記録ID: 4687033
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
頸城三山(妙高山・火打山・焼山)を縦走
2022年09月15日(木) ~
2022年09月16日(金)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 18:43
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 2,965m
- 下り
- 3,080m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:41
距離 9.9km
登り 1,700m
下り 700m
12:50
2日目
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:38
距離 18.8km
登り 1,266m
下り 2,396m
16:40
ゴール地点
燕温泉から妙高山・火打山・焼山を縦走し、金山を経て雨飾高原に下りました。天候に恵まれ、午前中は両日ともに遠方の山々が良く見えましたが、午後からはガスが出てくる状況でした。
今回、はじめてのテント泊だったこともあり、普段よりも荷物が重くペースがあまりあがりませんでした。
燕温泉から妙高山
赤倉温泉源湯までは、作業道のような道をあがっていきます。近くに水場がありますが、山の水の冷たさはなく、やや鉄の味が強い感じがしました。温泉地特有の硫黄のにおいが漂う沢沿いを高度を上がていきます。
天狗堂までは沢から外れて急登すると到着しました。ここから尾根沿いとなるので、ところどころ景色が見えるようになります。雲海が眼下に広がり、妙高山に到着するまでは北アルプス連峰から遠くは八ヶ岳まで綺麗に見ることができました。岩場が最後にありますが、それほど危険なものではありません。
妙高山から黒沢池ヒュッテ、高谷池ヒュッテ
妙高山から北峰までは、標高差もほとんどなく簡単に移動できます。巨石が至るところにある道を稜線沿いにたどると、三角点が置かれた北峰山頂に着きました。私が北方山頂に着いたとき、ちょうど100名山を達成された男性(とその連れの男性1名)が祝福されているところでした。賑やかで日本語で話す外国人女性2名とともに、記念写真を撮影させていただきました。
北峰から長助池分岐までは、かなり急で下るのに少し難儀しました。長助池分岐から大倉乗越に向けて少し歩くと、水が流れています。ヤマレコにここの水は美味しいと書かれていましたが、確かに冷たい軟水で非常に美味しかったです。翌日の分もあわせてここで3リットル補給しました。黒沢池ヒュッテと高谷池ヒュッテの水は要煮沸なので、沢の水が飲みたい方はここが最後の水場になります。
大倉乗越まではトラバースする形で進んだ後、一気に急登し標高を稼ぎます。妙高山から一気に下った後の急登でもあって、かなり疲れました。黒沢池ヒュッテに到着すると、妙高山までのピストンとおぼしき人達のリュックがいくつか置かれていました。この頃にはガスが一面に出ていて、周囲の景色はまったく見えませんでした。
ヒュッテの前にはベンチやテーブルが複数置かれているのですが、その隅で登山道に近いところにテントが張ってありました。テントが張られている場所とこの時間にテントが張ってあることに少し違和感を覚えました。翌日知ったのですが、どうもニュースになった方のテントだったのではと思います(確認したわけではないので違うかもしれません)。
黒沢池ヒュッテから茶臼山までは緩やかな上りで、そこから下ると高谷池が見えてきます。高谷池の前に出ると火打山への登山道に出るのですが、ここを左に曲がると高谷池ヒュッテが見えてきます。テント場は基本的に事前予約が必要とのことでしたが、平日だったこともあり使用することができました。13時頃にテント場に行きまし
たが、張られているテントは2張り。最終的に、5〜6張りでした。
高谷池ヒュッテでは、缶ビールをいただきました。よく冷えていて、山で飲むビールは最高ですね。山小屋の宿泊客も結構いらっしゃり、その方達との山談義は楽しかったです。ここはトイレも綺麗で、非常に良かったです。
テントですが、日中は本当に暑いぐらいだったのですが、夜間はそれなりに気温が低下しました。22時頃、降雨があったのかと思うくらいにフライシートにびっちりと水滴が。周囲が池なので、湿度が非常に高いためでしょうか。結露した水滴で朝方には少しインナーテント内が濡れていました。フライシートの4隅はしっかりテンションをかけていたのですが、4辺は固定していなかったので、しっかり固定しないといけないですね。
高谷池ヒュッテから火打山、焼山
高谷池ヒュッテを出発して火打山へ。天気に恵まれ、気持ちいい山歩きとなりました。天狗の庭は本当に綺麗なところで、火打山を見ながら湿原を歩きます。道も非常に整備されていて、火打山までは本当に歩きやすいです。
火打山から焼山にかけては、今年の7月21日から通行が可能となりました。草刈りが行われていて、道に迷うようなところはありません。ただ、それまでの整備された歩きやすさはなくなります。火打山からピークを2つほど登りと下りを繰り返し、一番低いところから焼山へ急登するのですが、この焼山への登りはキツかったです。焼山山頂には、「新潟焼山山頂」という小さな看板が設置されていました。
焼山から泊岩、金山から金山登山口
焼山から泊岩までは、足場が崩れやすいところを一気に下ります。足を取られるので、気をつけて下りました。泊岩は避難小屋となっているのですが、工事中となっていました。現場の作業員の方にうかがうと、床の張り替え作業ということでした。富士見峠で休憩を兼ねて昼食をとりました。
富士見峠から金山まで綺麗に稜線沿いに道が見え、素晴らしい景色がひろがっています。ここから金山までは、道迷いするような場所はまったくありません。金山から金山登山口までも、多少のアップダウンはありますが、基本的に単調な下りとなっていて、長いルートではありますが、整備された歩きやすい道でした。
