【花の百名山】夕張岳
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- GPS
- 12:40
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
−11:45〜12:20山頂(ランチタイム)
−14:10望岳台−16:05登山口−17:40駐車場
登り6時間40分(休憩含む)、下り5時間20分
総歩数44,470歩
天候 | 晴れ後曇り、一時雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口の7匱蠢阿肪鷦崗譴あります。 しかし林道は普通車なら通れる状態です。 通行止めの奥と手前で、林道の状況は特に変わりません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●トイレ 昨年は駐車場に簡易トイレが設置されていましたが、今年はありませんでした。 工事関係者用のトイレだったようで、工事終了と共に撤去されたようです。 そのトイレをアテにしてただけに辛かった。 7卆茲療仍蓋のトイレまでガマンでした。 ヒュッテにはバイオトイレあり。 ●笹被り 昨年7/21に登った時には結構被っていて、特に望岳台から先は背丈以上の笹でした。 今回は綺麗に刈られており、笹漕ぎの必要はありませんでした。 ●雪渓 昨年は今年より1ヶ月も遅く登ったのに、昨年の方が残雪多かった。 今回は短い雪渓が数か所。ツボ足で無問題。 ●花 さすが花名山。期待を裏切りません。 どこにでもあるような花から、ここでしか見れないような花まで。 しかしユウバリソウはほぼ終わりでした。 これをいい時期に見ようと思えば、山開き前に金山コースから登るしかないです。 ユウパリコザクラは咲いてましたが、どれも登山道から遠い。 ちゃんと撮ろうと思えば大きな望遠レンズが必要です。 ユウバリソウとユウパリコザクラを見なくてもいいなら、 もう少し後の時期の方が花が多いと思います。 *夕張岳のWikipedia → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%95%E5%BC%B5%E5%B2%B3 ●温泉 今回は「夕張温泉 夕鹿(ゆうか)の湯」に行きました。 入浴料600円。 http://yubari-yukanoyu.com/ |
写真
ものすごいネギの臭いがしていた。
漢字で書くと白馬浅葱というらしい。
ユリ科ネギ属だからネギ臭いのだろうか。
結構好きな匂いであった。
見るとしっかり噛みつかれてました。
初めてのダニ体験。
恐怖におののいていたので
yahに取ってもらった。
この後、猛烈な痒みにおそわれましたが数分でおさまった。マキロンで消毒しました。
笹刈りしていても、ダーニ―はひそんでいた。
下山時によくよく探したら、10輪くらいは咲いていた。
ただ、どれも距離が遠い。望遠レンズでも小さくしか写らない。
かなりトリミングしています。
ちょっと粗いです。
感想
昨年初めて登った夕張岳。
長い林道はキツかったけど、そこを歩いてでもまた行きたいと思った。
今年はユウバリソウを見たかったので、山開きしてすぐに行ってみた。
通行止めの林道は、現状では普通車が走れる状態です。
それでも皆がクルマで通行すれば崩落が進む危険性はあります。
そういう判断での通行止めなのでしょう。
または林道歩きの敷居を設けることによって、登山者を減らす目的もあるのかもしれません。
登山者が増えれば山が荒れる。
夕張岳の自然を保護するためなら、それに協力しましょう。
それなら頑張って歩こうじゃないか!
ところが実際は、地元団体の人たちはヒュッテまでクルマで往復。
一般登山客に長い林道歩きを強いておきながら、自分らは楽々登っている。
これには正直言って不公平感があります。
林道閉鎖するのなら、特別扱いナシに全員が歩くべきだし、
それが出来ないのなら一般にも開放すべきと思った。
ところで、登りも下りも去年より大幅に時間がかかってしまった。
1年を通してそれなりに登っているから体力が付いたかと思いきや、
逆に衰えている??
