西穂高岳 厳しかった

2022年08月22日(月) ~ 2022年08月23日(火)

• GPS: 07:20
• 距離: 4.2km
• 登り: 664m
• 下り: 646m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:12

距離 4.2km 登り 664m 下り 664m

6:15 西穂山荘
6:35 6:37 西穂丸山
7:40 7:59 西穂独標
8:30 8:37 ピラミッドピーク
8:55 9:05 チャンピオンピーク４峰
9:55 10:23 西穂高岳
11:01 11:05 チャンピオンピーク４峰
11:27 11:35 ピラミッドピーク
12:18 12:20 西穂独標
13:07 西穂丸山
13:26 西穂山荘
13:27 ゴール地点

天候

晴後雲

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鍋平登山者用有料駐車場2日利用600円
しらかば平から第二ロープウェイ西穂高口へ
ロープウェイ料金往復2900円

コース状況／危険箇所等

ロープウェイ西穂高口から西穂山荘まで2キロ所用時間1時間30分、前半アップダウン、後半登り一本調子で侮れません。
山荘で、一泊し、翌朝午前6時出発、独標まで所要時間1時間30分、ガレ場の道をひたすら登ります。危険箇所はありませんが、直前が岩場のやや急登。
独標から西穂高まで、ピラミッドピーク、チャンピオンピークと岩場の急登を通過しなければなりません。足の筋肉を使います。
西穂高岳の直前は逆層スラブですが、雨天で濡れていなければ、慎重にいけば、大丈夫です。
独標で晴れていたので、西穂高岳まで見通せました。距離、標高差は大したことないのに、すごく高く見えて、一旦は、諦めかけました。
しかし、こんな晴天に巡り合うのはそうそうないと思い、トライしました。
結果、筋力の弱った年寄りにはこたえます。

写真

午前6時西穂山荘付近の天候
午前中は晴の予報

中央右手に台形の形をした独標。左端が目指す西穂高岳

中央が笠ケ岳

南方には乗鞍岳と雲に覆われた焼岳。

丸山ですが、笠岳が良く見えます。

何度も乗鞍岳を撮ります。

乗鞍岳と焼岳が鮮明に見えてきました。
中央右端が丸山

笠ケ岳がこの日特に綺麗に見えたので多数撮りました。

しつこいようですが、焼岳。

笠ケ岳のアップ。
横に線があります。
火山堆積物が順次積もっていったのが地層になったもののようです。火山内部が外から見られる世界的にも貴重な山だそうです。高山市の代表的な山。

独標から。晴天で綺麗な山並。
でもビビリました。
写真のどの峰がどの峰か、後で調べました。中央左の三角形の高く目立つ山がピラミッドピーク、その右横が西穂高岳、その右の低くなっていて丸みを帯びた峰が西穂高の先の峰(P1.これが西穂高という人もいます)、その右へ低くなって写っているのが間ノ岳、更に右へいってガクンと下がりまた上へあがり、高くなっているところがジャンダルム（多分）。

独標から。前穂高、吊り尾根、奥穂高、眼前にくっきり。吊り尾根縦走しました。懐かしい。

独標の次の峰10峰。
小峰。

第一次関門通過。
まだ足の筋力大丈夫です。

たぬきが両手で丸してるのが、向こうの山に影で映っているのですが？

チャンピオンピーク。3峰、2峰は巻くので、直ぐに最終峰の直下に入っていきます。知らないうちに逆層スラブに入っていきます。

西穂高岳。もう少し。

振り返って撮りました。左端が独標。台形なんで目立ちます。次の高いところがピラミッドピーク。

もう少しと思いつつ、なかなか着かない。

逆層スラブにめげず、やりました！
下山は足の踏ん張りが効かず、超スローペースでへとへとになって西穂山荘に戻ってきました。命落とさずに、無事帰れたのがなによりでした。

乗り物酔いのようになり、多分軽い高山病だと思いますが、食欲がないものの、名物のラーメンを注文。スープは最高。麺は変わった麺でした。高山病で舌がおかしくなっていたかもしれません。

感想

makotomoto

北穂、前穂、奥穂、そして西穂と穂高4峰全て征服しました。やっぱり、西穂が一番厳しかったですね。体力消耗度は大したことがなくても、一番足の筋肉を使い、危険箇所もいく箇所かあり、緊張します。慎重に行けば問題はないとは言え、穂高ではやはり一番厳しい山だと思いました。
多くの人が独標止まりでした。
今夏は北岳、西穂と3000メートル級をトライしました。しかし、自分の年齢では限界だと悟るようになりました。高齢者の滑落事故が多いのも、よくわかります。
ということで、来夏をもって3000メートル級の山登りは打止めとします。