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Yamareco

記録ID: 4718924
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地東部

笛石山・後山 〜岡山県最高峰を兵庫県側から踏破する〜

2022年09月25日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 岡山県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:29
距離
11.3km
登り
1,128m
下り
1,111m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:52
休憩
1:30
合計
7:22
距離 11.3km 登り 1,128m 下り 1,129m
9:21
68
笛石山登山口
10:29
10
10:39
10:53
82
12:15
16
笛石山分岐
12:31
11
P1253
12:42
12:44
19
13:03
13:20
30
13:50
14:43
31
15:39
15:43
49
天候
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松の木橋北詰めの駐車スペースに車を停めました。10台程度は車を停めることができます。公衆トイレもあります。
コース状況/
危険箇所等
先日の台風の影響か、登山道に枯れ枝がたくさん落ちていました。特に危険なところはなかったように思います。
松の木橋北側の休憩所、駐車スペースとトイレがあります。
2022年09月25日 09:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:11
松の木橋北側の休憩所、駐車スペースとトイレがあります。
ここは修行の山だったんですね。
2022年09月25日 09:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:11
ここは修行の山だったんですね。
林道を進みます。
2022年09月25日 09:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:13
林道を進みます。
霊山らしく、石仏が祀られています。
2022年09月25日 09:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:14
霊山らしく、石仏が祀られています。
いろいろと修験場が続いています。この道は帰りに通ります。
2022年09月25日 09:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:14
いろいろと修験場が続いています。この道は帰りに通ります。
不動明王が祀られています。山での安全を祈願しておきます。
2022年09月25日 09:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:15
不動明王が祀られています。山での安全を祈願しておきます。
橋を渡って、まずは笛石山へ向かいます。
2022年09月25日 09:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:21
橋を渡って、まずは笛石山へ向かいます。
登山口
2022年09月25日 09:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:21
登山口
杉林の中を縫って道がつけられています。
2022年09月25日 09:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:22
杉林の中を縫って道がつけられています。
ここは檜林です。
2022年09月25日 09:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:25
ここは檜林です。
「右におごしき山」とありますが、木が邪魔でイマイチよくわかりません。
2022年09月25日 09:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 9:48
「右におごしき山」とありますが、木が邪魔でイマイチよくわかりません。
尾根にのりました。
2022年09月25日 10:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 10:00
尾根にのりました。
北〜東側のはずですが、山の名前はよくわかりません。
2022年09月25日 10:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 10:04
北〜東側のはずですが、山の名前はよくわかりません。
草叢(くさむら)になっているところもあります。やっぱり長袖長ズボンですよ。
2022年09月25日 10:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 10:08
草叢(くさむら)になっているところもあります。やっぱり長袖長ズボンですよ。
傾斜がなかなか厳しい尾根道です。
2022年09月25日 10:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 10:09
傾斜がなかなか厳しい尾根道です。
千種川源流方向
2022年09月25日 10:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/25 10:19
千種川源流方向
猫石の標識に導かれてちょっと寄り道。
2022年09月25日 10:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 10:25
猫石の標識に導かれてちょっと寄り道。
これが猫石のようです。一周してみます。
2022年09月25日 10:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
9/25 10:27
これが猫石のようです。一周してみます。
右に回り込んで横から。
2022年09月25日 10:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
9/25 10:28
右に回り込んで横から。
ぐるりと半周して反対側。
結局何が「猫」なのかよくわからんにゃ。
2022年09月25日 10:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
9/25 10:31
ぐるりと半周して反対側。
結局何が「猫」なのかよくわからんにゃ。
野生の柿ですか?
2022年09月25日 10:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 10:35
野生の柿ですか?
笛石山に到着しました。
2022年09月25日 10:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/25 10:40
笛石山に到着しました。
三等三角点「笛石」
北緯 35°10′21″.1714
東経 134°26′10″.7822
標高(m) 894.46
2022年09月25日 10:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/25 10:41
三等三角点「笛石」
北緯 35°10′21″.1714
東経 134°26′10″.7822
