檜俣川〜苗場山
- GPS
- 19:20
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 1,611m
- 下り
- 1,628m
コースタイム
- 山行
- 11:44
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:44
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
苗場山の頂上台地直下まで延びる檜俣川。一度は源流部まで遡行したいと思い、天候の約束された今週末に行ってきました。
日帰り釣行では何度か遡行しているが、どこまで岩魚がいるのか確認してみたいというのが一番の目的。
いつものように佐武流山登山口から登り始め、檜俣川渡渉点から遡行開始。
適当な所から竿を出して行くも全然反応がない。しばらく我慢の時間だったが上流に行くにつれてボチボチと釣れるように。ただサイズはチビばかり。それでも最後にようやく尺岩魚を釣り上げ一安心。
日帰り圏内を過ぎてパラダイスを期待するも予想に反して岩魚の姿はなかった。残念。
さて、次はテン場探し。事前情報がないのでなかなか難しい。選り好みして先へ先へと期待して進んで適地が無いのは避けたい。途中いくつか候補があったかどれもイマイチ。本当にこの先今まで以上のテン場があるのか不安になりながら進み、標高1387m地点に極上物件を発見。翌日の遡行でもここより上流には適地がほぼなく、ベストチョイスだった。
薪集めは一人だとなかなか大変だったが十分な量の薪が集まった。夕食は岩魚丼に唐揚げと塩焼きの岩魚づくしで大満足。夜は眩しいほどの月明かりで幻想的だった。帰宅後にこの日が中秋の名月だったと気がついた。
翌朝も焚き火でスタート。朝食は塩焼きの半身をのせた岩魚茶漬けで。今日も天気は快晴、朝の空気が気持ちいい。遡行に困難な場所はなく、一箇所だけ深いプールがあり、腰まで浸かるのを嫌がって高巻きした以外は沢通しで歩いていける。ただヌメリが酷く何度も転びそうになった。ラバーソールよりもフェルトのほうがいいかもしれない。
徐々に水流も細くなり覆いかぶさる木々が五月蠅くなってきた。忠実に詰めあげると苗場山の頂上台地の端に出るが、この調子だと藪漕ぎも苦労しそうなので予定を変更。苗場〜赤倉山の稜線へ出ることにした。標高差で約100mほど登りあげて登山道へ出た。せっかくなので赤倉山までピストンするが展望はなかった。
こちらから見る苗場山は頂上台地の形がはっきり見えて素晴らしい景色。台地に上がると草紅葉がキレイで秋の訪れを感じる。この時期の苗場山は何度来てもいい。気持ちのいい秋風に吹かれながら大休止。夕べ作った岩魚の唐揚げ入りおにぎりが旨い。
景色を堪能したらいよいよ下山。和山方面へのルートは初めて。急斜面も多くなかなかハード。しかも滑りやすくてつづら折れの道で滑ってしまい下の道まで滑落。幸いそこで止まったけどその下は鎖場で落ちてたら無事じゃすまなかった。こんな何でもないようなところで…気をつけなければ。
ほうぼうの体でようやく登山口へ到着。佐武流山登山口まで車道を歩いて山行終了。秋を感じる楽しい二日間でした。
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