西穂高岳・奥穂高岳 西穂高口〜白出沢

2022年09月11日(日) ~ 2022年09月12日(月)

• GPS: 13:32
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,686m
• 下り: 2,779m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:52
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:52

距離 2.0km 登り 272m 下り 55m

16:26 西穂高口
16:45 旧ボッカ道分岐
17:18 西穂山荘

2日目

• 山行: 11:35
• 休憩: 1:04
• 合計: 12:39

距離 15.2km 登り 1,415m 下り 2,730m

4:02 西穂山荘
4:16 西穂丸山
5:06 西穂独標
5:30 5:36 ピラミッドピーク
5:43 5:50 チャンピオンピーク４峰
6:13 6:15 西穂高岳
6:22 P１
6:45 赤岩岳
7:16 7:23 間ノ岳
7:40 逆層スラブ
8:00 天狗岩
8:20 8:23 天狗のコル
9:52 10:10 ジャンダルム
10:20 10:26 ロバの耳
10:53 馬の背
11:12 11:16 穂高岳
11:49 12:00 穂高岳山荘
13:40 荷継小屋跡
14:33 重太郎橋
15:23 白出沢出合
15:55 穂高平小屋
16:19 小鍋谷ゲート
16:31 新穂高温泉駅
16:35 新穂高温泉バス停
16:41 新穂高温泉無料駐車場

天候

晴れのち曇り　0〜3時頃までは雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新穂高登山者用無料駐車場　
晴れの日曜日でしたが到着は15時半過ぎだったので最上段に駐車

新穂高ロープウェイ　第1第2　片道1700円　荷物券300円

コース状況／危険箇所等

◼️西穂高口駅〜西穂高岳
　・旧ボッカ道は通行可能　　
　・初心者は独標までにしておいたほうが無難　
　・注意するのは独標からの下り、7峰付近の岩場、山頂直下の一枚岩。
◼️西穂高岳〜奥穂高岳
　・言わずと知れた国内最難関ルート。
　・一部マーキングが薄い場所もありますが迷うことはないと思います。
　　疲れて集中力・注意力が落ちていなければですが。
　・P1からの下り、間ノ岳の下り、天狗ノ頭への逆層スラブ、ジャンダルム・
　　ロバの耳の周辺、馬ノ背等注意する場所はこれ以外にもたくさんあり。
　　気が抜ける場所は各山頂やコル等のごく一部。
山行前に山岳雑誌の岩稜特集、YouTubeなどで
イメージトレーニングすることをお勧めします。
◼️白出沢ルート
　・白出沢は一部ルート不明瞭。正規ルートを外れると浮石ゴロゴロ。
　　下部は正規ルート上でもザレて滑る。
　・荷継沢〜鉱石沢　
　　この間の樹林帯は湿っていて滑りやすい。鉱石沢への下降も注意。
　　樹林帯を抜けるとすぐにクサリ場、一部ステップあり。
　・鉱石沢〜重太郎橋（岩切道）
　　ほぼ全行程クサリ場、クサリのない場所は慎重に。一部ハシゴ、ステップ。
　・重太郎橋〜白出沢出合　
　　樹林帯は木の根や岩が湿っているのでスリップに注意。
今回はじめて下りで使用。上りでは気にならなかった場所も注意が必要。
下りは西〜奥ほどでは無いですがタフなルート。上りで使うほうが無難。

写真

9/11 15:42

最終便で西穂高口へ　
第1RWを使うのは4年ぶり

9/11 16:28

千石園地の播隆上人像は何処に？ご挨拶したかったのに　
ここには10/19笠ヶ岳〜槍ヶ岳を見渡せる展望デッキができるそうです。

9/11 16:37

ゴゼンタチバナの実

9/11 16:41

オオカメノキの実

9/11 16:45

旧ボッカ道は通行可

9/11 17:13

ヤマハハコ　
普段はスルーしがち(笑)　
これ以外にはカニコウモリ等

9/11 17:14

クロツリバナの�櫺�

9/11 17:16

西穂山荘
ナナカマドの実はきれいですが葉は枯れてチリチリに

9/11 17:52

受付を済ませド真ん中にテント設営　
夜は雨予報も軽量化のためにダブルのステラ2ではなくシングルのライズ1を選択。

9/11 17:52

本日はハーフ＆ハーフ　
出発前にしっかりと食べてきたので夕食はほぼツマミ(笑)　調理道具も持ってきていません。朝昼はアミノ酸系ゼリー飲料。

9/12 4:16

翌朝3時に出発する予定でしたが雨が降っていたので1時間遅らせました。

9/12 5:06

独標　
雲がなければ月明かりの下ライト無しでも歩けたと思います。

9/12 5:31

ピラミッドピーク

9/12 5:32

笠ヶ岳

9/12 5:32

西穂高岳〜奥穂高岳

9/12 5:34

前穂高岳〜明神岳

9/12 5:35

奥穂高岳山頂からは素敵なご来光が見えているのでしょう。

9/12 5:35

ここからは前穂〜明神間にご来光。雲が邪魔

9/12 5:40

ミヤマダイコンソウが色付きはじめ

9/12 6:09

西穂高岳

9/12 6:10

笠ヶ岳、黒部五郎岳、双六岳

9/12 6:12

西穂高岳〜ジャンダルム　
奥穂にはガスが

9/12 6:12

裏銀座〜西鎌尾根〜槍ヶ岳〜涸沢岳

9/12 6:12

槍ヶ岳、大喰岳、中岳

9/12 6:13

西穂高岳〜焼岳、乗鞍岳

9/12 6:14

白山

9/12 6:20

P1　
ここから先は未知の領域

9/12 6:21

ここから眺める西穂高岳が好きです(^_^)

