の北側を巻いていきます。
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先に進むと、この標識のある平坦地。鉄山東側の鞍部です。金峰山へのルートはこの鞍部から鉄山の北側を巻いていきます。
やがて、鉄山への分岐の標柱。これまでこのルートの要所にコース外れ防止の緑ロープが張られているので、これもその意味でロープが張られているものと理解。甲府名山選定されているようですが、体力温存のためスルー。
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やがて、鉄山への分岐の標柱。これまでこのルートの要所にコース外れ防止の緑ロープが張られているので、これもその意味でロープが張られているものと理解。甲府名山選定されているようですが、体力温存のためスルー。
金峰山への最後の緩やかな登り(帰路撮影)
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金峰山への最後の緩やかな登り(帰路撮影)
シャクナゲの中を歩いていけば、
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シャクナゲの中を歩いていけば、
露岩の賽の河原で視界が一気に開けました。
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露岩の賽の河原で視界が一気に開けました。
眼下に瑞牆山。その奥は八ヶ岳ですが霞んでます。
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眼下に瑞牆山。その奥は八ヶ岳ですが霞んでます。
金峰山方面に向けて
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金峰山方面に向けて
大きな岩が積み重なる所、ものを落とさないように、そして自分も落ちないように注意深く進めば、
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大きな岩が積み重なる所、ものを落とさないように、そして自分も落ちないように注意深く進めば、
金峰山の山頂部に到着。着いたー。二つ山頂標がありました。奥に甲府名山の標柱があります。(この近いところに三角点もありました。後ほどまた戻ってきます。)
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金峰山の山頂部に到着。着いたー。二つ山頂標がありました。奥に甲府名山の標柱があります。(この近いところに三角点もありました。後ほどまた戻ってきます。)
そして目の前の広場の向こうに五丈岩がドオーン。広い山頂なのでまずは五丈岩方面に行ってみます。
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そして目の前の広場の向こうに五丈岩がドオーン。広い山頂なのでまずは五丈岩方面に行ってみます。
まず正面から。
そして五丈岩をバックに山梨百名山の標柱。ここで写真を撮っていただきました。
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そして五丈岩をバックに山梨百名山の標柱。ここで写真を撮っていただきました。
五条岩の脇に来ました。三角点方面を見渡します。
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五条岩の脇に来ました。三角点方面を見渡します。
そして裏側に回り込むと石の祠がありました。登山の無事をお祈り。
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そして裏側に回り込むと石の祠がありました。登山の無事をお祈り。
山頂は多くが金桜神社の境内なのですね。
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山頂は多くが金桜神社の境内なのですね。
この窟屋も何かお祀りしているのでしょうか。
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この窟屋も何かお祀りしているのでしょうか。
眼前には金峰山の西側、千代ノ吹上や砂払ノ頭を経て富士見平への稜線を見ることが出来ました。
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眼前には金峰山の西側、千代ノ吹上や砂払ノ頭を経て富士見平への稜線を見ることが出来ました。
五丈岩の裏側から三角点方面に戻ります。
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五丈岩の裏側から三角点方面に戻ります。
改めて甲府名山の標柱と先ほどは見逃していた三角点。
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改めて甲府名山の標柱と先ほどは見逃していた三角点。
古い三角点標石でした。三等三角点「金峯」2592.21m。
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古い三角点標石でした。三等三角点「金峯」2592.21m。
三角点(左後方)の近くにもう一つの古い標柱
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三角点(左後方)の近くにもう一つの古い標柱
振り返って五丈岩も見納め。
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振り返って五丈岩も見納め。
来るときは人の流れで右手の高岩を越えてきましたが結構スリリング。帰りは正面のトンネル状になったところを潜って戻ることにしました。おそらく、三角点より高い標高点2599mは右の高い岩の上を指しているものと思います。
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来るときは人の流れで右手の高岩を越えてきましたが結構スリリング。帰りは正面のトンネル状になったところを潜って戻ることにしました。おそらく、三角点より高い標高点2599mは右の高い岩の上を指しているものと思います。
さあ帰ろう。あと半分。
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さあ帰ろう。あと半分。
先ずは賽の河原に向けて。
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先ずは賽の河原に向けて。
振り返って金峰山頂方面。
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振り返って金峰山頂方面。
小川山から続く廻目平の岩峰群かな。
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小川山から続く廻目平の岩峰群かな。
通過点の朝日岳、遠くに見える。。
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通過点の朝日岳、遠くに見える。。
賽の河原を後にします。
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賽の河原を後にします。
鉄山分岐点通過。ここも体力温存のためスルーしました。
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鉄山分岐点通過。ここも体力温存のためスルーしました。
鉄山東面の鞍部
ここから朝日岳に向かって登りが続きます。
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ここから朝日岳に向かって登りが続きます。
段々と日差しも強く暑くなってきてバテ気味。分かっていても帰り道が辛い。
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段々と日差しも強く暑くなってきてバテ気味。分かっていても帰り道が辛い。
それでも振り向けば金峰山から結構歩いてきました。まだ11時前だけど結構雲が多くなってきました。
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それでも振り向けば金峰山から結構歩いてきました。まだ11時前だけど結構雲が多くなってきました。
そして朝日岳への急登の始まる手前のケルン。勝負所。
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そして朝日岳への急登の始まる手前のケルン。勝負所。
ゆっくりと一歩一歩。
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ゆっくりと一歩一歩。
五丈岩よ、さようなら。
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五丈岩よ、さようなら。
とにかく前に歩こう。。
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とにかく前に歩こう。。
疲れを紛らせるため足元の花を撮影したりして、
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疲れを紛らせるため足元の花を撮影したりして、
ああ、進んでいれば必ず辿り着くものだよ、朝日岳の山頂。
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ああ、進んでいれば必ず辿り着くものだよ、朝日岳の山頂。
朝日岳を後にします。最後まで気を抜かないで頑張ろう。
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朝日岳を後にします。最後まで気を抜かないで頑張ろう。
しばらくザレた感じの道。
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しばらくザレた感じの道。
兎に角、前回、権現山で木の枝に足もしくはストックを引っかけてなぜか顔からこけた私は、疲れを感じながらも足元に最善の注意を払いながら進んでいます。そうすると足元に白いものが??往路では気づかないものが見えてくる(笑)
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兎に角、前回、権現山で木の枝に足もしくはストックを引っかけてなぜか顔からこけた私は、疲れを感じながらも足元に最善の注意を払いながら進んでいます。そうすると足元に白いものが??往路では気づかないものが見えてくる(笑)
こういう道もあとしばらく。
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こういう道もあとしばらく。
何とか天気も持ってくれそうだ。
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何とか天気も持ってくれそうだ。
ここで季節外れのシャクナゲを一株見っけ。。これも疲労で牛歩の復路ならではのご褒美。
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ここで季節外れのシャクナゲを一株見っけ。。これも疲労で牛歩の復路ならではのご褒美。
大ナギのガレ場に到着。手前の黒々し高みを越えればゴールインだな。
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大ナギのガレ場に到着。手前の黒々し高みを越えればゴールインだな。
まだ、青空もある。
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まだ、青空もある。
自然の猛威はすごいですね。
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自然の猛威はすごいですね。
結構、多数の人に道を譲りながら朝日峠までたどり着きました。内転筋も股関節もかなり疲れているな、
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結構、多数の人に道を譲りながら朝日峠までたどり着きました。内転筋も股関節もかなり疲れているな、
最後の高みを越えました。林道が眼下に見えます。躓かない、転ばないでゴールしよう
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最後の高みを越えました。林道が眼下に見えます。躓かない、転ばないでゴールしよう
そしてゴール。無事に戻ってきました。ゆっくりでも前に歩みを進めている限り辿り着くものですね。結構達成感感じました。早く出発したから余裕をもって行動できたのかよかったです。
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そしてゴール。無事に戻ってきました。ゆっくりでも前に歩みを進めている限り辿り着くものですね。結構達成感感じました。早く出発したから余裕をもって行動できたのかよかったです。
大弛小屋の喫茶・売店は平日はやっていませんでした。金峰山のバッジはゲットできず。次のお楽しみ。
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大弛小屋の喫茶・売店は平日はやっていませんでした。金峰山のバッジはゲットできず。次のお楽しみ。
改めて鳥観図で今日歩いたルートを確認。
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改めて鳥観図で今日歩いたルートを確認。
涼しい風に火照った体もクールダウン。そろそろ帰ろう。
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涼しい風に火照った体もクールダウン。そろそろ帰ろう。
談合坂SAで今日初めてのしっかりしたご飯でした。
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談合坂SAで今日初めてのしっかりしたご飯でした。
お土産はこれ。お疲れさん。有難うございました。
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お土産はこれ。お疲れさん。有難うございました。

