鷲羽岳、水晶岳、雲ノ平(新穂高から三俣山荘までピストン.黒部源流域周回)
- GPS
- 26:42
- 距離
- 50.9km
- 登り
- 3,643m
- 下り
- 3,646m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:06
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:40
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:48
天候 | 1日目 豪雨→晴→雨→曇→雨 2日目 終日快晴 3日目 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
《新穂高温泉から小池新道入口》 林道歩き 《小池新道入口から鏡平小屋》 急登続き。特に秩父沢出合からシシウドヶ原までがひたすら急登 《鏡平小屋から双六小屋》 最初のうち急登の直登。途中からトラバースしながら上がっていく。弓折乗越からは稜線歩き。往復共悪天候の為展望は今一だったが晴れて槍ヶ岳まで見えていたら最高の稜線歩きになるかも 《双六小屋から三俣山荘》 巻道(往路使用)一部急降りがあったが基本緩やかな道。多分晴れていたら気持ちのいい道でしょう。 双六、三俣蓮華の稜線(復路使用)双六小屋から双六岳の登りが一部激登り。後は風が強かったが気持ちの良い稜線歩き 《三俣山荘から水晶岳》 鷲羽岳までは登り。後はアップダウンの繰り返し。水晶岳直前でゴツゴツした岩を次々乗り越えて行かなくては行かなくなる。 《ワリモ北分岐から祖父庭園》 ワリモ北分岐から急な降り。祖父岳の登り返しは緩やかで楽に登れる。祖父庭園までの降りはガレガレの急降り 《祖父庭園から雲の平小屋》 よく整備された木道が多いがところどころ登山道然とした道も 《祖父庭園から黒部川源流碑経由三俣山荘まで》 途中まで木道。ガレガレの道を祖父岳を巻きながら下がっていく。東側で長い激降り。黒部川源流碑から三俣山荘は割と楽な登り。 |
その他周辺情報 | 帰路、最近気になっていたひがくの湯に立ち寄り。男湯は二つの湯船があるのですが両方とも露天風呂。事前に調べてなかった為雨の中入浴になりました。 |
写真
感想
お盆休みの前半戦、槍ヶ岳で雨に打たれて今一だったので後半戦期待してのスタートとなりました。
計画では、今年の夏休みのメインは前半戦の槍穂縦走(敗退済み)後半戦は天気の様子を見てテントを持って黒部源流域の百名山(水晶、鷲羽、オプションで黒五か笠)と考えていたのですが、前半戦の敗退でリベンジも頭をよぎる。でも後半も天気悪そう。普段3連休以上なんてなかなか取れないからやっぱり黒部源流域にしよう。そう決めたら一応山小屋の空きチェック。なんと夏休み真っ最中なのに双六も三俣も空き部屋がある。勢いで三俣山荘の2連泊の予約を取る。この時点でオプションは諦めて日曜日は家に帰って安息日としました。
1日目、天気予報では1日目の夜雨、朝には止む、夕方晴れ。2日目晴れ。3日目朝から雨だった(多分)1日目の前日に雨の中駐車場で天気をチェックしていたら雨が朝方まで続く様に変わっている。しかも6時台23mmの雨。三俣山荘になんとかたどり着ける時間ギリギリまで出発を粘る事に。ビジターセンター前で様子を見ていたら6時台後半に雨が弱くなって(比較の問題ですが)出発強行。
左俣谷の水量凄いのなんの。わらび平小屋までの林道歩き中、すれ違った人から上流の沢の水量が多く土石流が発生した可能性がある、現在調べているのでわらび平小屋で情報収集する様にと教えてもらう。ただ伺わなかったのでわかりませんが最初しっかりした口調だったのでパトロールの方かと思ったのですが、特にそのあとパトロールが動いている様子もなく、善意の登山者だったかも。どちらにしろありがたい情報。
わらび平小屋では情報や道を知っている人のいろんな意見が飛び交いよくわからん。沢を徒渉するのを諦めて引き返したという方に伺うと木の橋の手前で川が氾濫してとてもじゃないが渡れなかったそう。小屋で聞く他の登山者の話だと雨も止んだので沢の水も待っていれば引くとの事。とりあえず行ってみて判断しようと先に進む。その場所と思われる秩父沢出合に着くとなんとか渡れそう。多分来るまでの1時間位で引いたのでしょう。ついてます。
わらび平小屋手前で雨は止んでいて雨具を脱いでいたのですがここでまた雨が降り出す。小雨だったのでバックと上着だけ雨具にしたら途中で本降り。レインウェアのパンツを履いたときには、下着まで濡れてしまった。この後も降ったり止んだり。昼は雨が止むって予報なんだったの?
双六小屋に行く途中お話しさせて頂いた他の登山者さんから水晶や鷲羽の他雲ノ平や黒五にも行きたいと伺い、そうか、雲ノ平って近いよなあ、2日目の計画だと午前中に終わってしまいそうだし雲ノ平を計画に加える事を検討しようと思う。双六小屋から三俣山荘までの間大失速。雨で展望のない中々長い区間先に進まん。三俣山荘到着時はギリギリ16時。なんとか到着。三俣山荘さんは山小屋としては小さめですが夜喫茶なんかもやっていて有料ですが携帯の充電器の数も充分あり中々良かったです。
2日目、朝からど快晴。山はこうでなきゃ。この日は鷲羽岳から水晶岳回って帰りに追加で祖父岳経由で雲ノ平による事に。前日夜地図を見ると祖父岳までの登りは緩やか、雲ノ平寄っても2時間位の増程度。
朝の内は肌寒く鷲羽岳頂上付近ではレインウェアの上着を着ていたが日が昇って来ると流石に暑くなる。上着を脱ぎます。
やっぱ晴れていると良いですね。水晶岳辺りだと見渡すと北アルプスの百名山はほぼ見えるのではないかと言うくらい名山の数々が目に入って来る。凄いもんです。
祖父岳辺りから前日の疲れのせいか足が中々進まなくなるも、雲ノ平はここはここで天空の楽園と言われるだけあって素晴らしい所です。行って良かった。
雲ノ平からの帰路黒部川源流に降りる下りにうんざりしつつ、小屋に帰った頃はもう15時。素晴らしい1日でした。
3日目朝方晴れ。天気予報では曇りのち雨。天気予報が外れる事を願って帰路に着く。帰路は三俣蓮華岳から双六岳の稜線歩き。稜線西側は風が強く、東側は無風状態。双六岳からは強風の中双六小屋まで降りる。鏡平小屋手前でとうとう雨が本降り。往路鏡平山荘のラーメンが美味しそうだったので楽しみにしていたら軽食は外で食べてくれとの事。雨の中ラーメンを食べる。多分、雨がなければ倍は美味しかっただろうな。鏡平山荘からの下りは小走りに降りる。最近、下りの終盤何故か自然と走り出してしまう。疲れているはずなのに。空気が濃くなって来たからかななんて考えてみる。土砂降りの中新穂高温泉に下山。
下山後はいつも新穂高温泉の中崎山荘奥飛騨の湯に行くのですがこの日は最近気になっていたひがくの湯に行きました。但し事前に調べていなかったのが悪いのですが男湯は湯船が二つあるのですが二つとも露天風呂。雨の中の入浴になりました。
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