お盆、釈迦如来様に手を合わす【釈迦ヶ岳】ミヤコ笹の美しい尾根
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- GPS
- 06:54
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,054m
コースタイム
天候 | ほぼ晴天、9時くらいに下から雲が上がってきたが、しばらくするとまたいいお天気に。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口~釈迦ケ岳~大日岳は正規登山道。 しっかりとした山道で道標もあり迷うことはないでしょう。 大日岳からの復路は避難小屋あたりから谷に下りて沢沿いを進み途中から正規ルートの1434ピークに向けて登り返します。 沢からピークへの登りは踏跡は無く激急尾根登りです。 |
写真
感想
お盆休み直前で「山の日」の山行は、前から行きたかった大峯の「釈迦ヶ岳」へ行きました。
奈良県五条市から国道168号線を南下して十津川村に入ります。旭橋を渡り、旭川沿いの林道をしばらく行くと、太尾登山口へたどり着きます。今日も同行者の暑さ対策の為早朝(深夜ともいう)に家を出てまだ暗い駐車場には4時頃到着しました。既に先着車が5,6台駐車されています。
車中で朝食のサンドイッチをほおばり、身支度を整えて、4時半スタートです。辺りはほんのり明るくなりかけていました。
まずは、1465分岐目指して歩き出します。まだ薄暗いので、ヘッデン点けて注意深く進みます。1465分岐手前辺りから、とても気持ちの良い、ミヤコザサの尾根道歩きが楽しめます。ただ、朝露で足元がかなり濡れてしまいました。
コバイケイソウは既に立枯ており、今はトリカブトが目につきました。「吉田の森」「千丈平」と絶景を楽しみながら「釈迦ヶ岳」へと到着です。
頂上には釈迦如来様が安置されており、静かに手を合わせます。そして、360度の眺望があり、八経ヶ岳や大峰奥駆道の北方面、金剛山、葛城山等、展望を満喫できました。
頂上を後にして、大日岳へと向かいます。やはり、笹が道脇に群生しており、だんだんと登山道が覆われ少し見にくくなっていきます。
しばらく笹のガレ道を下ると、深仙小屋が見えてきます。香精水という水場を訪れましたが水は湧いてませんでした。
さあ、いよいよ、「大日岳」のクサリ場到着です。大きな岩の辺りでは緊張感マックス。怖さで下を見られませんでした。必死で足場手元に集中し何とか登り切ることができて、頂上におられた「大日如来」様に感謝のお祈りをして下山しました。
下山道は深仙小屋近くから、滝川沿いに下り、P1434へ登り返すルートを選択しましたが、登り返しに選んだ尾根が登りづらく、手こずりました。
お釈迦様に「そう簡単にはいかないよ」と諭されているようで、
改めて真摯な気持ちを呼び起こして下さったようでした。
気持ちよすぎる笹原の尾根道は楽園でしたが、対照的に修験の山らしい厳しさも感じた山行となりました。
本日も無事下山ありがとうございました。
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