南ア百名山コンプリート！荒川小赤石周回

2022年08月11日(木) ~ 2022年08月13日(土)

• GPS: 56:21
• 距離: 54.2km
• 登り: 4,299m
• 下り: 4,490m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:24

7:58 椹島ロッジ
8:09 8:10 滝見橋
10:21 10:21 小石下
11:52 12:19 清水平
13:06 13:06 蕨段
13:16 13:26 見晴岩
14:33 14:48 駒鳥池
14:54 14:54 駒鳥池駐車場
15:22 千枚小屋

2日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 1:39
• 合計: 9:14

5:47 千枚小屋
6:31 6:40 千枚岳
7:22 7:28 丸山
8:05 8:06 悪沢岳
9:04 9:17 荒川中岳避難小屋
9:21 9:21 中岳
9:36 9:43 お花畑（荒川前岳南東斜面）
10:15 10:39 荒川小屋
11:11 11:28 大聖寺平
12:25 12:26 小赤石岳の肩
12:40 12:40 小赤石岳
12:49 12:52 赤石岳・小赤石岳間分岐
13:21 13:38 北沢源頭
14:33 14:34 富士見平
15:01 赤石小屋

3日目

• 山行: 7:46
• 休憩: 2:57
• 合計: 10:43

5:36 赤石小屋
7:10 7:11 カンバ段
8:31 10:48 椹島ロッジ
10:57 10:57 牛首峠
11:09 11:09 聖岳東尾根入山口
11:24 11:25 聖沢登山口
13:09 13:10 中ノ宿吊橋
14:01 14:01 青薙山登山口
15:04 15:22 畑薙ダムゲート前
15:40 15:40 畑薙第１ダム
16:00 16:19 臨時駐車
16:19 ゴール地点

天候

1日目：晴れのち雨
2日目：曇り時々雨
3日目：雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙第一ダム夏期臨時駐車場にとめて、おなじみ特殊東海フォレストの送迎バスで椹島へ。帰りは台風のめ林道が通行止めとなったため、20km歩き。TJAR状態。。。

コース状況／危険箇所等

南アルプス南部の場合、稜線で危険なルートはあまりないですが、樹林帯のトラバースルートに注意する場所が多いと思います。幸い崩落はありませんでした。
北アルプスと違って、傾斜は緩やかですが、距離が長いので、コースタイムは結構厳し目です。

その他周辺情報

林道を歩ききって、椹島で予約しておいた白樺荘に投宿。県道は通行止めでも自己責任では通過できるようですが、結果東名も台風で通行止めだったので、泊まってよかった。１泊２食付きでなんと６９９０円！しかも料理はおいしい！生もうまい！。天然温泉露天風呂サイコー。個室と山小屋とは大違いですね。椹島に泊まって翌日の林道開通を待つという選択肢もありましたが、おかげで朝食食べて即出発、渋滞にも巻き込まれず昼前には帰宅できました。

