籾糠山
- GPS
- 06:20
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 626m
- 下り
- 622m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 6:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6/16 14:00天生峠-18:00JR京都 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・天生県立自然公園内の環境保護のための協力金500円。 自然も環境も保護、整備されている。 ・登山ポスト登山口にあり。 ・マイマイガの毛虫が大量発生。 初期の幼虫は、ブランコケムシとも呼ばれ、糸をはいてぶら下がり、風に乗って移動します。樹木の葉を食べ成長し、6月下旬頃には、さなぎとなります。 登山道にも沢山の毛虫がぶら下がっていました。 |
写真
感想
岐阜県の飛騨市と白川村にまたがる籾糠山に行ってきました。
麓は世界遺産に登録された白川郷合掌集落があり、周辺山域は天生県立自然公園に指定されている。
国道360号の天生峠の登山口から山頂まで中部北陸自然歩道の登山道が整備されている。
登りは天生湿原からカラ谷登山道を、下りは籾糠山山頂から木平湿原を経由する木平探勝路を歩きました。
登山道を登ると大きなブナ、カツラ、ダケカンバ、オオシラビソと樹層が変化していきます。豊かで美しい新緑の原生林・自然林を見て、鳥のさえずりや渓流の音を聞きながら大自然を満喫できます。
登山口からブナ林のなかを40分ほど歩くと、そこだけ開けた別天地のような平地に出ます。高層湿原の天生湿原です。
水芭蕉の花の時期は過ぎましたが、ニリンソウ、タテヤマリンドウ、バイカオーレン、ユキザサ、サンカヨウなどの花々が咲き乱れています。
そしてニッコウキスゲやササユリが開花の準備をしていました。
湿原ばかりでなく登山道のあちこちにも様々な花が咲き、目を楽しませてくれます。カラ谷には見事なカツラの巨木が幻想的な門のように聳えています。
ゆっくり歩くこと3時間弱で籾糠山の山頂に到達します。
狭い山頂ですが展望は一気に開けます。
西側の白山連峰は目の前の猿ケ馬場山に隠れて見ることができないが、東側には立山、槍ヶ岳、穂高連峰の北アルプス、乗鞍岳、御嶽山までの素晴らしいパノラマが展開している。
残念なことに、当日は霞がかかりはっきりと見ることができませんでした。
平日ですが次々と大勢の登山者に出会います。
天生の高層湿原とそこに咲く花々、素晴らしい原生林の森が人々を惹きつけます。
どの季節でも、ここは魅力ある山域だと思います。
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