富士山 吉田口〜お鉢巡り〜須走口下山

2022年08月28日(日) ~ 2022年08月29日(月)

• GPS: 10:28
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,585m
• 下り: 1,919m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:10
• 休憩: 0:04
• 合計: 1:14

距離 3.1km 登り 472m 下り 38m

15:44 富士山みはらし
15:56 15:57 泉ヶ滝
16:14 16:14 吉田口六合目・富士山安全指導センター
16:49 16:53 花小屋
16:56 16:56 日の出館
17:00 七合目トモエ館

2日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 2:24
• 合計: 9:04

距離 11.9km 登り 1,128m 下り 1,900m

17:00 七合目トモエ館
5:01 5:07 富士一館
5:18 5:18 本七合目鳥居荘
5:24 5:24 東洋館
5:29 5:30 吉田口七合目
5:45 太子館
5:47 5:47 吉田口八合
5:53 5:58 蓬莱館
6:20 6:31 白雲荘
6:35 6:45 元祖室
6:57 6:59 本八合目 富士山ホテル
7:00 7:03 本八合目トモエ館
7:13 御来光館
7:13 7:17 須走口・吉田口登山道 八合五勺
7:21 7:22 御来光館
7:38 7:44 須走口・吉田口登山道 九合目
8:01 8:01 吉田口・須走口頂上
8:11 8:11 扇屋
8:18 8:18 吉田・須走ルート下山口
8:23 8:29 成就岳
8:33 8:33 伊豆岳
8:40 8:40 朝日岳
8:44 8:45 御殿場口頂上
8:48 8:50 駒ヶ岳
8:54 8:55 三島岳
9:09 9:32 富士山
9:37 9:37 西安河原
9:43 9:43 雷岩
9:50 9:50 金明水
9:56 9:57 久須志岳
10:04 10:05 成就岳
10:40 10:41 胸突江戸屋
10:49 10:56 江戸屋
10:58 須走口登山道 八合目
11:08 11:40 見晴館
11:43 11:43 須走口登山道 本七合目
11:59 12:05 大陽館
12:05 12:05 須走口登山道 七合目
13:08 13:27 須走口下山道 砂払五合目・吉野家
13:59 13:59 古御嶽神社
14:04 14:04 東富士山荘
14:04 ゴール地点

天候

1日目　雨のち晴れ
2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新宿-富士山駅　高速バス
富士山駅-スバルライン5合目　路線バス
須走口5合目-新松田　路線バス

行きの高速バスは、中央道が事故渋滞で一時間半遅れで富士山駅に着。登山するのに中央道は使ってはいけないと学んだ。次回は電車で。
須走口からは御殿場駅行きもあり。新松田にせよどちらも本数は少ない。

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。お鉢巡りの際、強風の際は通行に注意。

写真

8/28 15:39

富士吉田口に到着。小雨の中出発。

8/28 15:45

協力金を支払うところのスタッフの方と少し話してみると、装備が万全でない登山者について、やはり困っておられた。

8/28 15:56

佐藤小屋方面との分岐。

8/28 16:10

ホタルブクロ。雨に濡れて美しい。

8/28 16:15

今日のゴールの7合目まではこんな道。雨自体は霧雨でひどくはないのだけれど、蒸し暑くてレインウェアの下のシャツは汗だく。

8/28 16:53

7合目最初の小屋である花小屋を過ぎると、岩場になる。

8/28 17:00

想定より早く到着。早く着替えたかったので、嬉しい。

8/28 17:36

富士山は山小屋の評判が良くないイメージだが、こちらは全室個室でスペースも十分、スタッフも皆様明るくて、とても感じが良かった。事前に分かっていたが乾燥室はないので、廊下の掛けられそうな場所にハンガーで吊るすため、速乾性でも翌日は湿っぽくて着られない。

8/28 18:01

着替えて少し休んでから外へ出ると、すっきりと晴れていた。

8/28 18:02

登る人はまだたくさん。21時頃、就寝前に歯を磨きに外へ出たときも登山者が。24時間眠らない山だ。。。

8/28 18:15

夕食はハンバーグカレー。通常の登山だと足りない量だけれど、今日は一時間ちょいしか歩いていないせいか十分だった。追加で食堂メニューの注文も可能。

8/28 18:35

夕焼けが見れたし、夜は満点の星空も。天気予報通り夜から天気回復！

8/29 4:40

良く眠れて、元気に出発。

8/29 5:14

歩きながら御来光。

8/29 5:15

山肌を紅く染め上げていく。

8/29 5:15

鳥居が見えた。

8/29 5:46

休む人々と雲海。

8/29 5:55

この朝の時間が、二日間でもっとも素敵だった。

8/29 6:20

八合目、白雲荘さん前のスペースが広かったので、ここで休憩。

8/29 6:19

朝食はパン。このあとランチパックも一袋平らげる。

8/29 6:38

だいぶ登ってきた。

8/29 6:38

元祖室さんのところに神社があったので、せっかくなのでお参り。

8/29 6:50

いかにも活火山な風景。

8/29 7:13

たしかここが山頂前最後の小屋。

8/29 7:29

いいコントラスト。

8/29 7:59

鳥居が。まさか。。。

8/29 8:01

GPSをあまり見ていなかったこともあり、もう頂上とは思わなかった。覚悟はしていたが頂上は強風で寒く、フリースベスト、ダウン、レインウェア上着、ニット帽を装着。寒くなくお鉢巡りが出来たので、余分かなと思うぐらい持って行って正解だった。ここで日の出を見るのは辛いだろうなと思う。

