今シーズン2度目の、白根三山逆回り。

2022年08月22日(月) ~ 2022年08月23日(火)

• GPS: 19:49
• 距離: 28.3km
• 登り: 3,176m
• 下り: 2,580m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:11
• 休憩: 0:52
• 合計: 10:03

距離 17.4km 登り 2,495m 下り 517m

3:54 奈良田バス停
4:04 4:11 奈良田駐車場
4:19 4:20 奈良田バス停
4:24 4:27 奈良田湖バス停
4:32 奈良田バス停
4:40 奈良田駐車場
4:56 4:59 奈良田第一発電所
5:00 5:01 大門沢ゲート
5:28 森山橋
5:40 早川水系発電所取水口
7:36 7:53 大門沢小屋
11:28 11:39 大門沢下降点
12:34 12:40 農鳥岳
13:17 13:23 西農鳥岳
14:00 農鳥小屋

2日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:45

距離 10.9km 登り 684m 下り 2,076m

14:00 農鳥小屋
6:41 6:48 間ノ岳
7:37 7:38 中白根山
8:06 8:15 北岳山荘
8:36 8:37 トラバースルート分岐
9:11 9:17 吊尾根分岐
9:44 9:45 北岳
9:59 両俣分岐
10:07 10:15 北岳肩ノ小屋
10:31 10:35 小太郎尾根分岐
10:41 10:42 草すべり分岐
11:28 11:36 白根御池小屋
12:13 12:14 第二ベンチ(2059ｍ)
12:30 12:31 第一ベンチ(1880ｍ)
12:51 12:52 白根御池分岐
13:06 13:13 広河原山荘
13:15 広河原・吊り橋分岐
13:18 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ、稜線はガスにまかれる。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田第一駐車場(ダムの向かい)。

コース状況／危険箇所等

基本的に大変良く整備された登山道。
大樺沢二俣から下方のルートは橋がかかっておらず通行止め。6月下旬の時期は、大門沢の丸太橋の有無を確認する必要あり(大門沢小屋)。