標高(m) 894.46
上りの尾根が続きます。
2022年09月25日 10:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 10:53
上りの尾根が続きます。
広くて明るい尾根です。
2022年09月25日 11:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 11:05
広くて明るい尾根です。
いろいろ立っていて、大事なポイントらしい。
2022年09月25日 11:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 11:08
いろいろ立っていて、大事なポイントらしい。
明るい側は広葉樹、暗い側はヒノキの植林。
2022年09月25日 11:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 11:13
明るい側は広葉樹、暗い側はヒノキの植林。
地質図NAVIによると、笛石山から後山一帯は「デイサイト・流紋岩 大規模火砕流」だそうです。火山の噴火でできた山のようです。
2022年09月25日 11:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 11:19
地質図NAVIによると、笛石山から後山一帯は「デイサイト・流紋岩 大規模火砕流」だそうです。火山の噴火でできた山のようです。
ニガクリタケかな。
2022年09月25日 11:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 11:23
ニガクリタケかな。
尾根を遮る大岩が時々ありますが、そこは迂回して進みます。
2022年09月25日 11:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 11:40
尾根を遮る大岩が時々ありますが、そこは迂回して進みます。
これがハサミ岩かな。
2022年09月25日 11:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/25 11:47
これがハサミ岩かな。
ミヤマシキミ
赤い実が目を引きます。
2022年09月25日 11:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 11:57
ミヤマシキミ
赤い実が目を引きます。
これはクチベニタケかな。
2022年09月25日 12:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 12:01
これはクチベニタケかな。
熱変性で珪質片岩になっているとか?
2022年09月25日 12:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
9/25 12:07
熱変性で珪質片岩になっているとか?
キツネタケかな。
2022年09月25日 12:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 12:13
キツネタケかな。
笛石山分岐、この正面に谷方向へ下山する道があります。
2022年09月25日 12:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 12:15
笛石山分岐、この正面に谷方向へ下山する道があります。
傘が皴になっているのが気になります。シロオニタケの乾燥したの?
2022年09月25日 12:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 12:21
傘が皴になっているのが気になります。シロオニタケの乾燥したの?
かなり高いところまで上がってきました。
2022年09月25日 12:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/25 12:25
かなり高いところまで上がってきました。
後山南側の尾根に突き当たりました。ここを下ると「上乢」に出ます。
2022年09月25日 12:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 12:31
後山南側の尾根に突き当たりました。ここを下ると「上乢」に出ます。
草の茂る尾根を北へ進みます。
2022年09月25日 12:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 12:35
草の茂る尾根を北へ進みます。
後山山頂へ到着です。
2022年09月25日 12:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/25 12:57
後山山頂へ到着です。
兵庫県では板馬見山(いたばみやま)と呼ばれているそうです。
あれ?岡山と兵庫で標高が違うぞ。
2022年09月25日 12:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 12:57
兵庫県では板馬見山(いたばみやま)と呼ばれているそうです。
あれ?岡山と兵庫で標高が違うぞ。
三等三角点「後山」
北緯 35°11′12″.5543
東経 134°24′40″.4747
標高(m) 1344.36
2022年09月25日 12:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 12:57
三等三角点「後山」
北緯 35°11′12″.5543
東経 134°24′40″.4747
標高(m) 1344.36
船木山方向が少し見渡せます。
2022年09月25日 12:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 12:58
船木山方向が少し見渡せます。
昼食はスーパーで買ってきたおはぎです。SDG'sシールで半額になっていました。半分は朝食でいただきました。あと、ビタミンも忘れずに。
2022年09月25日 13:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/25 13:03
昼食はスーパーで買ってきたおはぎです。SDG'sシールで半額になっていました。半分は朝食でいただきました。あと、ビタミンも忘れずに。
さすが岡山県の最高峰、登山者でにぎわっています。
2022年09月25日 13:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/25 13:20
さすが岡山県の最高峰、登山者でにぎわっています。
大甑(おごしき)山へ向かうコースへ入ります。
2022年09月25日 13:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 13:21
大甑(おごしき)山へ向かうコースへ入ります。
ずいぶん草が茂ってますね。でも何となく道はわかります。やはり長袖必須でした。
2022年09月25日 13:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 13:29
ずいぶん草が茂ってますね。でも何となく道はわかります。やはり長袖必須でした。
道がわかるようになりました。
2022年09月25日 13:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 13:30
道がわかるようになりました。
岩の突き出た尾根に入りました。
2022年09月25日 13:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 13:41
