望外の好天に恵まれる 白根三山縦走
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- GPS
- 17:37
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,698m
- 下り
- 3,400m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 4:43
- 山行
- 11:02
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 12:30
天候 | 1日目は始めだけ晴れ、登り始めてすぐ曇り、肩の小屋に入り夕方から雨。 2日目、晴れ、大門沢下降点から曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
数カ所手を使い岩を越えるが道はよく整備されている。大門沢小屋からの下りはテープを辿るが渡渉で1か所渡りやすい場所を探した。最後、砂防ダム工事の場所で、建設中の橋もかたわらの登山道も通行止めになっている。橋の北には登山道の入り口もある。結局建設中の橋を通り森本橋という吊橋を通り、少しだけ山道を通り、あとは林道を歩いた。 |
その他周辺情報 | 下山が17時になり、日帰り温泉も寄れず、ラーメンと餃子を食べて長駆560kmを帰った。 |
写真
感想
白馬を計画していたが、天気が悪ぶれ。やや、天気の良さそうな南アルプスへ出発の朝変更。行きの車中で前泊の宿を取った。
登山1日目肩の小屋にいると夕方、雨に打たれた人たちが到着。小屋番の森本茂さんがストーブを3つつけた。みんな大助かりだった。
翌日の天気予報は曇りのち雨。ルートも長いし下りは険しいらしい。往路を戻るつもりになった。しかし、茂さんに聞くと、大門沢に降りるのは長いから頑張らにゃならん。雨は下が濡れとるだけ。歩くのにそんなには困らん。ただ、風があったらいかん。と言って、ニコッと笑った。それで急に勇気百倍、予定どおり縦走する気になった。
翌日、天気はいい方にぶれた。最初は高校山岳部の生徒たちに引っ張られ北岳山頂へ。山頂で夜も明け、明るくなった道を快調に進んだ。北岳山荘で弁当を食べた。肉のきんぴらやイワシの佃煮風などしっかりたんぱく質を取らせようという思いを感じてありがたかった。
下りでは降りても降りてもつかない。もちろん日程通りではあるのだが、さすがの南アルプス、香川の山とは奥深さが全然違った。
結局、最後まで合羽はつけなかった。
今回の山は、感慨深い。天気がよかった。茂さんのアドバイスも有り難かった。ながら渡渉で戸惑っていたら、あとから来た人に教えられ難なく超えられた。ご縁をたくさん感じた。少しハード気味なコースを完歩し、自然を満喫することができて、充実感を感じる。
一方で考えさせられることもあった。西農鳥岳から農鳥岳に登り返すところで前を4人のテン泊パーティが岩を越えようとしていた。最初の女性が岩を超え、端の岩の上に立ちあとの人のポールをとってあげようとしてふらついた。狭い岩場で重い装備を担いだままなので、滑落しても不思議はなかった。もちろん落ちれば命はないだろう。ポールは億劫がらずに個人の責任で岩場ではザックに収めないといけない。リーダーはポールを預けさせるのではなく、片付けるように指示しなくてはいけない。と、痛感した。
まあ、何はともあれ、一気に南アルプスファンになりました!
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