その他周辺情報

奈良田温泉白根館、日帰り温泉女帝の湯。
奈良田は日本で最後まで焼畑農業が行われていた僻地。重祚された女帝孝謙天皇が幽閉された地と言われる。

写真

8/22 4:29

6月30日にも同様の画像を、「白根館」。

8/22 4:53

不気味な開運隧道。
私のドジでストックを車に忘れ取りに帰ってました。30分のロス。
ストック必須の装備なんですよね。

8/22 5:22

張り切ってます若者naka 5155さん。

8/22 5:24

一つ目の立派な橋。

8/22 5:37

二つ目、まだ立派ですが、チョット傾いてます。

8/22 6:06

三つ目、大門沢、別名デーモン沢らしい橋。

8/22 6:11

四つ目の橋。

8/22 6:24

癒しの樹林帯に突入。

8/22 6:49

地形図でルート確認中。

8/22 7:18

4本目の折れた橋。

8/22 7:29

頑丈そうな丸太橋を渡ると、、。

8/22 7:35

大門沢小屋、富士山見えませんね。農鳥小屋から奈良田へのルート上重要な立地の小屋。

8/22 7:48

オリジナルワイン、、、、。

8/22 8:03

ガスガスの大門沢。暑くなくて助かるねと、、、、。

8/22 9:02

テント白装備で、とにかく黙々と登る。

8/22 9:42

歩き続ければ、必ずゴールがある。

8/22 11:11

しかしキツイです。涼しくてガスがありがたい。

8/22 11:27

登りきりました、naka さん、若者、拍手です。
奈良田標高820m、下降点2820m、7時間。平均で1時間300m標高を稼いだって事に。

8/22 11:28

ガスに映える大門沢下降点の鐘。

8/22 11:36

ミヤマヒゴタイ。今回の縦走ではよく見かけました。沢山の種類のお花を撮影しましたが、画像数が多すぎるため、割愛しました。

8/22 11:38

現在の稜線の主役、トウヤクリンドウ。

8/22 11:46

こちらも主役、ミヤマコゴメグサ。

8/22 12:11

ここは、特種東海製紙の社有林。
ちなみに同社有林はペット禁止。

8/22 12:27

イブキトラノオ。

8/22 12:30

ホソバツメグサ。

8/22 12:31

最初の3000m峰、農鳥岳。

8/22 12:31

ジジイも一応、今年2回目。

8/22 12:34

奈良田側からガスが上がり。伊那側からは雲が来る。

8/22 12:37

三山ともにトウヤクリンドウが花盛りでした。

8/22 12:55

ガスの中西農鳥に向かいます。

8/22 13:02

チラッと青空。

8/22 13:13

やっとガスが取れた農鳥岳えお振り返る。

8/22 13:23

西農鳥岳、二つ目の3000m峰。

8/22 13:34

突如、ガスが取れてどデカい間ノ岳が姿を現す。
大迫力。

8/22 13:35

間ノ岳と赤い農鳥小屋。200m強の下降。

8/22 14:00

農鳥オヤジ、深沢さんにご挨拶。
ちなみにビールは売り切れです。

8/22 14:50

水場まで往復20分は必要ですが、無茶苦茶美味しく冷たい水。生き返ります。

8/22 14:52

ご馳走様でした。

8/22 14:54

まぁ、このダケカンバの曲がり具合。積雪量が想像できますね。

8/22 15:09

現時点でテントは私たちだけです。

8/22 15:27

食事開始、私はいつもの「メスティン炊飯トマトベーコンチーズリゾット」。
ヤマレコの山ごはん賞を受賞。えっへん(^_^)。

8/22 15:27

こちらもメスティン 炊飯。

8/22 15:40

何とごはん一合に、カップヌードルカレー。さすが若者。

8/22 15:44

いただきまーす！

8/22 16:29

さぁ、食べたら、寝ます。そうなんです、トレッキングポール忘れるとシェルター建てられない、、、そうなんです。

8/23 4:32

12時間寝ました。透けて見えるこの灯り。

8/23 4:43

おう！
と声を上げる。ガスは取れて素晴らしいマジックタイムの始まりです。

8/23 4:44

富士山おはよう、農鳥岳おはよう。

8/23 4:45

ローカスギアのシェルターがモルゲンってる。富士山との三角遠近コラボが美しい。

8/23 4:45

ビューティフルです。

8/23 4:46

モンベルのテントにローカスギアのシェルター、富士山。

8/23 5:03

お日様登場。

8/23 5:04

どうだって言わんばかり、最高です。

8/23 5:22

青空と農鳥岳。

8/23 5:22

イヤッホーと叫ぶ。

8/23 5:27

オヤジさん、お世話になりました、また来ます。

8/23 5:27

さてと、若者は間ノ岳を目指す。

8/23 5:45

奥行き深く、浮かぶ富士。間ノ岳からの富士山は、極めて左右対称で美しい。

8/23 6:10

左手が、わしが翼を広げた様に見える農鳥岳(右翼)、無名峰(頭)、西農鳥岳(左翼)。
真ん中奥に悪沢岳、荒川岳、右手に塩見岳。

8/23 6:10

富士山との翼を広げた農鳥。

8/23 6:39

若者、初登頂。一位と三位。我ながら良い構図です。

8/23 6:40

本当にここからの富士山は美しい。

8/23 6:47

向かうべき北岳は？
左手何仙丈ヶ岳、奥に鋸岳と甲斐駒ヶ岳、そして、北岳は雲に襲われてますね。凄い！

8/23 6:48

甲斐駒ヶ岳はどうもないのに、北岳だけに雲が襲う様に噴き上がる壮絶。

8/23 6:49

スゲ〜。

8/23 6:49

滝雲はわかるけど、これは何というのでしょうね？

8/23 7:35

完全にガスの中に突入。

8/23 8:02

北岳山荘、今シーズンはテント泊のみ。

8/23 8:06

最後の眺望。

8/23 8:24

敢えて、お花の多いトラバース道を行きます。ミヤマキンバイのブーケが残っていました。

8/23 8:25

タカネナデシコの群落。好きな花です。

8/23 8:29

タカネナデシコが多い、イワギキョウも。

8/23 8:34

トリカブトももうすぐ主役、秋近し。

8/23 8:34

ヨモギ、キタダケヨモギじゃ無いよね。

8/23 8:34

ガスってなければ素晴らしいと思う。とにかくここはお花の種類と量が凄いです。

8/23 8:34

どうです〜。

8/23 8:41

トリカブトとイブキトラノオ。

8/23 8:41

ヤナギランもチラリ。ヤナギランを期待していたのですが、もう終わったのか、ハズレ年なのか？

8/23 9:11

青空に期待を込めて、北岳に向かいます。

8/23 9:13

吊尾根分岐。

8/23 9:19

これ、キタダケヨモギ？違うよねぇ。

8/23 9:26

イチヤクソウみたいだけど、こんなとこに咲かないよねぇ。

8/23 9:30

シオガマ、ツメグサ、ベンケイ、リンドウ。

8/23 9:34

若者、念願の北岳に初登頂。
私は多分14回目、、、かな？

8/23 9:41

タカネビランジのブーケが残ってました。来年は鳳凰三山に観にいこう。

8/23 9:55

通過できる様になった両俣ルート、懐かしい。

8/23 10:04

肩の小屋。

8/23 10:28

小太郎山分岐。ここからは草滑りを激下り。

8/23 10:33

綺麗なイブキトラノオ。

8/23 10:51

ハクサンフウロも残ってました。

8/23 11:12

薄らと観音岳と御池が見える。

8/23 11:18

白根御池とテント場。

8/23 11:19

栄養が良いのかとっても大きなアキノキリンソウの大群落。

8/23 11:29

白根御池小屋。

8/23 12:47

通行止め注意。

8/23 13:11

北だけが見えるはずなんですけどね。

8/23 13:14

予定より少し早く下山です。若者naka さんお疲れ様でした。北岳だけじゃなく全部行っちゃったね。

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 11 Apple

感想

リカロJP🐶

「北岳に是非登りたい。」とのnaka5515さんの希望を拡大解釈して、「北岳だけじゃ無く、全部行っちゃえ！」おまけに逆回り。ほんと嫌な山の先輩(^_^)。

奈良田標高820m、大門沢下降点2820m。6時間で2000mの標高差を、テント泊装備で担ぎあげる。今回の山行の最大の課題でした。
成し遂げた若者、naka 5515さんに大拍手です。

翌日には、素晴らしいご褒美が待っていました。
夜半までガスガス、雨も降ったりでしたが、常用薄明の時間には、富士山もお出まし、素晴らしい光景が。
私のシェルターもモルゲンロート、まさしくマジックタイムです。
naka さんに見てもらえて本当に良かった。本当に良かった。
私は、多分、十数回目の北岳テント周辺泊だと思うのですが、何度来ても飽きない、素晴らしい、大好きな縦走路です。