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Yamareco

記録ID: 4570580
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

鳳凰山~↑ドンドコ谷↓中道~

2022年08月09日(火) ~ 2022年08月10日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
16:37
距離
16.0km
登り
2,073m
下り
2,128m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:43
休憩
0:25
合計
7:08
距離 5.5km 登り 1,383m 下り 148m
8:27
181
スタート地点
11:28
11:39
145
14:04
14:18
77
15:35
鳳凰小屋の下方(電池切れ)
2日目
山行
8:46
休憩
0:41
合計
9:27
距離 10.5km 登り 712m 下り 1,999m
4:53
81
6:14
6:16
24
6:40
6:42
53
7:35
7:48
41
8:29
8:52
56
9:48
55
10:43
134
12:57
12:58
38
14:20
ゴール地点
一日目最後に携帯が電池切れ。
鳳凰小屋到着は16時頃。
天候 晴一時曇り、9日夕方ににわか雨
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉駐車場(バイク2日800円。車は倍額)

青木鉱泉までの道の一部&青木鉱泉駐車場は未舗装。
コース状況/
危険箇所等
明確な危険箇所はないが、風化花崗岩の山なので崩壊の進む谷が多く、その影響をうけ細かいルート変更が行われており、少々迷いやすい場所があるので注意。

【ドンドコ谷下部(青木鉱泉〜♨マーク地点)】林道or整備された遊歩道。尾根から流れてきた土砂でできた部分を歩く。道の整備もよく歩きやすい。
【ドンドコ谷中部(♨マーク地点〜南精進ヶ滝)】崩壊する谷を高巻きに進むルート。道の整備はよい。
【ドンドコ谷上部(南精進ヶ滝〜五色の滝)】谷の東側を急登するルート。ドンドコ谷そばを歩く区間はわずかで、東側にある尾根を少しずつ切り替えながら登っていくため、急登と谷を渡るルートを繰り返す。谷の崩壊による細かいルート変更があり、注意が必要。ピンクテープ・赤ペンキによるルート案内は丁寧で、道そのものの整備はよくされている。
【五色の滝〜鳳凰小屋付近】なだらかな川沿いのルート。

【鳳凰小屋〜地蔵ヶ岳】整備された登山道。地蔵ヶ岳手前の「賽の河原」は風化しきった花崗岩が砂になったものが斜面を覆う。登山道を歩く限りは問題なし。
【地蔵ヶ岳〜観音ヶ岳〜薬師ヶ岳】景色のいい尾根筋の歩きやすい道。標高差もそれほどない。

【中道上部(薬師岳〜2050m付近)】風化花崗岩の山の尾根近くをたどる道。傾斜の少ない部分は登山道の部分がへこむような道になっているが、整備は行き届いていて歩きゃすい。傾斜の急な部分は荒れている。
【中道下部(2050m付近〜登山口)】尾根筋の整備された樹林帯を、整備された林業作業道レベルの歩きやすい道が続く。急傾斜地もあるが、ジグザクに道がつけられていて、道の傾斜自体は厳しくない。林道出合から下はより緩やかなジグザグ道になるが、たまに倒木がありそれに伴う迂回路が複数箇所あり、迂回路の方が難易度が高い場合も多いので注意。

【林道〜青木鉱泉】非常によく整備された未舗装林道。
なお、青木鉱泉から「中道」と表示された看板があるが、これで進めるのは橋のない川を渡るルート。今回は渡れたが、天候を見て利用を。なお林道側からこのルートへの案内はない。
ドンドコ谷下部。
谷に流れ込んできた土砂の扇状地様の地形を歩く。

土砂の風化が進んでいるため、結果的には歩きやすい。
細かくルート変更はある模様(迷う要素ではない)。
2022年08月09日 09:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/9 9:23
ドンドコ谷下部。
谷に流れ込んできた土砂の扇状地様の地形を歩く。

土砂の風化が進んでいるため、結果的には歩きやすい。
細かくルート変更はある模様(迷う要素ではない)。
♨マークやや下にある谷。
こういう場所は年ごとに徒渉地点が変わるらしく、こういう場所で迷うと難儀する(自分はもっと上の方でそれをやった)。

とにかくピンクテープに注目。
2022年08月09日 09:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/9 9:43
♨マークやや下にある谷。
こういう場所は年ごとに徒渉地点が変わるらしく、こういう場所で迷うと難儀する(自分はもっと上の方でそれをやった)。

とにかくピンクテープに注目。
♨マークから高巻き部に登る部分を上から見た写真。

登山道は手前から右手前にUターンする。
が左前にけものみちもある。

どうとでも歩ける山ならではの悩み。
2022年08月09日 10:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/9 10:07
♨マークから高巻き部に登る部分を上から見た写真。

