田代岳(花100):美しいブナ林を抜けるとそこは池塘と湿原の天上の楽園だった、半袖隊長、長年の夢を果たす(*^^)v
- GPS
- 04:22
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 618m
- 下り
- 612m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:22
荒沢登山口11:43⇒登山道入口11:45⇒水場11:52⇒二合目11:58⇒
撤退ポイント12:04⇒二合目12:10⇒(林内コース)⇒三合目12:34⇒
四合目12:44⇒12:53五合目13:00⇒六合目13:10⇒七合目13:19⇒八合目13:27⇒
九合目(湿原入口)13:32⇒13:50田代岳山頂 14:20⇒(湿原周遊)⇒
九合目14:45⇒五合目15:10⇒四合目15:18⇒三合目15:26⇒(林内コース)⇒
二合目15:46⇒水場15:52⇒登山道入口16:00⇒荒沢登山口16:02
☆今日のスマホ万歩計:20,446歩。
★新EK度数:21.27= 9.67+(792÷100)+(763÷100)÷2
→→→判定「●新EK16〜24未満 比較的楽」
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/diary/42284-detail-56974
天候 | 曇り のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
酸ヶ湯温泉⇒田代岳(荒沢コース登山口)⇒大鰐温泉(泊) 【往路】酸ヶ湯温泉07:10⇒通行禁止地点08:57⇒大鰐弘前IC09:43⇒ (東北自動車道/休日割引260円)⇒碇ヶ関IC09:53⇒(国道7号)⇒大館⇒(県道68号)⇒ 五色湖⇒(大川目川林道)⇒大広手登山口⇒荒沢登山口11:40 (カーナビに導かれて行った道が県境を前にして通行止めだったので、一度は通り過ぎた大鰐弘前ICまで戻る結果となり、合計で4時間半も掛かってしまった。) 【復路】荒沢登山口⇒(往路の逆を辿る)⇒大館⇒(国道7号)⇒大鰐温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況:特に危険個所なし。 ★残雪状況:なし。 ★登山ポスト:なかったと思う。 ☆トイレ:荒沢登山口駐車場(昔ながらの古いトイレです)。コース上にはなし。 ★駐車場:荒沢登山口駐車場(無料、非舗装、30台は余裕?)。 ☆下山後温泉:大鰐温泉 民宿河鹿荘に宿泊。 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/37982/37982.html ★飲食店:寄らず。 ☆半袖 タイム:終始。 ★半袖 出会い指数:数名(山中で出会ったのは10名規模の団体を含めて20名程度)。 ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ。 |
写真
感想
大人の休日倶楽部パスを使って青森県&秋田県の山旅に出掛けて来ました。
(大人の休日倶楽部パスはこちらから⇒)
http://www.jreast.co.jp/otona/tokuten/clubpass.html?src=brandpanel
あれこれ悩んだ結果で決めたプランは・・・
6/20(金):勤務終了後、東北新幹線で青森まで移動。
6/21(土):青森でレンタカーを借り、酸ヶ湯温泉に移動し「八甲田大岳」に登り、そのまま酸ヶ湯温泉泊。
6/22(日):大館に移動し、「田代岳」に登った後で大鰐温泉へ移動(泊)。
6/23(月):疲労具合に天候状況も加味して、余裕があれば弘前に移動し「岩木山」に登り、夕刻の東北新幹線にて青森から帰京。
さて、実質二日目は、以前から関心がありながら登る機会のなかった田代岳にようやく来ることが出来ました。
田代岳は標高1178mと低山の部類に入りますが、白神山地の東端に位置するのでブナ林が素晴らしいことに加えて、山頂直下の九合目(標高1100m付近)に大小120ほどの池塘が散在する美しい湿原があるのが最大の魅力です。
「秋田県の山(山渓)」で、のびやかな山頂部の写真・記事を見かけて以来、常に気になっていました。
ただ、青森からも、秋田からも、そこそこ距離があり、近隣の街と言えば大館になります。
大館駅から公共の交通機関では行けないので、レンタカーの利用になります。
大人の休日倶楽部パスを利用するたびに田代岳へ・・・とは思うも、今まで、実行できなかった理由は、このようなアクセスの悪さにあるでしょうか。
今回もアクセスには悩まされました。
酸ヶ湯温泉でカーナビをセットすると、弘前経由で青森側から山を越えて秋田側に入る道を案内されました。
変だなぁ・・・東北自動車道で碇ヶ関IC経由大館回りじゃないのかなぁ・・・と疑心暗鬼で行ってみたら・・・途中で舗装道が途切れて「通行止」。
ヤラレマシタ!がっくりです。この時点で田代岳に行くのを諦め、近くにある岩木山にしようかとも思いましたが、天気は今日の方がいいし、明日は帰京日なので、やはり今日のうちに・・・と考え、来た道を戻ります。
結局、東北道の大鰐弘前ICに戻って、碇ヶ関ICで下り、大館から県道・林道を辿って、都合4時間半もかかってしましました。
五色湖からの林道13kmの大半は舗装されていない凸凹道。これも長かったなぁ・・・1時間ぐらい掛かったのではなかろうか?