反省点としては、はじめてのテント泊で荷物が普段より重たかったことと、にもかかわらず2日目は出発時間7時と少し遅くなったこと、結果としてバスの時刻に間に合わなかったことです。とはいえ、タクシーの運転手といろいろ話ができ、南小谷駅近くの美味しい焼き鳥店を紹介いただいたので、これはこれで良かったです。
今回、はじめてのテント泊だったこともあり、普段よりも荷物が重くペースがあまりあがりませんでした。
燕温泉から妙高山
赤倉温泉源湯までは、作業道のような道をあがっていきます。近くに水場がありますが、山の水の冷たさはなく、やや鉄の味が強い感じがしました。温泉地特有の硫黄のにおいが漂う沢沿いを高度を上がていきます。
天狗堂までは沢から外れて急登すると到着しました。ここから尾根沿いとなるので、ところどころ景色が見えるようになります。雲海が眼下に広がり、妙高山に到着するまでは北アルプス連峰から遠くは八ヶ岳まで綺麗に見ることができました。岩場が最後にありますが、それほど危険なものではありません。
妙高山から黒沢池ヒュッテ、高谷池ヒュッテ
妙高山から北峰までは、標高差もほとんどなく簡単に移動できます。巨石が至るところにある道を稜線沿いにたどると、三角点が置かれた北峰山頂に着きました。私が北方山頂に着いたとき、ちょうど100名山を達成された男性(とその連れの男性1名)が祝福されているところでした。賑やかで日本語で話す外国人女性2名とともに、記念写真を撮影させていただきました。
北峰から長助池分岐までは、かなり急で下るのに少し難儀しました。長助池分岐から大倉乗越に向けて少し歩くと、水が流れています。ヤマレコにここの水は美味しいと書かれていましたが、確かに冷たい軟水で非常に美味しかったです。翌日の分もあわせてここで3リットル補給しました。黒沢池ヒュッテと高谷池ヒュッテの水は要煮沸なので、沢の水が飲みたい方はここが最後の水場になります。
大倉乗越まではトラバースする形で進んだ後、一気に急登し標高を稼ぎます。妙高山から一気に下った後の急登でもあって、かなり疲れました。黒沢池ヒュッテに到着すると、妙高山までのピストンとおぼしき人達のリュックがいくつか置かれていました。この頃にはガスが一面に出ていて、周囲の景色はまったく見えませんでした。
ヒュッテの前にはベンチやテーブルが複数置かれているのですが、その隅で登山道に近いところにテントが張ってありました。テントが張られている場所とこの時間にテントが張ってあることに少し違和感を覚えました。翌日知ったのですが、どうもニュースになった方のテントだったのではと思います(確認したわけではないので違うかもしれません)。
黒沢池ヒュッテから茶臼山までは緩やかな上りで、そこから下ると高谷池が見えてきます。高谷池の前に出ると火打山への登山道に出るのですが、ここを左に曲がると高谷池ヒュッテが見えてきます。テント場は基本的に事前予約が必要とのことでしたが、平日だったこともあり使用することができました。13時頃にテント場に行きまし
たが、張られているテントは2張り。最終的に、5〜6張りでした。
高谷池ヒュッテでは、缶ビールをいただきました。よく冷えていて、山で飲むビールは最高ですね。山小屋の宿泊客も結構いらっしゃり、その方達との山談義は楽しかったです。ここはトイレも綺麗で、非常に良かったです。
テントですが、日中は本当に暑いぐらいだったのですが、夜間はそれなりに気温が低下しました。22時頃、降雨があったのかと思うくらいにフライシートにびっちりと水滴が。周囲が池なので、湿度が非常に高いためでしょうか。結露した水滴で朝方には少しインナーテント内が濡れていました。フライシートの4隅はしっかりテンションをかけていたのですが、4辺は固定していなかったので、しっかり固定しないといけないですね。
高谷池ヒュッテから火打山、焼山
高谷池ヒュッテを出発して火打山へ。天気に恵まれ、気持ちいい山歩きとなりました。天狗の庭は本当に綺麗なところで、火打山を見ながら湿原を歩きます。道も非常に整備されていて、火打山までは本当に歩きやすいです。
火打山から焼山にかけては、今年の7月21日から通行が可能となりました。草刈りが行われていて、道に迷うようなところはありません。ただ、それまでの整備された歩きやすさはなくなります。火打山からピークを2つほど登りと下りを繰り返し、一番低いところから焼山へ急登するのですが、この焼山への登りはキツかったです。焼山山頂には、「新潟焼山山頂」という小さな看板が設置されていました。
焼山から泊岩、金山から金山登山口
焼山から泊岩までは、足場が崩れやすいところを一気に下ります。足を取られるので、気をつけて下りました。泊岩は避難小屋となっているのですが、工事中となっていました。現場の作業員の方にうかがうと、床の張り替え作業ということでした。富士見峠で休憩を兼ねて昼食をとりました。
富士見峠から金山まで綺麗に稜線沿いに道が見え、素晴らしい景色がひろがっています。ここから金山までは、道迷いするような場所はまったくありません。金山から金山登山口までも、多少のアップダウンはありますが、基本的に単調な下りとなっていて、長いルートではありますが、整備された歩きやすい道でした。
反省点としては、はじめてのテント泊で荷物が普段より重たかったことと、にもかかわらず2日目は出発時間7時と少し遅くなったこと、結果としてバスの時刻に間に合わなかったことです。とはいえ、タクシーの運転手といろいろ話ができ、南小谷駅近くの美味しい焼き鳥店を紹介いただいたので、これはこれで良かったです。
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
雨飾高原からの最終バス(17:11)に間に合わなかったため、タクシーで南小谷駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
火打山から焼山は草刈りされていて、道はハッキリしています。今回、マットをザックに横付けしていたのですが、生い茂った草木に何度もひっかかり難儀しました。 泊岩小屋は床の張り替え工事中のため、使用できないということでした。利用を考えている方、気をつけてください。 |
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