金峰山〜甲武信ヶ岳
- GPS
- 27:45
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,102m
- 下り
- 2,496m
コースタイム
瑞牆山荘 10:11
富士見平 10:41
大日小屋 10:15〜 10:23(水補給)
大日岩 11:41
砂払い 12:28〜12:36
五条岩 13:17〜13:33
金峰山 13:39
朝日岳 14:36
朝日峠 15:02
大弛峠 15:29
テント設営終了 16:00
16:33 大粒の雨、のち雷と雹
20:43 消灯
■2日目■
大弛峠 05:10
国師ヶ岳 05:43
東梓 気が付かず通過。ここかな、という場所はあった。
両門ノ頭 気が付かず通過。ここかな、という場所はあった。
富士見 08:50
水師 09:31
甲武信ヶ岳 09:50〜10:15
甲武信小屋 10:26〜10:38(水補給、1リットル50円)
木賊山を巻いて巻き道合流 10:53
戸渡尾根 11:00
徳ちゃん新道分岐 11:56 〜12:13
西澤山荘 13:17
西沢渓谷入口 13:27
バス停 13:56
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:西沢渓谷入口→JR山梨市(山梨市営バス、900円。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
金峰山〜大弛峠 残雪多く歩きにくい 大弛峠〜国師ヶ岳の先 残雪多く歩きにくい。一度、完全に道を見失いました。 国師ヶ岳〜東梓? 地図にもあるけど倒木が多い。新しいものも。 |
写真
感想
雪がなく梅雨が来る前に登ってみたい金峰山。
というわけで平日テン泊で金峰山〜甲武信ヶ岳。公共交通機関利用。
ヤマレコなどで情報収集し、そろそろ雪も溶けるかな?と日程決定。
結果、残雪にかなりヤラれました。
金峰山山頂過ぎから大弛、大弛から国師ヶ岳の先までは膝くらいの残雪があります。
ところどころ泥々、凍結。
アイゼン、スパッツを持たない軽装備にはハード過ぎました!
道を見失う、体力は消耗する、スピードは落ちる。散々。
★1日目★
歩き始めて30分で2度も道を見失う。iPhoneにお守りとして入れておいたGPSアプリで
どうにかルート復帰。ここからは赤リボンをしっかりと確認して行動。
金峰山山頂の五丈岩が見え始めたあたりから切り立った石の道。
今まででの山で一番危険なルート。少し大袈裟だけど怖かった。
やっと会えた五丈岩は神々しい。
登るつもりだったけどやーめた。(弱腰
金峰山頂過ぎから残雪。歩きにくい。油断するとすぐに膝下まで埋もれる。
これには難儀しました。大体、コースタイムより早く行動できるんですが
この区間(金峰山〜大弛小屋)はほぼ同じか少し遅い。参りました。
それでもトータルでみると予定より早く小屋着。
テント設営後、初日の反省と2日目の作戦会議をするかぁ〜
と思ってたところ雷雨襲来。(設営30分後)
んんんんー天気予報は問題ないはずだったのに。
雲取、長沢背稜を雨で断念した記憶が頭をかすめる。
テントに横になっていると雨音が変わる。
え?ええ?雹でした!いやーまいったなぁ(笑うしかない)
その後、また雨。小雨の隙にお湯沸かしてそそくさとご飯を食べて
朝の天候次第で行動を変えることに決めて就寝。
寒かった。夏用寝袋じゃやっぱりダメだ。
★2日目★
2日目はコースタイム10時間以上の長丁場。雨ならば引き返す。4時起床。
晴!!甲武信ヶ岳へ!
アルファ米とコーヒーを飲んで5時出発。
いきなり残雪。だがしばらく階段もあって難なく進める。
国師ヶ岳を過ぎ、北側に向かう。残雪が深い下り。
行き先がわからない。ここまでは赤リボンがある。その先がない。
踏み跡はこっちに続く。その後がない。困った。
迷子です。
『パニックになるなパニックになるな』(←と心で思っているあたり軽いパニック)
あっちへ行っては引き戻し、こっちへ行っては引き返し。
遭難しちゃしょうがない、大弛引き返すかなぁ。と思っていたところ
30分ほど前に追い抜いた男性の姿が。
「まよいましたぁぁぁ」
と泣きつきコース復帰。助かりました、本当に。
(冷静になってから1日目に使ったiPhoneアプリを思い出す。パニックでしたなあれは笑)
その後は雪も少なく順調。平日ということもあり甲武信ヶ岳まですれ違った人は4人ほど。
残雪情報を伝えた初老のハイカーからは「君は軽装備だな」と窘められる。すすすみません。
たしかにスパッツがあればこんなに靴下濡らさなかっただろうなぁ。
甲武信ヶ岳、山頂。快晴。青空が気持ちよかったな。
甲武信小屋で水を補給して下山。
戸渡尾根、徳ちゃん新道は細いけどわかりやすくいい道。花も綺麗でした。
おわり。
★後記★
全体的に行程を急ぐあまり、山を楽しんでなかった気がする。
特に2日目。公共交通機関利用で時間に制限があり、なおかつ距離が長い。
最初からわかっていたことではあるけどもう少し余裕があったほうがよかったかも…。
何度も書いているが残雪の多さは想定以上。今後はアイゼン、スパッツの購入も検討します。
登山道を見失うことも多かった。赤リボンが見えることがこれほど頼もしかったこともない。
やはり焦りがあるから迷子になるんでしょうねぇ
6月5日に関東甲信は梅雨入り。タイミング的にはバッチリだったんだけど。
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