越後三山
- GPS
- 09:14
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 3,284m
- 下り
- 3,276m
コースタイム
02:00 大倉駐車場
02:30 森林公園駐車場
05:00 越後駒ヶ岳
06:30 中ノ岳
07:00 祓川
09:40 八海山 大日岳
10:30 大倉分岐(四合半)
11:10 大倉登山口
ポカリ3L(持込み1, 祓川2), ガッツギア2, パン1
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
十二平登山口手前の雪渓は左手から回り込んだ。 |
その他周辺情報 | 下山後の風呂は"ゆーパーク薬師" JAF550円、熱いサウナに"冷たくはないがヌルくもない、いつまでも入っていられる水風呂"がナイス。メシがサイコーにうまい。 |
写真
感想
よし、新潟行こう。年末年始やGWに何度も訪れているが無雪期に新潟方面へ行ったことがない。三重在住時代はめちゃくちゃ遠かったが、東京からなら近いらしい。自宅を出て初めて関越に乗る。渋滞だらけの都内を抜けて埼玉県をスパーッ越えて谷川のトンネルを抜けたら3時間ちょいで魚沼に着いた。おお、ほんとに近い。まさか奈良田より近いとは。松本方面よりも断然近い。冬の土曜に単独の時は魚沼、谷川、尾瀬に行くのもイイかもしれん。真北に移動した方が効率良く雪にありつけるわけだ。
越後三山は八海2回、駒ヶ岳2回。どちらも山スキーで登っている。八海山は2015年の年末に先生、カタヤさん、あんちゃんに初めて同行させてもらった思い出の山だ。あれはしんどかったなぁ。しんどかった八海山の翌日、キラキラに晴れた駒ヶ岳の景色は一生忘れないだろう。今日は思い出の八海山、駒ヶ岳と、まだ登ったことがない中ノ岳をぐるっと繋いで周回しよう。1時半起床の2時出発。まずは大倉から十二平登山口へ向かってロード&林道ジョグ。ロードは暗いうちに処理する。時計回りか半時計回りか。僕は"暗い岩場は勘弁"ということで八海山を後に持っていく時計回りを選んだ。十二平登山口手前にデカい雪渓があって、いわゆる「氷のトンネル」になっていた。まさか自分が通過している時に落ちることは無いとは思うが、こんな夜中にトンネル通過は心臓に悪い。林道も登山道も下草に笹がパヤパヤ元気で全身ずぶ濡れ。クモの巣もひどいもん。壁みたいな斜度に息が上がる。これはキツい尾根、納得の不人気コースだ。1,800mあたりで森林限界を越えると風が心地よい。振り返ると魚沼の夜景が美しい。
汗と笹汁とクモの巣でドロドロになって駒ヶ岳到着。ここで日の出を期待していたがガスで何も見えず。さっさと下りて中ノ岳を目指す。少し標高を落とすとガスを抜けて朝日に照らされる中ノ岳とご対面。いいね。駒ヶ岳-中ノ岳の間は登山道がずっと東側に傾いていて足首が疲れる。中ノ岳はすぐに着いたが、ここから八海山までが遠い。山と高原地図では破線になっているがどうかな。祓川から下山まで水場は無いかもしれないので、ここでたっぷり汲んでおこう。急なアップダウンをいくつも越えて八海山を目指す。首筋が太陽に焼かれて暑い。標高は1,350mまで落ちていた。無風。まーじで暑いでーす。この辺の山は10月まで待つべきだったか。暑くてもやることは水飲んで塩舐めて脚を前に出すだけだ。いつの間にか本日最後の登りまで来ていた。五竜岳で破線は終了、阿寺山からの登山道と合流して道はだいぶ歩きやすくなる。クサリを登って大日岳に着くと魚沼の田んぼがよく見えた。もう登らなくていいです。太陽は雲に隠れて風も出てきて、涼しくて静かで素敵な時間だった。
八海山、駒ヶ岳、中ノ岳に別れを告げたらあとは下まで落ちていくだけ。ここまで中ノ岳避難小屋に泊まったと思われる単独女性の方としか会っていない。実に静かな山だった。ここから先はロープウェーで1,100mまでアプローチできるらしく、平日なのに結構な人が登ってきた。登山道はさっきまでのヤブヤブ急斜面とは打って変わってスーパー整備された一級国道に変わった。これは早く下りれそうだと思ったのも束の間。大倉分岐から進路を北に取ると、ここから先はやっぱり不人気コース。今日は誰も登ってこないのでクモの巣だらけ。標高を下げると気温も上がる。下ってるのに汗だくだく。下りて水風呂サウナ下りて水風呂サウナ。楽しいことを考えて急斜面を飛ばす。神社に出たら最後はちょろっとロードを走ってクルマのもとへ。9時間ちょいの周回だった。ああキツかった。同じ三山でも白峰三山の1.5倍くらいキツい。最近、整備された登山道ばかり歩いていたから久々のワイルド系はキツかった。二度目は無い。越後の山は冬に限る。
CT短縮率がバグみたいになっている。中ノ岳-八海山の岩とヤブ地帯は長めに設定されているのかも。僕は岩やヤブ等の破線があると短縮率が上がる。こういうところで速度が落ちないのは沢の心得があるからかもしれない。
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