そんな具合で荒沢登山口に着いたのが既に11時40分。下山してきたのが16時ちょうど。
事前にmatch1128さんから、近くのロケット燃料実験施設を見学することを勧められており、その積りでいたのですが、今から大鰐温泉の宿まで行かなきゃならぬし、夕食の時間に遅れると拙いし・・・で断念。残念だったなぁ。
前置きが長くなりましたが、田代岳はとても好い山でした。
ブナの大木群、美しい池塘の散在する湿原、ワタスゲやミツガシワなどの高山植物、山頂からの展望(この日は霞んでましたが)。
紅葉の時期に来ても、ブナの黄葉や草紅葉が素晴らしいでしょうね。
厳しい登りや、ロープ・クサリの道はありませんので、初心者でも楽しめます。
もっとも「七合目付近ではクマに注意」とすれ違った複数の地元ハイカーに言われましたので、クマ鈴は必須です。
我が隊は幸いにもご面会する機会はありませんでしたが・・・。
最後に、下山後宿泊した大鰐温泉の民宿河鹿荘(一泊二食6500円+消費税・入湯税)。
四部屋だけの川の畔のこじんまりした宿ですが、御年72歳とは思えぬ元気な女将さんが出迎えてくれます。
もちろん温泉は源泉掛け流し、手作り感あふれる食事、酒類は裏の酒屋で買って持ち込むスタイル・・・。
1号隊員も「ここだったら、もう一度来てもいいわ」と。
★田代岳:花の百名山(山渓)・・67座目
東北百名山(山渓)・・27座目
隊長
コメント
この記録に関連する登山ルート
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ここは大好きな山です。
アプローチは不便ですが、照葉樹林、頂上の池塘群、そして地元の山岳会が年中手入れをしている登山道、一言でいうなら「愛らしい」山。
隊長のレコを拝見して、久しぶりに登ってみたくなりました。
三菱重工のロケット燃焼試験場は登山口から林道をもう少し奥にすすむと、右手の山中にいきなり種子島の発射場と同じような打ち上げ台そっくりの試験場が現れます。
まるでサンダーバードの秘密基地です。
歴代のHロケットを始め、三菱重工が係るロケットの燃焼実験はすべてここで行われてきました。
実験実施中はあの長い林道を液体窒素を積んだタンクローリーが走ってきますが、道中ですれ違うと難渋します。
林道の途中にある五色の滝や糸滝もなかなかの名瀑で林道からさほど歩くことなく見れるのですが、写真がないところを見ると時間が押していたのですね。
碇ヶ関ICを下りてから休憩なしでも2時間近くを要しましたから。
五色湖から先の林道が凸凹道になると一気にスピードが落ち、いつ着くのか不安で・・・。
燃料試験場があるのだから、もっといい道だと思ってました。
それが、途中でそのタンクローリーと出合ってしまったのですよ。
ありゃまぁ・・・と思って、こっちがバックするしかないかな・・・と観念していたら、トラックの運ちゃんが「お出でお出で」と手をヒラヒラ。
偶々、道幅がある場所だったので、擦れ違うことが出来ました。
試験場、もう少し先だったんですね。
五色の滝についても、途中で道標が見えたので、普段だったら好奇心旺盛に行って覗いてみるのですが、今回はとにかく時間がなくて・・・。
往路のカーナビを信じて突き進んでしまったのが、全ての始まりでした
そのカーナビ、碇ヶ関ICを下りた地点で検索しても、高速道路を乗り直して大鰐弘前ICに戻れと、朝と同じ道を示すんです。
なんじゃこりゃ
隊長
隊長、カーナビのリアルタイムな工事や通行止め情報はせいぜい県道レベルまでです。
林道の通行止めなんてよほどポピュラーな林道じゃないと、反映しません。
この山のように林道にある登山口なんかのルート検索は、単に最短ルートを表示するだけなのでご法度です。
次回レンタカーをご利用の際はご留意を。
あと、後の祭りですが、碇ヶ関から大舘に向かう国道7号沿い、ちょうど県境の矢立峠を過ぎたところに大舘矢立ハイツという公共の宿があります。
ここのお湯がいいのです。
もうこのエリアに行かれることはないかもしれませんが、もし機会があればぜひ入ってください。
ここのお湯に比べたら、いくらかけ流しでも大鰐温泉なんて水みたいなものです。
「通行止」の表示はあったのですが、見た感じは、「この先はクルマが通れる道路ではありません」って状況でした。
事前にmapfanで調べていたのですが、東北道碇ヶ関IC→大館経由だったので、カーナビの表示がおかしいなぁとは思ったのですが・・・。
そのカーナビ、パナソニックに買収されたサンヨー・ブランドだったので、そこそこ古い型(=ソフトも古い?)だったんでしょうね。
矢立ハイツ、知ってますよ。
2006年東北遠征の際に、宿泊先候補として検討したことがあります。
今回も青森県から秋田県に入ってすぐの場所にあったのを覚えてますよ。
でも、そんなにいいんですか、お湯が。
このエリアに行くことは、今後もあるはずなので、その折には是非・・・。
どこの山がいいかなぁ・・・田代岳ではなく、田代山かな?