写真

8/11 6:19

実に4年ぶりにここに帰ってきました。

8/11 7:41

バスに1時間揺られて椹島へ。乗り心地最悪。。。

8/11 8:10

予報だと天気がいいのは今日だけ。。。

8/11 8:13

千枚大橋からクライムオン！

8/11 9:14

まず最初のチェックポイント、鉄塔下。ここまでが急登なんだとか。

8/11 9:28

荒川三山が見えました。

8/11 9:53

林道にぶつかりました。この林道千枚小屋の直下までいっていて、なにやら特別にそこまで車で連れてってくれるツアーがあるんだとか。

8/11 12:12

清水平で水がぶ飲み。正直このあたりまで眠くて、アイスコーヒーを飲みました。

8/11 13:17

この3日間一の眺望。以上。

8/11 13:18

小赤石。赤石は雲のなか。

8/11 14:33

池です。名前忘れた。

8/11 16:15

キツかったですが、本日の宿泊地、千枚小屋に到着。テン場は空いています。

8/11 17:40

千枚小屋はきれいでした。

8/11 18:08

少しまったりしたのち、夕食。焼肉焼いて、ガーリックピラフにのせて食べました。

8/12 6:33

2日目、早朝は晴れ間も覗いています。

8/12 6:33

千枚岳に登頂！

8/12 8:02

そして今回の核心部、荒川東岳こと、悪沢岳に登頂しました。これで日本百名山第58座目でございます。お約束の三角点が見当たらない。。。

8/12 8:12

そして荒川三山の3000mスカイライン！

8/12 9:15

中岳避難小屋へ。なんとコーラは売り切れ。。。

8/12 9:21

そして荒川中岳をゲット。

8/12 9:21

ここには三角点ありましたので、タッチ。前岳は面倒なのでパス。

8/12 9:38

そして荒川小屋へ下降。

8/12 9:44

有名な天空のお花畑。満開でした。

8/12 10:38

荒川小屋に到着。時間がないので、カレーは断念しました。

8/12 12:25

本日多分最後の登り。

8/12 12:40

小赤石岳に登頂。このあと下降点で、4年前のルートとつながりました。

8/12 15:41

稜線からの下りはずっと小雨で写真はなし。予定通り15時に赤石小屋に到着して、とりあえず乾杯！

8/12 15:48

もうすぐ夕食なのですが、今日まともな食事をしていないので、カップヌードルリフィルをいただきました。

8/12 16:11

久々の小屋泊。片バンク独り占め。どうやら連絡なしで当日不泊の人が結構いたそう。この山域電波繋がらないので、山はいったら連絡しようがないんですけどね。小屋に頼めばいいのですが。

8/12 17:01

小屋の夕食。生姜焼き。味噌汁が美味しかった。
小屋番の方から、林道通行止めで明日の送迎バスは出ないことを聞かされ、全員ザワザワ。。。

8/13 4:32

朝食。珍しい川魚でした。

8/13 5:35

3日目。とりあえず椹島へ降りて、そこから出たとこ勝負。コースタイム4時間かー。

8/13 5:34

赤石小屋、こじんまりしたいい小屋でした。

8/13 8:26

今日はずっと雨で写真一切なく、下山。1時間巻いてしまった。

8/13 10:23

椹島では携帯が繋がるので、情報収集。小屋で聞いたように林道は通行止めで送迎はなし。明日も道路状況次第ということ。沼平から先の県道も静岡までどのルートも昨晩から通行止め。ほとんどの人が椹島に泊まる選択をしていましたが、少しでも不確定要素を減らしたいので、林道を歩くことを決断。その先の県道が通れないときに備え、白樺荘に電話して、一部屋予約しておきました。ナイスジャッジかな？

8/13 11:24

前々回下山、前回入山した聖岳登山口。ここまでは快調。

8/13 11:29

増水してます。

8/13 11:30

何箇所か車が通れそうもない崖崩れがありましたが、これは極め付け。どう考えても人では動かせない岩が。。。

8/13 11:53

ダムも絶賛放水中です。

8/13 13:10

笊ヶ岳登山口。

8/13 13:50

畑薙大橋。

8/13 14:30

前々回入山した茶臼大橋まできました。この先でこの山業初TAJRの選手と遭遇。

8/13 15:05

沼平ゲートまで来ました。

8/13 15:40

あともうちょい。ダムを歩いて渡ります。このあと20分ほどで臨時駐車場に到着。お疲れ様でした。

8/13 18:06

ここからは延長戦。どうやら県道は通行止めといっても自己責任で通れるらしいのですが、もう足裏がボロボロなので、予定通り泊まって明日朝帰ることにしました。
夕食は岩魚の唐揚げ、生姜焼きなどゴージャス。

8/13 18:09

これにアジフライビールセットも追加。

8/13 18:12

静岡麦酒。写真撮る前に飲んじゃいました。

8/14 7:01

そして朝食も山小屋と違ってゆっくり。シャケが塩辛くておいしい。

8/14 7:14

この温泉で足裏やら股擦れがだいぶ癒されました。

8/14 7:28

白樺荘お世話になりました。

8/14 8:58

道中TJAR選手4人と遭遇。声援の送りました。

8/14 9:34

午前中は東名上りは渋滞もなく、快適。下はすごい渋滞でしたけど。最後にシルエット富士。

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

minosuke

4年前に悪天候で断念して残ってしまった、南ア最後の百名山、悪沢岳をめぐってきました。
天気予報はずっと晴れ予報でしたが、出発当日の夕方になっていきなり台風発生。。。いまだかつて聞いたことがないような近海での台風発生ですが、すでに予約してしまったのと、予定では2日目の小屋泊中に台風が通過しそうな感じなので、とりあえず出発。初日はいい天気でしたが、夜から雨、翌日はおもったよりも崩れず降ったり止んだり、どうなら台風が予定よりも速度が遅いらしく、最終日がピークで下山までは予定通りでしたが、下山後が予定外となりました。
しかし昔のフォレスト縛りもまあいかがなものかなと思っていましたが、今年から予約がすべてまいたびのWEBで事前決済、2日前から連絡しても50%キャンセル料必要、連絡ない場合100%ととんでもなく改悪されていました。特殊東海フォレストの山小屋がある山域は、赤石岳くらいしか電波が入る場所がないので、途中連絡もできません。小屋で連絡入れるにしても、小屋間が長いので、タイムリーに入れることも難しでしょう。以前は荒天の中、無理して小屋に着いたら注意もされたものですが、登山者になにがあっても無理してでも進めっていってるようにしか思えないです。
この山域はとりあえず一通り行きたいところはすべて行ったので、フォレスト縛りが改善されない限りは遠慮しておきます。