それが気がかりだ・・・。
【備忘録】
水消費量:約1600ml
今回の夕張岳について非常に遺憾に思う出来事がありました。
タイトルにもありますが、本来林道は車両通行禁止のはず。
(山開き前に管理局に問い合わせましたが、一切の車両は通行禁止との回答済)
それが、地元の団体はトラックだの自家用車でひょいひょいと通行している。。
去年も同じ光景を目にしました。
小学生の団体客。小屋で寝泊まりしていたみたいです。
帰りは通行禁止のはずの林道を車で走行。
その時は、そんなに深くは考えませんでしたが
今回もそのような光景を目にして、とても腹が立ちました。
朝は地元団体トラックの荷台にはが数名乗車してました。
我々一般人には後ろめたい気持ちがあるんでしょうか。
こちらに目を合わせることはなく、顔を背けるように皆うつむいてました。
帰りも、またトラックと乗用車で林道を走行。
私達に追いつくなり、「荷台は人でいっぱいだから乗せれないわ〜ごめんね〜」
そう言って、走り去って行きました。
もう、こんなに腹が立ったのは久しぶりでw
わたくしめは意地くそ悪いので
yahに必死になだめてもらいましたが、腹の虫はおさまらん!
荷台が空いてたとしても意地でも乗らんわ!
通行禁止にするなら、地元団体であろうが一切車両通行は禁止にすべきではなかろうか。
私達一般人は往復14kmを徒歩なり自転車なりで通行しています。
特別に優遇されているのか何なのかわかりませんが
何か、、違うと思う。
この日は盗掘防止のパトロールをしていたみたいで
お花の事も詳しく教えてくれたし
笹を刈ってくれたのも、きっと地元の団体の方達だろうと思います。
とってもありがたかったし、気持ちよく登ることができました。
帰りの車に置き手紙を発見しました。
「内容は、崩壊現場は気を付けて歩けばそんなに危なくはない。
林道に熊の痕跡あり。
この方が歩行には危険だと思う。
せめて、6〜8月のハイシーズンだけでも開放してほしい。
林道開放を望むのなら、要望を出そう」というものでした。
みなさん、思っていることは様々だなと思いました。
こんなことがあり、何だかかなり後味の悪いものになってしまいました。
どうなるかわかりませんが
時間のある時にでももう一度管理局なり役所に問い合わせて
今回の事を報告してみようと思います。
コメント
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折角の花のワンダーランドに行かれたのに、随分嫌な思いをされましたね。私だったら、ゲートを爆破してしまいそう。そういう理不尽にも、「夕張の貴重な自然を守るため」と我慢しようにも、あまりにも酷いですね。
前日に、Hiroと金山コースを登りました。本当なら、登山口から登り慣れた二つのコースを楽しみたかったです。Hiroに林道歩きも、金山コースも厳しすぎます。
本来、ヒュッテまで開放すべきです。そうすると、バスが入れるので賛否両論となります。世界でまたとない夕張固有種を学習する子供達は、バスで良いです。引率の教師を含め16歳以上は、通行止めから歩くべきです。子供達の飲料水や食料を背負って。ついでに、携帯トイレを人数分X3も90Lリュックで担ぎ上げるべきです。山は厳しいものです。
Yahさんの高山植物の博学さに、感嘆している一人です。これからも、花の魅力と名前をご教示下さい。
shizuさんのダニの頭は取れましたか?まだ、左手首に噛みついたばかりなので、素人でも大丈夫でしょう。次女のAkiが噛まれた時は、頭に体の半分が食い込んでいて、局所麻酔して切除しました。自分に食い込んだダニは、麻酔無しに血みどろでえぐり取りましたが。
頭が食い込んでいれば、窒息させます。ダニごと軟膏で覆って、ラップで包みます。1時間以上掛かりますが、ダニが窒息死して、ポロリと取れます。STSFとリケッチアに気を付けて下さい。釧路湿原のダニは危険です。意識が有るうちにミノマイシンを飲むと助かります。医師でも、噛まれた事を申告しなければ診断が付かず、新潟県で数十人以上命を失っています。