登山道は手前から右手前にUターンする。
が左前にけものみちもある。

どうとでも歩ける山ならではの悩み。
2022年08月09日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/9 11:15
南精進ヶ滝
2022年08月09日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/9 11:28
南精進ヶ滝
南精進ヶ滝。
2022年08月09日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/9 11:31
南精進ヶ滝。
2022年08月09日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/9 11:45
2022年08月09日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/9 11:54
2022年08月09日 15:34撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
8/9 15:34
新しい朝が来た
2022年08月10日 05:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 5:04
新しい朝が来た
賽の河原を下から見た写真
2022年08月10日 05:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 5:27
賽の河原を下から見た写真
賽の河原を下から見た写真
2022年08月10日 05:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 5:32
賽の河原を下から見た写真
賽の河原上部。
地蔵ヶ岳が近いようで(体力的に)遠いw
2022年08月10日 05:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 5:37
賽の河原上部。
地蔵ヶ岳が近いようで(体力的に)遠いw
賽の河原から観音ヶ岳を望む
2022年08月10日 05:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 5:44
賽の河原から観音ヶ岳を望む
地蔵ヶ岳看板とオベリスク
2022年08月10日 06:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/10 6:04
地蔵ヶ岳看板とオベリスク
オベリスク近くの花
2022年08月10日 06:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/10 6:13
オベリスク近くの花
オベリスク近くの祠より
2022年08月10日 06:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/10 6:15
オベリスク近くの祠より
オベリスク近くから観音ヶ岳を望む。

後ろには富士山が。
2022年08月10日 06:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 6:17
オベリスク近くから観音ヶ岳を望む。

後ろには富士山が。
オベリスク近くのお地蔵様
2022年08月10日 06:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 6:17
オベリスク近くのお地蔵様
地蔵ヶ岳
2022年08月10日 06:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/10 6:22
地蔵ヶ岳
2022年08月10日 06:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 6:43
赤抜沢ノ頭方向を望む
2022年08月10日 06:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 6:49
赤抜沢ノ頭方向を望む
観音ヶ岳を望む

ロックロックしてるw
2022年08月10日 06:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/10 6:55
観音ヶ岳を望む

ロックロックしてるw
北岳・間ノ岳方向。

実はこのとき、そうだとは気づいておらず…気づいたときには雲がかかり始めていたという…
2022年08月10日 08:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 8:04
北岳・間ノ岳方向。

実はこのとき、そうだとは気づいておらず…気づいたときには雲がかかり始めていたという…
2022年08月10日 08:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 8:27
観音ヶ岳山頂から薬師ヶ岳方向を望む。
富士山が借景。
2022年08月10日 08:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/10 8:34
観音ヶ岳山頂から薬師ヶ岳方向を望む。
富士山が借景。
2022年08月10日 09:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 9:03
薬師ヶ岳山頂から観音ヶ岳方向を望む
2022年08月10日 09:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/10 9:25
薬師ヶ岳山頂から観音ヶ岳方向を望む
2022年08月10日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 9:41
中道上部。
風化花崗岩をすこしえぐるように進む登山道。

関西人的には見慣れた登山道ですが、植生がシャクナゲと針葉樹でそこが違う。
2022年08月10日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 10:21
中道上部。
風化花崗岩をすこしえぐるように進む登山道。

関西人的には見慣れた登山道ですが、植生がシャクナゲと針葉樹でそこが違う。
中道は基本的に歩きやすいのですが、明確な休憩地点がないのが難点(まあ、休んで見るまでの景観がない)。
なぜか「山頂まで○km」的な案内もない。

途中にある唯一の休憩地点・御座石。
2022年08月10日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 10:46
中道は基本的に歩きやすいのですが、明確な休憩地点がないのが難点(まあ、休んで見るまでの景観がない)。
なぜか「山頂まで○km」的な案内もない。

途中にある唯一の休憩地点・御座石。
中道下部は整備された植林地(?)を進む道。
2022年08月10日 12:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/10 12:00
中道下部は整備された植林地(?)を進む道。

感想

歳を追うごとに「しない理由付け」だけが増えていく気がするのです。

登山はその典型例。「体力の準備不足」を(なぜか)伝家の宝刀のように抜いてしまいたくなる衝動に駆られる。この夏も状況は同じ。「天候が夏にしては不安定」という言い訳まで加わった。登山しない理由を集めただけでポーカーができそうな勢い。

とはいえ、家にいても何をするわけでもない。
いくつか候補を挙げた上で、登山道具をザックにしまい、「えいや!」とバイクで諏訪まで。
天気予報的には比較的南の方が安定するのでは、ということで、今回は鳳凰三山に登ることに。


…いやあ…きつかったw
なにげに大きな新ザックのデビュー戦&久しぶりのテント持参(ここ数年、泊まりがけ登山でもツエルト利用だった)。
「南アルプスの前衛峰」のイメージですが、きっちり高度はある。風化花崗岩の山で水がしみこんでしまうのか、湧き水がないもの痛い(逆になぜあの鳳凰小屋には豊富に水がでるのか不思議なくらい)。

コースタイムを大幅に超過して、ヘロヘロになりながら鳳凰小屋へ。
「明日は空荷で山頂ふんで、帰りはピストンかな?」と思いながら寝て、起きたのが午前3時。
なんとなく欲が出て、朝食を食った後テントをたたんで、朝5時に出発。ほんとはもうちょっと早くでたかったが、ヘッドライトが電池切れしてた(涙)

鳳凰小屋から山稜付近は素晴らしい、と一言。
そこまで傾斜もないので、高度の割には高山病も出にくい(と思う)。
稜線歩きを堪能させていただきました。

帰りは中道経由。
登山道そのものは歩きやすいのですが…景観が変わらない上「○○まであと△km」みたいな表示がないので、どこまで進んだのかがわからん。
幾度となくヤマレコアプリで現在地を確認することに。


下山途中、少々左膝が痛むも、サポーターがないときのことを考えれば許容範囲。
ただ、新しいザックはどうも出っ張った腹と相性がよくないようす。
このザックといい関係になるためには、もっと減量にいそしまなければならなさそうです。

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4/5
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