8/29 8:07

頂上ベンチからの眺め。

8/29 8:53

早速お鉢巡りへ。

8/29 8:56

眼下には街並みがよく見える。

8/29 8:58

時計回りだと、剣ヶ峰手前の馬の背の勾配がかなり急。下りは滑りそうで怖いと感じそうなので、きつくても登りの利用で良かった。足を踏ん張って登る。

8/29 9:07

剣ヶ峰到着。日本最高点はやはり嬉しいもの。空いていて4-5人しかいなかったので、おやつを食べながらゆっくり休憩。

8/29 9:07

迫力の火口。今年は三原山で火口を見ているせいか新鮮味はやや薄かったけれども、せっかくなので見られて良かった。

8/29 10:26

さて下山。向こうに見える山はなんだろう。AR山ナビをかざすと甲武信ヶ岳らしいけど、怪しい。

8/29 10:54

お鉢巡りの途中からガスで前が見えずらいほどだったけれど、下り始めたらまだまだ良い天気。

8/29 11:06

下山道にはこの植物がたくさん。

8/29 11:18

本七合目でお昼。実験として初めて水で作ってみた。少し味が濃かったけれど、食感は水でも問題なく美味しい。

8/29 12:00

七合目の大陽館さんからの展望。この先、上りと下りルートの分岐となる。

8/29 12:32

大砂走り開始。ゲーターは所持していなかったが、ミドルカットの登山靴で砂は全く入らず。走らず、ズボズボと歩いて下ったせいかも？

8/29 13:24

砂払五合目到着。須走口まであと30分ぐらいなので、ギリギリ13時４５分の御殿場行きバスに間に合いそうだったが、少し疲れていたのでバスは次のにしようと決め、小屋でスポーツドリンクを買って休憩。同時ぐらいに下ってきた登山者、小屋のご主人と談笑。

8/29 13:41

須走口ルートは、緑の中を歩けるのがいい。

8/29 14:04

無事に下山。バスまでの一時間と少しを、砂払五合目で一緒になった登山者とそのご家族とで菊屋さんで過ごす。楽しいひと時で、急いで前のバスに乗らなくて良かったと思ったほど。菊屋さんのお母さんが、とても気さくな方だった。ここで前泊、須走口ピストンでもいいかもしれない。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

yuko_maru

優先順位が高い山ではなかったが、事前天気予報でどうにも良さそうな山が他になく、行ってみることに。元々は月火で行く予定を、日曜の朝の時点で火曜の天気が悪くなっていたため、急遽前倒しで出発。小屋の宿泊日、高速バスの変更を慌ただしく行って、10時過ぎの新宿発に乗車。馬返しから歩く予定が、遅い出発となったことで5合目からとなったことが少し心残り。

しかしその判断が功を奏して、月曜は文句ない晴れで景色を存分に楽しめた。富士山は登りやすいというのは本当で(悪く言えば単調)、あっという間に頂上に。7合目から8合目の岩場が少し急なぐらいで、あとはゆるやかに登るのみ。

終わってみると日帰りでも行けるコースタイムだったが、トワイライト、星空、雲海からの御来光を見ることができたのは泊まりならではなので、小屋泊にしてよかった。時間的に余裕があったので、休憩も多めにしてのんびりできた。
平日の登頂、御来光を見るのは7合目からにしたため、混雑は皆無だったことも良かった。

下山途中から頭痛がしてきて、新松田行きのバスでは吐き気と寒気があり、まるで高山病の症状だったので、バス車内でダウンを着て身体を温めると少し緩和された。帰宅後も食欲がなかった。心当たりとしては、脱水症状。大丈夫だろうと思い、飲料水がきれた状態で下山の大砂走りへ突入してしまい、途中で喉の渇きを覚えた。あと少しだからという油断が招いた、水を切らすというあるまじき判断は大きな反省点。

富士山は多くの面で、私がこれまで行った山とは慣習が大きく異なる点が多く、まさに異文化空間。正直なところアルプスの稜線歩きや、変化に富んだ登山道、小屋で山好きの皆さんと交流する山行が好きだなと思ったが、日本最高峰登頂という良い経験になった。

コメント

wildyukky

富士登山おつかれさまでした！
夕日に朝日、そして2日目は快晴だったようでお天気にも恵まれましたね
水分不足で少し大変だったようですが大事には至らなかったようで良かったです。
当初馬返しからの予定だったとは流石ですね！

実は私も来週富士山（楽々富士宮ルート日帰りピストン）を計画しておりましたが、雨予報続きでどないしたものかと。。。
ただ水曜や木曜からは天気いい感じなので直前の予報も良かったら登ってきたいなと思っております

yuko_maru

wildyukkyさん　
コメントをありがとうございます😊
はい、日程を急遽変更した甲斐があって、天気に恵まれて登りは暑いぐらいでした。
吉田ルートは単調かなと思い、ぜひ馬返しからにしたかったんですよね^^;

来週、行けると良いですね！ほんと今年の夏は天気が安定せず、計画が難しいですよね。。。