岩の突き出た尾根に入りました。
ドクベニタケ?
2022年09月25日 13:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 13:48
ドクベニタケ?
大甑(おごしき)山に着きました。
2022年09月25日 13:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 13:51
大甑(おごしき)山に着きました。
平成之大馬鹿門
曰く因縁があってこの場に立てられることになったオブジェです。この北側にある空山にもう1本建っています。
2022年09月25日 13:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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9/25 13:51
平成之大馬鹿門
曰く因縁があってこの場に立てられることになったオブジェです。この北側にある空山にもう1本建っています。
下山コースへ
2022年09月25日 14:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 14:46
下山コースへ
ヒノキの斜面
2022年09月25日 14:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 14:49
ヒノキの斜面
斜面を右側にずーっと突っ切っていきます。
2022年09月25日 14:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 14:59
斜面を右側にずーっと突っ切っていきます。
滝があります。この谷も渡ります。ロープが架かっています。
2022年09月25日 15:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:03
滝があります。この谷も渡ります。ロープが架かっています。
分岐点に差し掛かりました。
2022年09月25日 15:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:15
分岐点に差し掛かりました。
谷筋を下ります。
2022年09月25日 15:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:17
谷筋を下ります。
石小屋の不動尊
2022年09月25日 15:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:22
石小屋の不動尊
金掛の行場
昔の修業の場のようです。
2022年09月25日 15:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:26
金掛の行場
昔の修業の場のようです。
木道で渡渉
2022年09月25日 15:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:33
木道で渡渉
不動の滝
不動明王が祀ってあります。
2022年09月25日 15:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:33
不動の滝
不動明王が祀ってあります。
潰れた避難小屋
2022年09月25日 15:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:34
潰れた避難小屋
この岩の下の隙間にも不動尊が。
2022年09月25日 15:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:37
この岩の下の隙間にも不動尊が。
こっちの小屋は大丈夫そうです。
2022年09月25日 15:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:38
こっちの小屋は大丈夫そうです。
林道終点の駐車場まで下りてきました。
2022年09月25日 15:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:40
林道終点の駐車場まで下りてきました。
今日も事故無く山を楽しむことができました。ありがとうございます。
2022年09月25日 15:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:42
今日も事故無く山を楽しむことができました。ありがとうございます。
林道を下ります。この道は一般車も入れるようですが、高級車はやめといたほうが良い道です。
2022年09月25日 15:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:47
林道を下ります。この道は一般車も入れるようですが、高級車はやめといたほうが良い道です。
土砂の流れた痕、雨が降ると道も土砂で埋まりそうです。
2022年09月25日 15:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 15:51
土砂の流れた痕、雨が降ると道も土砂で埋まりそうです。
ここにも石仏
2022年09月25日 16:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 16:07
ここにも石仏
こちら「腰痛不動尊」だそうです。今のところ腰痛は無いので、失礼します。
2022年09月25日 16:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 16:15
こちら「腰痛不動尊」だそうです。今のところ腰痛は無いので、失礼します。
清流の音が心地よい。
2022年09月25日 16:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 16:20
清流の音が心地よい。
いわくのありそうな名前ですね。
2022年09月25日 16:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 16:25
いわくのありそうな名前ですね。
笛石山登山口まで戻って、これで一周しました。
2022年09月25日 16:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 16:26
笛石山登山口まで戻って、これで一周しました。
駐車場に帰ってきました。
2022年09月25日 16:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
9/25 16:30
駐車場に帰ってきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ サポーティングタイツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(おはぎ+野菜ジュース+トマト) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL+500mL) 地図(行程図・地形図) スマートホン(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) ドローン(MavicMini) サブバッテリー カメラ 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー
備考 トレッキングポールを持って行ってもよかったと思う。