隊長
三合目であれ?
6合目でおぉ!
山頂では白の全身タイツ姿かもと期待しましたが、そんな訳ないですね
青い空に白い雲、輝く若葉の緑にそれらを映す沢山の池塘。
近くに寄れば色とりどりの高山植物
yamabeeryuさんの好きなブナの森も見事です!
無知なもので田代岳、初めて聞きましたが記憶に残りそうです
そうかぁ・・・二人で白タイツ姿で「1」「0」ですね
次回は試してみましょう
と、いうか。頂上には10合目という表示がなかったので、コロッと忘れてました。
片手で「10」「十」を表示するのは難しいですね。
田代岳は、大した高さの山ではないのですが、さすが白神山地の一角と思わせるブナに、北東北だなと思わせる花でした。
同じタイプの山(頂上が湿原)としては、苗場山(新潟)が有名ですが、栃木・福島県境にある田代山だったら日帰りが可能かも・・・。
但し、ここも日光から先(一般道)が長いんですよねぇ
隊長
隊長
青森第 弾 レコ 良いねぇ
弾は、もっと1号隊員の 増やしてください。
田代岳には、 君の名はは、咲いていなかったの?
hamburg
田代岳には、意外に「君の名は ?」が少なかったんですよ
というか、駐車場に「主な花」として8種類の花が紹介されており、それをパチリと撮影し、コッソリ照らし合わせました
ミツガシワとイワカガミは分るようになりましたけどね
乞うご期待 、第三弾
隊長
Yamabeeryuさん、田代岳ときましたか。
いい山とは聞いてて、気にはなってましたが、実にいいですネ。山頂湿原と円やかな頂き、可憐な湿生植物、ブナの道、「岳」というより、「森」の方が似合いそうなお山ですよね。
ところで、田代岳の花達より、ご持参の花(1号隊員さん)のカットの方が多いのではないですか?
あと、"ウメバチソウ?"は、間違えないで欲しいです。ウメバチソウは、初秋を告げる花で、大好きなんです(首都圏近郊の山でも見られますよ)。
件の花は、言ってしまえば、本レコの隊長そのものですよ。妻撮りそう(ツマトリソウ)!
食事の写真は少ないですが、満腹しました。ご馳走様でした!
ちょっと主流ではなく、亜流の山を選んでみました。
ヤマレコでも山行記録は少ないですよぉ〜
しかし前々から気になっていた山で・・・確かに山頂近くの湿原がなければ、「田代岳」との名前ではなく、地元の名前を取って「岩瀬森」「白沢森」と呼ばれてもおかしくないですね。
我が隊の花?
