中房温泉〜大天井岳〜燕山荘(泊)〜燕岳〜中房温泉
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- GPS
- 12:24
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,247m
- 下り
- 2,239m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:07
天候 | (1日目)晴れのち曇り (2日目)曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日(土曜日)18時到着時 半分ほど空きあり 同22時 数台空きあり(この後すぐに満車になったと思う) 第1駐車場のトイレ汚い。1度使ってイヤになった。2度目は携帯トイレを使うつもりであった(朝まで我慢して登山口横のトイレ利用)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【合戦尾根】 比較的勾配はきついが、「急登」ではない。1本道。ところどころ、段差の大きい箇所あり。滑りやすい岩ゴロ・石ゴロはほとんどなく、土や砂主体で、下り時でも歩きやすかった。 【燕山荘〜大天井岳】 起伏あり疲れる。特に大天荘手前の登り、つらかった。蛙岩などの岩場のあたり、本来の道とは違う踏み跡があって、何度かそっち方面へ進み、「おかしい」と思って引き返す。 【燕山荘〜燕岳】 燕山荘からルートが見え、わかりやすい。 |
その他周辺情報 | 燕山荘日曜日の夜に宿泊(14,000円)。予約したのは金曜日夜。 安曇野にある「しゃくなげの湯」利用700円 有明温泉利用。燕山荘宿泊者は100円引き。 |
写真
感想
大阪の自宅を前日土曜日7時半出発。松本に14時半着。第1駐車場には18時着。
翌日曜日、5時半出発の予定だったが、車のちょっとしたトラブルで、30分ほど出発が遅れる。ダッシュボードの取扱説明書、久しぶりに見た。北アルプスは30年ほど前に1度歩いている。当時、中房温泉から登り、大天井岳・蝶ヶ岳でテント泊して上高地に下った。ただ、当時のことをほとんど覚えておらず、実質今回が初めてのようなもの。尾瀬で、ナカマの手配した山小屋に泊まった経験は1度だけあるが、自分で手配して泊まるのは初。ワクワクの2日間である。
出発時、少しヒンヤリするが、多湿無風で秋のさわやかさはない。7月の御嶽山の経験で、酸欠にならないよう、いつもよりペースを落とし、深く息をすることに心がけて歩いた。幸いバテることなく、合戦尾根を登り切る。そして、突然現れた眼前に広がる絶景に、不覚にも涙が出てしまった。30年ほど前にも見てるはずだが、全く記憶にない。人生経験を積み重ねた今の方が、感受性豊かなのかもしれない。翌日、ここを去る際も同じ場所から、この風景を眺めた。前日のことを思い出し、危うく涙流すところだった。この風景、決して忘れまい。
燕山荘のベンチで1回目の食事休憩。2000mを超えるところを歩く経験はほとんどなく、今回は、7月に歩いた御嶽山を参考に行動計画を立てていた。明日大天井岳を往復する予定であったが、思いのほか早く燕山荘に到着。これから大天井岳に行けないか検討。まだ9時半。余力は十分残ってるし、このまま残留しても退屈だし、とりあえず行ってみる。気象情報から、午後崩れる可能性があり。12時の時点で引き返す計画。
12時前、大天荘と大天井ヒュッテの分岐まで来れた。ここまで来て、引き返せば悔いが残りそうなので、勢いで頂を目指す。が、ここからの登り、きつかった。前回30年ほど前、ガス欠で動けなくなった苦い思い出のある登りである。
往路でそれほど気にならなかった起伏、復路でつらくなってくる。特に、蛙岩付近の岩場で誤った所に迷い込み、これをきっかけに、かなりペースを落としてしまった。それでも何とか、余力のある状態で燕山荘へ戻って来られた。御嶽山での苦い経験を生かせた。
2日目の朝を迎える。山小屋という慣れない環境で、頻繁に目が覚め、眠りが浅かった。深夜に結構雨が降ったが、出発時は視界が開け、寒さもなく風もなく、いいコンディション。燕岳へ向かう。足に痛みはないものの、足が重だるい感じで、前日のゴール直前よりもペースが遅い。若かりし頃、「乳酸たまった」と表現してたヤツ。前日の疲労が残っているようだった。しかし、ライチョウを見て、かなり元気出た気がする。下りの筋肉はそれほど疲労していないようで、次第に調子を取り戻し、軽快に下ることができた。月曜日ながら、結構登ってくる。すれ違いの待ちの間に、給水するテク?を覚える。ゴール直前で弱い膝痛。
いつか、上高地まで縦走したいと考えており、その予行演習として、いい経験ができた。天候にも恵まれた。北アルプス、はまりそう。帰宅した翌日からの2日間、筋肉痛。
1日目、水2リットル携帯し、1.7リットル消費。
2日目、水1リットル携帯し、0.7リットル消費。2日目の水は、山小屋にて調達(宿泊者は無料)。
10時半、現地を出て、18時自宅着。
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