鳳凰山~↑ドンドコ谷↓中道~
- GPS
- 16:37
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,073m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:08
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:27
鳳凰小屋到着は16時頃。
天候 | 晴一時曇り、9日夕方ににわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉までの道の一部&青木鉱泉駐車場は未舗装。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
明確な危険箇所はないが、風化花崗岩の山なので崩壊の進む谷が多く、その影響をうけ細かいルート変更が行われており、少々迷いやすい場所があるので注意。 【ドンドコ谷下部(青木鉱泉〜♨マーク地点)】林道or整備された遊歩道。尾根から流れてきた土砂でできた部分を歩く。道の整備もよく歩きやすい。 【ドンドコ谷中部(♨マーク地点〜南精進ヶ滝)】崩壊する谷を高巻きに進むルート。道の整備はよい。 【ドンドコ谷上部(南精進ヶ滝〜五色の滝)】谷の東側を急登するルート。ドンドコ谷そばを歩く区間はわずかで、東側にある尾根を少しずつ切り替えながら登っていくため、急登と谷を渡るルートを繰り返す。谷の崩壊による細かいルート変更があり、注意が必要。ピンクテープ・赤ペンキによるルート案内は丁寧で、道そのものの整備はよくされている。 【五色の滝〜鳳凰小屋付近】なだらかな川沿いのルート。 【鳳凰小屋〜地蔵ヶ岳】整備された登山道。地蔵ヶ岳手前の「賽の河原」は風化しきった花崗岩が砂になったものが斜面を覆う。登山道を歩く限りは問題なし。 【地蔵ヶ岳〜観音ヶ岳〜薬師ヶ岳】景色のいい尾根筋の歩きやすい道。標高差もそれほどない。 【中道上部(薬師岳〜2050m付近)】風化花崗岩の山の尾根近くをたどる道。傾斜の少ない部分は登山道の部分がへこむような道になっているが、整備は行き届いていて歩きゃすい。傾斜の急な部分は荒れている。 【中道下部(2050m付近〜登山口)】尾根筋の整備された樹林帯を、整備された林業作業道レベルの歩きやすい道が続く。急傾斜地もあるが、ジグザクに道がつけられていて、道の傾斜自体は厳しくない。林道出合から下はより緩やかなジグザグ道になるが、たまに倒木がありそれに伴う迂回路が複数箇所あり、迂回路の方が難易度が高い場合も多いので注意。 【林道〜青木鉱泉】非常によく整備された未舗装林道。 なお、青木鉱泉から「中道」と表示された看板があるが、これで進めるのは橋のない川を渡るルート。今回は渡れたが、天候を見て利用を。なお林道側からこのルートへの案内はない。 |
写真
感想
歳を追うごとに「しない理由付け」だけが増えていく気がするのです。
登山はその典型例。「体力の準備不足」を(なぜか)伝家の宝刀のように抜いてしまいたくなる衝動に駆られる。この夏も状況は同じ。「天候が夏にしては不安定」という言い訳まで加わった。登山しない理由を集めただけでポーカーができそうな勢い。
とはいえ、家にいても何をするわけでもない。
いくつか候補を挙げた上で、登山道具をザックにしまい、「えいや!」とバイクで諏訪まで。
天気予報的には比較的南の方が安定するのでは、ということで、今回は鳳凰三山に登ることに。
…いやあ…きつかったw
なにげに大きな新ザックのデビュー戦&久しぶりのテント持参(ここ数年、泊まりがけ登山でもツエルト利用だった)。
「南アルプスの前衛峰」のイメージですが、きっちり高度はある。風化花崗岩の山で水がしみこんでしまうのか、湧き水がないもの痛い(逆になぜあの鳳凰小屋には豊富に水がでるのか不思議なくらい)。
コースタイムを大幅に超過して、ヘロヘロになりながら鳳凰小屋へ。
「明日は空荷で山頂ふんで、帰りはピストンかな?」と思いながら寝て、起きたのが午前3時。
なんとなく欲が出て、朝食を食った後テントをたたんで、朝5時に出発。ほんとはもうちょっと早くでたかったが、ヘッドライトが電池切れしてた(涙)
鳳凰小屋から山稜付近は素晴らしい、と一言。
そこまで傾斜もないので、高度の割には高山病も出にくい(と思う)。
稜線歩きを堪能させていただきました。
帰りは中道経由。
登山道そのものは歩きやすいのですが…景観が変わらない上「○○まであと△km」みたいな表示がないので、どこまで進んだのかがわからん。
幾度となくヤマレコアプリで現在地を確認することに。
下山途中、少々左膝が痛むも、サポーターがないときのことを考えれば許容範囲。
ただ、新しいザックはどうも出っ張った腹と相性がよくないようす。
このザックといい関係になるためには、もっと減量にいそしまなければならなさそうです。
いいねした人