朝、カーナビに従って道を間違えた時は不機嫌でしたが、標高差が少なく、岩場もない得意な道だったので、現場では満足していたようです。
産めば馳走、いやウメバチソウは駐車場に立っていた花紹介看板に載っていたので、似ているのですっかりそうかと・・・。
早速、「妻撮りそう」に修正致しましたm(__)m
隊長
隊長、二日目お疲れ様でした。山、湯、ビール、宿泊の繰り返しですね。ブナ林が綺麗です。
ここですね、親子の方が道迷いで。助かって良かったです。
「山、湯、ビール、宿泊」に加えて、「運転」も繰り返しです
この林道の凸凹道13キロは、運転しがいがありました
そうです・・・先にニュースを見た1号隊員が、わざわざメール して来ました。
この田代岳でなく、八甲田山でも、今が旬の根曲がり竹を狙って入山されている方がたくさんいました。
八甲田山では、根曲がり竹収穫隊の方が多かったのでは?と思うほどでした。
田代岳、林道入口に「入山料」を徴収するポイントがあるんですよ。
「田代岳に登りま〜〜す」と言えば無料で通行できますけど。
いかにも収穫します・・・って格好だと、1人1日1,000円だそうです。
http://www.city.odate.akita.jp/dcity/sitemanager.nsf/b2221151c6a1fb1f49256b0e00421644/5c505a0f27893e424925716a000b15be.html
隊長
しかも1号隊員との 登山ですね。
八甲田山は私も大昔に2度歩いていますが、1度目は谷地温泉に泊まって
タクシーで酸ヶ湯まで廻り高田大岳から谷地温泉に下りました。
ヘロヘロになった記憶。
2度目は隊長とは逆コースで廻りました。
青森には何度か行っているのに田代岳は登っていません。
ブナが素敵な山ですね。
こんど東北山行を計画する時は是非入れたい山です。
40番の花は「アカモノ」です。
秋には赤い実になります。
「シラタマノキ」別名「シロモノ」と云うのもあります。
シロモノは、すーっとしたはっかの匂いがします。
谷地温泉、5〜6年前に拙者も泊まったことがありますよ。
その頃、伊東園ホテルグループになったので、OBABAさまがいらっしゃった頃とは大違いだと思います。
酸ヶ湯から高田大岳だと、小岳の間で登り返しがありますし、最後は急坂をひたすら下るだけなので、今回拙者が歩いた道より、厳しいのではないでしょうか?
谷地温泉付近の「ぬかるみ」「泥んこ」も有名だと聞きますが・・・。
田代岳は、「田代」と名が付くだけあって、山上の湿原・池塘が売りですが、ひたすらブナ・ブナ・ブナと続く道も魅力です。
歩きやすい道ですから是非!
40番、「アカモノ」ですね。
イワヒゲにも似てるし・・・と思いながらでした。
隊長
「ここだったら、もう一度来てもいいわ」この一言が全てを物語っているように思います
早々に★3つもついたりして、レコとしても ですね。
山だけではなく、ロケット燃焼試験場、五色の滝や糸滝など見所満載なんですね。いつの日か紅葉の頃に、今度は時間をたっぷりとって行くっきゃない、と思いますが如何でしょうか?私も「必ず訪問する山リスト」に入れました。
山渓の「秋田県の山(2010年版)」で紹介されている田代岳の写真は、紅葉の時期なんです。
山頂から湿原を見下ろした写真は、草紅葉が真っ盛りの頃で、ちょうどmtkenさんの八甲田レコで毛無岱を見下ろした写真と同じ。
もちろん、九合目までのブナの道も黄葉で埋め尽くされているでしょうからね。
次回は大広手コースで登って、荒沢コースで下り、最後に林道を1キロ歩いて大広手登山口に戻って来るのもいいかな?と思っています。
「もう一度来てもいいわ」は民宿に対する感想ですので、果たして、田代岳に再訪する意思はあるか????
1号隊員の口癖は「あっ、そこはもう登ったことがあるから、もう、いいわ」ですから
隊長
隊長
こんばんは。 です。
青森遠征日目ですね。
行ったことないので のコメントできませんが、
指芸というか手芸というかナイスです。
八合目は難しいですが立派です。
山頂では1号隊員と共同で指芸してほしかったです。
日目のレコに行きまぁ~~す。
ちょっと遊んでみました・・・指芸。
頂上では「合目表示」がなかったので、すっかり忘れてしまいました。
でも、片手で「10」を示すのは至難の業・・・やはり両手使いですかね。
隊長
yamabeeryuさん、こんばんは
青空の湿原とブナの森、すごいですね〜
湿原もブナ林も青々としていますし、お花も生き生きしていますね
とってもいい時期に行かれたんですね
毎回安くて良いお宿に泊まられてますけど、何で探されてるんでしょうか〜?
前日の八甲田にもブナ林がありましたが、田代岳のブナの方が、一本一本が大きかったような気がします。
存在感のあるブナが多かったような・・・。
今は新緑、そして9月下旬から10月初旬は黄葉。
落葉してしまう冬場も落ち葉が凄いのだと思います。
お宿はですねぇ・・・
●一般的には楽天やじゃらんなどの宿泊サイト
●ヤマレコだけではなく、ブログ記事の中で・・・
●そして、地元自治体や観光協会のお宿紹介ページ
楽天やじゃらんに手数料を取られるのを嫌がる民宿は多いですからね。
自治体の商工課や観光課に突撃電話するのも一手です。
隊長
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