聖岳 (便ガ島からピストン)


- GPS
- 11:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,224m
- 下り
- 2,224m
コースタイム
天候 | 天気予報どおりのピーカンでした! ほんとに最高の天気♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(車中泊はこちら。炊事場・食事場・トイレ完備。一人500円) (430K) |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪は,薊畑手前の標高2200〜2400mあたりと,薊畑から小聖岳の間, 聖岳頂上直下の20mほどに残っているだけです。 その頂上直下の残雪も,ボクが歩いた11時前後には雪がゆるんで, アイゼンもピッケルも必要なし。 |
写真
感想
単独日帰り弾丸ツアー,今日は南アルプス最南の3000m峰・聖岳です。
先週末も鈴鹿に山歩きに行ったので,今週末は山には行かないつもりでした。
しかーし,ヤマテンではどうやら日曜日が最高の天気になりそうな予報。
北アでも中央でも南アでも,どこもピーカンになりそうです。
来週,再来週は土日が仕事でつぶれることを考えると,
「これはもう行くしかないでしょう」
ということで,ターゲットは「今年はぜひ行ってみたい」と思っていた聖岳です。
土曜の午後に家を出て,暗くなる前に便ガ島に到着して車中泊。
この便ガ島までの林道がけっこういやらしかったな。
もちろん道は狭いし,落石はバラバラ落ちてるし,ダート(未舗装路)も長かったし‥‥。
ジムニーに乗っていたころなら,大喜びだっただろうけど,ハイゼットワゴンではねぇ。
翌朝4時半,便ガ島を出発。
西沢渡から標高差1300mを登って薊畑まで,ほとんど展望のない樹林帯のひたすら登り。
それでも,なんとなく森の表情が少しずつ変化して,
「南アルプスらしい」といえば,らしい登山道でした。
薊畑からはお待ちかねの稜線歩きなのですが,
2600mを越える小聖岳までは,残雪の残る低灌木帯を歩きました。
枝をかき分けたり,身をかがめたりして進む道のりがけっこう疲れました。
そして,小聖岳から上はまさに,さえぎるもののない稜線。
聖岳山頂からの大展望は感動でした。
雲もほとんどない真っ青な空。
まだまだ雪の残る峰々が白くくっくりと浮かび上がって,
言葉では言い表せないような美しさ。
奥聖往復をふくめて,山頂には1時間もいましたが,
その間,ボクの聖岳独り占め状態でした。
毎度のことながら,「こんな無理な弾丸ツアー,もう身が持たない」と感じながらも,
好天をねらって,軽い荷物でサッと行って,サッと帰ってくる‥‥
その魅力にとりつかれています。
体をこわさないように(とくにヒザ),念入りに耐久力をつけて,
なんとかもう少しの間,こういう登り方がしたいです。
今回も限界に近かったけど,すばらしい山行になりました。
聖岳はでっかくて,途中,登山者に3人しか出会わなかった,静かな山でした。
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