9/12 6:27

赤岩岳、間ノ岳、ジャン
P1からすぐにクサリ場が続く激下り

9/12 6:45

イワツメクサ　
朝露でしっとり

9/12 6:58

赤岩岳を下る途中から間ノ岳

9/12 7:12

イワヒバリ　
ホシガラスも鳴き声や飛んでいる姿も見かけましたが撮影できず

9/12 7:15

間ノ岳から奥穂高岳方面　
まだまだ先は長い。ここからの下りも険しいので慎重に

9/12 7:16

山名はここに　
見落としていました。険しい場所は足元、手元に意識を集中しますがそれ以外は視野を広く

9/12 7:38

逆層スラブ

9/12 7:59

天狗ノ頭

9/12 7:59

間ノ岳、西穂高岳

9/12 8:21

天狗のコル　
避難小屋跡

9/12 8:33

イワギキョウ　
花冠に毛があるとチシマ

9/12 9:33

トウヤクリンドウ　
日差しはありますがガスも多めなので開いていません。

9/12 9:41

コブ尾根の頭からジャンダルム

9/12 9:41

天使が見えます！

9/12 9:46

ジャンの巻道

9/12 9:54

ジャンダルム　
奥穂高岳はガスに包まれてしまいましたが山荘は見えます。

9/12 9:54

飛騨沢方面

9/12 9:56

うっすらとロバの耳

9/12 9:57

天使

9/12 10:02

本日は会えませんでしたが9羽の雷鳥を背負ってきました(笑)

9/12 10:17

前にはもう1羽

9/12 10:13

熟達者限定！直登ルート
下りでは使わないほうが良いです。

9/12 10:17

ロバの耳
先週滑落事故がありました。
ここのトラバース、下りも慎重に

9/12 10:53

馬ノ背　
緊張のナイフリッジ、ガスが多かったので高度感はあまり感じません。

9/12 11:13

今年2回目の奥穂高岳　
青空も見えますが

9/12 11:14

槍ヶ岳は見えず(´Д` )
前穂高など近くの山も見えません。

9/12 11:40

穂高岳山荘　
明日もお休みなので北穂南陵でテン泊して槍ヶ岳まで一気通貫したかったのですが今日の晩に予定が(>_<)

9/12 11:48

涸沢もガスガス

9/12 11:56

山荘前で小休止

9/12 12:01

今年二度目の白出沢へ　
実は下りで使うのは初めてです。ガスガスでしたが時々日差しも

9/12 12:44

白出沢の名所　アビナイヨ岩　
ガスで笠ヶ岳、白出のコルは見えず

9/12 13:38

荷継沢を横断、樹林帯を抜け

9/12 14:01

鉱石沢への下降　
上りでは特に気になりませんでしたが下りは緊張します。

9/12 14:11

核心部の岩切道へ

9/12 14:15

長梯子　
こちらも下りでは緊張

9/12 14:26

大部分にクサリが設置されていますがない場所も

9/12 14:33

重太郎橋　
ここから先は滑落の心配はほとんどありませんが木の根や岩が湿っている場所が多くスリップに注意

9/12 15:23

白出沢出合　
白出沢ルートの下りは精神的にもキツい！できれば上りで　
18時半には自宅に戻らないといけないのですが果たして間に合うのか…

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

よりみち

国内最難関　西穂高岳〜奥穂高岳縦走！
全身を使った登山で上半身も筋肉痛に(´Д` )

焼岳〜槍ヶ岳の赤線繋ぎ久々の更新です。
残すは大キレットのみ。本当はこちらを先に済ませたかった(笑)
大キレットが終わったら次回は逆回りを（奥→西、白出沢〜旧ボッカ道）
日帰りは体力的にキツいので穂高岳山荘泊かテン泊で。

コメント

yamasemi

yomiuさん おはようございます

ジャンダルム登頂おめでとうございます^^
今年は富士山など次々と目標クリアですね
私は先日南岳新道下りましたが、白出沢など下りに気を遣うルートは何気に怖いです
お帰りも無事間に合ったんですね!?
危険で緊張感の続くルート、しかもテン泊荷物での歩行、お疲れさまでした

よりみち

yamasemiさん こんにちは

コメントありがとうございます^^
西〜奥は中毒性のあるルートですね
yamasemiさんが毎年歩いているのもわかるような気がします。
まだ一週間も経っていませんがまた歩きたいな〜と思っています。
富士山は一回限りで十分ですけど(笑)