感想

 最近、山歩きのペース(スピード)が落ちている。7月の大山登山が予定より1時間以上時間がかかり、なおかつ随分体力を消耗した。それ以降この夏いくつかの山を歩いたが、いずれも予想以上の時間と体力消耗で、なんかおかしいと感じていた。単に体力が衰えたのか、ほかの原因なのか。
 体力以外だとすると思い当たることは3つある。
▼その1:歩くペースを意図的に上げず、無理のない歩行を心掛けるようにしている。…テレビの登山番組などを見ると「ゆっくり目のペースで無理のない歩行をしましょう」と言っている。そこで、あまり苦しくならない程度に休憩を取ってゆっくり目に歩くように心掛けている。そりゃ時間がかかるわな。
▼その2:ハイカット登山靴がかえって負担を増している可能性。…今年の春まではMERRELのCAMELEON STORM7というミドルカットのアプローチシューズを履いていたのだが、アウトソールが傷んできたので夏の初めにSCARPAのハイカットシューズ ZG TREK GTXにした。地元の登山用品ショップの店主の強いお奨めだったのでそれにしたのだが、ハイカットシューズを履くのは初めてだ。特に上り坂でかかとが着きにくいような気がする。山行を終えた後は足の親指から付け根の辺りが疲労している。以前の靴ではなかったことだ。
▼その3:カメラをコンデジのSONY DSC-RX100m3からミラーレス一眼FUJIFILM TX-30IIにした。RX100はザックの右側ショルダーストラップにケースを取り付けて使っていたが、TX-30は左側のショルダーストラップにホルスターアタッチメントを付けて露出した状態で固定して、かつ首にストラップを掛けている。ホルスター金具にカメラがなかなかカチッと固定できずモタモタすることが多くなった。
 そこで、この3つの影響がどれぐらいあるのか確認してみることにした。フィールドとしては、後山に東側から登坂するルートが距離10km,累計標高1,000m程度でちょうど良さそうだったので、そこを歩いて試してみることにした。
 まず、休憩・休息を取りすぎないように心掛けた。歩くペース自体を早めるのではなく、止まらずになるべく歩き続けるようにした。適正な休憩がどれくらいのものか掴めていないので、止まって休むよりも休まなくても歩き続けられるペースとなるよう心掛けた。続いて、靴紐の締め方を変えてみた。登山用の靴は一足しか持っていないので、ハイカットシューズの足の甲部分の紐をややきつく締め、足首部分の2段は思い切って緩め、足首の前後屈曲がしやすいようにした。そして、上り坂でもなるべくかかとを着けて歩くように心掛けた。さらに、カメラは以前使っていたRX-100に戻してみた。
 結果としては、以前のようにまあまあ順調に歩けたように思う。ほぼ標準タイムで歩けたし、疲労感もそれなりで、7月に大山を登ったときのような消耗・憔悴はなかった。歳なりに体力が落ちていることは否めないが、それ以外の要因が少なからず影響していることがわかった。
 実のところ今回の山行は、眺望は抜群というほどではなかったし、花もキノコもそんなに多くは見かけなかったし、紅葉はまだだし、そんなに印象深いものではなかった。かつての行場だった岩場を見上げて「ふーん」と思う程度だった。ただ、累計標高は1,000mを超えているし、今回のような歩行や装備のテストを行うには適した山だったように思う。とりあえず、次回山行までに軽快で動きやすい靴を手に入れて、どれぐらい負担が軽くなるか、ペースを落とさずに歩けるか試してみたい。

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3/5

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