玄倉川源流をたどる沢旅〜鍋割沢〜塔ノ岳
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- GPS
- 14:20
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 1,603m
- 下り
- 1,627m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:15
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:04
天候 | 1日目:晴れ時々曇り 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鍋割沢 F1 おそらく台風でえぐられ滝が高くなって6m以上はありそうです。水流厳しく巻き。 F2 ガイドでは左岸ルンゼ十数メートル上がって巻きとあるが、さらに10m以上上がってしまった。20mロープいっぱいで核心突破 F6 8m滝の巻き、右枝沢から落ち口戻るが、奥にいくほど岩が脆い。一番手前からモンキーで行くのがよい 詰め 早めに西尾根に出た模様。崩壊地周りは崩れやすいので注意 ヒルは玄倉中流脱渓後、取りつきのみ2匹程度。 いくつかの滝は過去レコより滝が高くなっている模様。 |
写真
装備
個人装備 |
カラビナ(5)
スリング(5)
ビレイ器
ハンモック
|
---|---|
共同装備 |
20mロープ
12mお助け
タープ
|
感想
真夏に沢泊に行きたかったが、ことごとく天候に阻まれ初秋の沢泊となった。以下感想をポイントごとに
■電車・バス利用の周回ルート
今回は大倉に車デポ。バスで渋沢、小田急で新松田、再びバスで玄倉で下山大倉という計画。バスののんびり旅もたまにはよいですね。ただ結構混んで満席、立ち客出る状態。人気ありますね西丹沢。
■玄倉中流
今年4月に初めて歩いてみたが、ドボンしそうなポイントで撤退。今回は水量が多くて中々大変な感じ。ザック濡れで重くしたくないので、泳ぎは避けてヘツる。前回撤退ポイントのヘツりはかなりシビアで大変だった。
■ユーシンロッジ〜熊木沢出合
この区間は初めて歩く。ほとんど歩かれることはないのだろう。静かな山歩きが楽しめた
■設営〜宴会
全く人気がない熊木沢出合の少し上流部をベースとした。今回ハンモック泊を初めて試した。吊るす練習をまったくしてないので、設営に時間掛ったが張って横になってみるとなかなか快適!4000円くらいのをお試しでテキトーに選んで買ったがまずまず。ダイナミックロープは伸びて不適。いろいろ勉強になった。
焚火は巻き豊富で、保冷用に持ってきた紙を使って点火。うちわ忘れ、昼飯の冷やし中華のフタが活躍。宴会はカレーマニアのmassyさんによるツナカレーを楽しむ。その後保冷してきた肉を、タレ・ニンニクに漬けてから熾火で焼く。やり方もコツをつかみ絶品だった。ウイスキーをかなり飲み就寝。月明りで明るい夜だった。
■ハンモック泊
この日の幕営地は夜12度くらいまで冷え込み、かつ風が吹いてたので寒くて寝られなかった。体圧がかかるとその部分ほぼ断熱効果ゼロになるので、防寒なしだと真夏限定でしょうかね。あと蚊帳付きであったにも関わらずブヨに侵入されたようで、手や足首がかなりやられました。入られると咬まれ放題なのでサイト全体に香取線香焚くとかの対策した方がよいかも。防寒対策としては、外から覆う銀マット的なのが売ってるらしいので有効か試したい。
寝心地は気に入ったので、いろいろ練って沢泊オプションの一つにしていきたい。
■幕営地〜鍋割沢
快晴で暑いくらい。伏流の広河原が続くのでバテた。鍋割沢に入っても堰堤や広河原が続き沢らしくなるまで結構歩いた印象。
■鍋割沢
結構登攀的な沢でした。ゴルジュが多く巻きはF2がかなり渋い。200ガイドよりおそらく上からの巻き始めとなってしまい、ロープ何度もだし2回懸垂となった。軽量化のため20mだったが、この沢は30mが適。その後は登れる滝が続きかなり楽しい。8mは右のガレ沢から再び少々渋い巻きでモンキークライム。ガレ沢は奥に行くほど崩壊激しいの手前がよい。その後は小滝が続き水涸れとなる。ガイドより少々早めに塔ノ岳西尾根(初あるき)に出て不動清水で大休止。
■塔ノ岳〜下山
Co.200mほど上げて塔ノ岳到着。時間的に空いていた。富士山がよく見えてなかなかよいエンディング、、とはならず地獄の下山が残っている。丹沢200回あまり歩いてるのに、バカ尾根の下山を通しでやるのはたった3回目。何しろ長いっすからね〜、足も向かないわけです。今日はさらに重荷で苦行でした。。
盛りだくさんの沢泊。林道・河原区間が多いので一般にオススメは出来ないですが、誰もいないような場所での幕営・焚火宴会が好きな人なら意外と楽しめるかも。玄倉川源流域を満喫でき沢屋としてはなかなか達成感ありでした。
素敵な沢旅ですよ♪
バカ尾根がなければ楽しかった〜で終わるんですが、、辛かった〜が混じります
ここは遠いし、後回しにしていてら行かず仕舞いになっていたところ。
やっぱり悪そうですね。岩角が立っていて、ワンミスで大怪我しそうだ。
玄倉川水系は難渓が多いですね。
お疲れさまでした。(*Θ_Θ*)/
小丸経由での入渓がよいのでしょうが、いずれにしてもアプローチが悪くてレコは少ないですね。玄倉三難渓まだどれもいってないので狙いたいものです。鍋割沢は疲れと重荷影響もあるかもしれませんが、ガイド2級下に対し2級くらいな感じ。よい沢でした。
のんびり宴会山行も楽しそう♪
初日ほどよい時間で宴会に長時間費やせて満足です
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