感想

最近は近場での低山歩きが多く、久しぶりに気合の入った山行となりました。最近の猛暑・天候急変、そして高い山ということもあり、勝負は午前中。車中泊ができる環境でもないので、山梨県内に前泊し、早朝に登山口に向かいました。金峰山の往復、累積標高はそれほどありませんが、小さなアップダウンが続く稜線で後半の疲労を計算に歩き始め。風は強いが気持ちの良い山歩きが続きます。それでも、寝不足に加え日頃の体力不足から、復路の朝日岳への登り以降は足の疲労がピーク。でもこれも想定内の展開で、前回、権現山で転倒した反省もあり、今回は超スローペースではありましたが、躓いたり滑ったりすることもなくゆっくりと下山できました。雷が嫌だったので、早めの出発が奏功し、気分的にも余裕をもって行程を終えることが出来ました。
この夏は、別の大きな計画を立てていましたが、コロナや諸々の理由で頓挫。急遽代わったイベントが金峰山登山でした。最近の自分の山行実績を見ても、少し、厳しい行程かなと思っていましたが、以前、国師ヶ岳を散策した時に見た金峰山の雄大な山容に惹かれていたこともありチャレンジ。想定通りにちょっとしんどいルートでしたが、体力限度を想定し、いかに消耗をコントロールして無事に下山するかというゲーム感覚を楽しむ自分もいて、いつになく達成感と充実感を味わった山行でした。

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