剱岳
- GPS
- 12:06
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,937m
- 下り
- 1,934m
コースタイム
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:29
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 2:52
- 合計
- 9:22
天候 | 1日目 曇り/2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
長野駅から扇沢までは特急バスを利用。片道3100円。 https://www.alpico.co.jp/traffic/express/nagano_omachi/ 平日のせいか、行きも帰りも席に余裕がありました。 <アルペンルート> 9月限定(SW期間を除く)のキャンペーンWEBきっぷを利用。 往復で約1000円安くなる。 長野までのバスの切符もあわせて購入できる。 (あわせて購入しても、バス料金については割引はありませんが…) https://tateyama-kurobe-webservice.jp/AlpenTour/html/VW001W0010.html アルペンルートは平日でもそれなりに混雑しています。 休日の場合は、早めに並んでおいたほうがいいかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<室堂〜雷鳥沢キャンプ場> 石畳の舗装道路。 <雷鳥沢〜剱沢キャンプ場> 一部ガレているところもありますが、概ね整備された歩きやすい道。 <剱沢キャンプ場〜剱岳> ・剱沢キャンプ場から剣山荘までは石にペンキマークがついていますが、日の出前はペンキマークが見にくく、進むべき方向がわかりにくかったです。 ・剣山荘から山頂までは岩場、鎖場多数。 ・長い鎖場は渋滞がおきないよう登りと下りが別ルートになります。 前剱のピークは下山時は巻くので、ピークからの写真は登山時に撮りましょう。 ・核心部はカニのタテバイ&カニのヨコバイですが、高度感のある鎖場に抵抗がなく、三点支持での登り下りができる人であれば問題なく通過できるかと思います。 ・カニのヨコバイは、一歩目の足の置き場が見えづらく緊張しますが、そこを越えればなんとかなります。 ・カニのタテバイ&カニのヨコバイ以外の鎖場は、鎖無しでも登り下りできるところも多く、それほど難易度は高くないように感じました。 <剱沢キャンプ場について> ・ペグはささりにくい。 ・水は無料ですが要煮沸。 ・トイレは汲み取り式とバイオトイレの2つがある。 バイオトイレは和式の水洗トイレ風。汲み取り式は床に大きめの長方形の穴が空いている。両方とも掃除が行き届いていますがバイオトイレの方が快適。 トイレはテント場から少し離れたところにあり、明かりはないので夜になるとどこにトイレがあるかわかりにくいです。 ・auが電波入ります。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
一日目は室堂から剱沢キャンプ場へ。
コースタイム約3時間の道のりだったので、テン泊装備でも大したことないだろうとナメてかかっていたのですが甘かったです。
雷鳥沢から別山乗越までの約1時間半の登りは予想外にきつく、この日は曇りでしたが湿気が多いせいか登り始めから汗だくで、かなり体力を消耗しました。
別山乗越からキャンプ場まではゆるい下り坂なので楽々。
剱沢キャンプ場についた時点ではガスガスでどこに剱岳があるのかわからない状態。
しかし夕方になると次第に雲の中から剣岳が姿を現し始めます。
ここから見る剱岳は威風堂々として本当にかっこよく、明日、この山を登れるのだと思うとゾクゾクしました。
次の日は4時にキャンプ場を出発。まだ歩いている人は少なめ。
天気は最高。気になっていた鎖場は、あくまでも個人的な感想ですが、他のアルプスや西上州の鎖場と同じくらいのレベルで、特に剱岳の難易度が高いとは感じませんでした。私は整備された鎖場や岩場が好きなので、楽しみながら登れてよかったです。
7時に山頂到着。この時点ではソロの登山者が数人いるだけで静かだったので、落ち着いて写真を撮ったり、休憩したりすることができました。
ただ、その後ゾクゾクと登山者がやってきて賑やかになってきたので下山開始。
平日でもこの賑わいだと、休日はかなり混雑しそうですね。
下山後、剱沢キャンプ場でテントを撤収。
真っ青な空に映える剱岳が素晴らしく名残惜しかったのですが、室堂へ向かって出発します。
ある意味、この後が今回の山行の核心部でした。
別山乗越まではゆるやかな登りなのですが、剣岳のピークハントでそこそこ疲れているところにテン泊装備の重さと暑さでなかなか足が進まず。休み休み登ることに。
別山乗越から雷鳥沢までは下りで楽なのですが、雷鳥沢からの登り返しが地味にきつい。室堂までこんなに登りがあったのかと階段が出てくるたびにうんざりしながら、なんとか辿り着きました。
以前にも経験済みなことですが、5〜6時間歩いた後の登りはびっくりするくらいペースダウンしますね。距離だけではわからないきつさのあるルートでした。
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