前穂高岳(涸沢〜奥穂高岳〜岳沢)
- GPS
- 13:14
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,179m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:17
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 7:50
天候 | 初日、午前雲多め、昼から快晴。 二日目、終始快晴。夏のような暑さ。暑すぎて紅葉どころではない。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
上高地へのバス往復2400円。 帰りは、甲府から八王子、3時間超の殺人的な渋滞。登山よりはるかに運転が疲れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・前穂高岳へ向けて奥穂高岳から下る序盤の鎖箇所が急斜面区間(ほぼ崖に梯子がある)で比較的危険。 ・重太郎新道、紀美子平からの岳沢への下りは序盤、多少の鎖区間はあるが特に問題なし。急な分、標高がどんどん下がるので好都合。 その他は問題なし。 |
その他周辺情報 | 涸沢キャンプ場2000円。 梓湖畔の湯730円。 |
写真
感想
これまでまずまず、たくさんの山に登ってきたと思うが、穂高界隈に限ると、3年前のGW、山スキーで涸沢から奥穂高岳に登っただけで、その周辺の山にはまったく登ったことがなかった。今回、ようやく、いつも周囲の山から見ていただけだった吊り尾根を歩いて前穂高岳へ行ける機会がめぐってきた。
9月の2回の3連休は連日快晴とはいかなかったが、今回のこの2日は、7月以降の週末で最も天候が安定した快晴の日だったのではないだろうか。ただ、初日はいつ雨が上がるのか微妙だったので、涸沢から岳沢とし、涸沢キャンプをする計画に。これが大当たりで、それほど混雑のない涸沢でキャンプを楽しみ、夜は満天の星、天の川、そして、朝、圧巻のモルゲンロートを満喫できた。紅葉の時期に、これが見れたらそれはさぞ美しかろうと思うが、混雑も殺人的と聞くので、涸沢の紅葉はいつかチャンスがあれば見れたらいいぐらいに思っておきたい。
2日目、奥穂高岳へまず登り、3年前ガスであまり見れなかった景色を十分すぎるほど楽しむ。そして、念願の吊り尾根を歩いて前穂高岳へ。吊り尾根はたいして標高を下げずお気楽に散歩で前穂高岳へ行けるものと思っていたら、さすがにそれは甘かった。
奥穂高岳からの急な下りを慎重に進み、その後、トラバース気味に歩いて、最後は紀美子の遊び場、紀美子平から一登りで前穂高岳山頂へ。前穂高岳山頂からは奥穂高岳に負けず劣らずの大パノラマが広がっていた。
どの山でも、特に森林限界上にある、未登のアルプスの山頂からの景色にはいつも圧倒されるが、今年、たくさん登った数々のアルプスの山頂からの景色と比べて、やはり、槍穂高連峰ピークからの景色はまさに筆舌に尽くしがたいほどの迫力で見る者を圧倒する。日本のアルピニズム発祥の地であることにも、自分のようなハイカーでも納得できる。
この夏、毎週のようにテント泊登山をして最近、気づいたことがある。今回も1泊のコンパクトなハイキングだったが、心行くまで楽しむことができた。今夏、アルプス泊まり登山はすべてテント泊(8回19日)をしているが、夏山に限定すれば、自分には、今夏のハイキングのように、テントを担いで1,2泊で、のんびりアルプスの稜線を歩いていくのが好みのスタイルのような気がしてきた。そう思うと、夏山が終わりそうな季節となり、寂しくなってきた。
百高山96。
2019年4月奥穂高岳。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1816430.html
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