yahさんが陳情するなら、国会議員の知り合いを当たります。少なくとも、夕張の地元の鈴木市長の首が飛びますが。花を愛する、優しい心を持ったyahさんとshizuさんはそれを望んでいないでしょう。ここは、我慢のし所です。社会に理不尽が溢れているのですから、せめて、山ではやめましょう。そもそも、夕張が破綻しても、あれほど見せしめの財政再建は必要なかったのです。国がどれ程の借金をしているか。一万分の一で夕張の借財の2倍です。それより、ユウバリソウ等固有種を子供達に見せる価値の方が、理解して貰えれば、教育価値は計り知れません。
yahさん、shizuさんの、ヤマレコを楽しみに待っているファンの一人です(o^-')b
murakamiさん、こんにちは。
ご丁寧なコメントありがとうございます。
いつもHiroくんとの山行記録を楽しませてもらっています。
小学4年生であれだけ歩けるとはすごいなぁといつも思っています。
やはり小さいころからmurakamiさんに鍛えられているからでしょうか。
それでもやはり長い金山コースや、この長い林道歩きは厳しいですよね。
子供や年配の方はこの林道歩きがあるせいで断念してる方も多いと思います。
子供の頃から自然に触れさせることは大事なことですね。
小さいころから自然の大切さ、貴重さを体験させると、
それは大人になってもずっと続きますからね。
昨年登った時には地元小中学生が引率の大人数名と一緒に登っていました。
その団体はマイクロバスでヒュッテまで往復し、
ヒュッテに泊まって登っていたようです。
引率の大人の中には山に登らず食事を作るためだけに
ヒュッテに来ていた方もいたようです。
地元ではそういう活動もしているようですね。
植物の知識に関して、僕などまだまだです。
やっとこの頃勉強を始めた程度です。
いつも家に帰ってから図鑑やネットで名前を調べているのです。
中には間違ってるものもあると思うので、100%信用はしないでくださいね。
植物を見たり撮ったりすることがとても楽しいのです。
名前が分かればなお嬉しい。
ダニに関して、幸い今までは浅噛み程度の体験しかありません。
今回のshizuの場合も、まだ時間が経ってなかったので引っ張ったら取れました。
それでなくとも、見た目や潜り込むという性質が気持ち悪いのに、
感染症の問題もあったりで、本当に怖い存在です。
十分気を付けていても、それで防ぎきれるものではないのが、また厄介ですね。
林道の問題の件、お気遣いありがとうございます。
今年は恐らく一般登山客の不満も大きくなり、林道解放の声も上がってくると思います。
ユウパリコザクラの会の方々も、皆が歩いてる横を車で過ぎることに
きっと後ろめたさがあるはずです。
何か変わってくれるんじゃないかと期待しています。
僕らはマイペースな山行しか出来ませんが、今後ともよろしくお願いします。
こちらもいつもレポを楽しく拝見させていただいております(^^)
林道の件、ゲート爆破してしまいそうですか!
やっぱりわたくしめは意地くそがめちゃくちゃ悪いので
黙っておけず、レポさせてもらいました。
一般人は林道を1時間以上かけて歩いているというのに
林道通行止めと言っておきながら
自分たちは車で通行するなんて、あまりにも理不尽過ぎると思ったのです。
大事にはしたくないなーと思っているので
とりあえずは、こういうことがありました的なことを
森林管理局に報告しようとは思っています。
ダニも噛まれたてホヤホヤだったみたいで
埋もれる前だったようです汗
何かチクチクむずむずするなーと思ったら
居やがりました!!
ちょうど腕時計をきつめにはめていたので、そこからから上へは行けなかったようです。
手首だったので、何か居る感覚はすぐわかりました!
ダーニーの埋もれた時の対処法、ネットで見ると様々なので
何が一番良いのか迷っていました。
そんなに重い物でもないし
万一の為に山行に携行しようかな・・・
軟膏にラップ、参考にさせてもらいます!
山登りを子供にさせると非行に走らない。なんて聞いたことがあります!
ヒロくんは登るごとにたくましくなっているのを見ていて
ますます将来が楽しみですね!
お互いに気を付けて、山登り楽しみましょうね(^^)
レポ楽しみにしています(`・ω・´)シャキーン
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