記録ID: 472605
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳-不帰ノ險-唐松岳縦走
2014年06月29日(日) ~
2014年07月01日(火)
コースタイム
29日 650猿倉-750白馬尻810-大雪渓-1025葱平1040-1120小雪渓-避難小屋-1330白馬岳頂上山荘
30日 705白馬岳頂上山荘-745白馬岳頂上830-905分岐−ウルップソウ撮影-1220白馬鑓ヶ岳-1250白馬岳鑓温泉分岐-雪渓-1330天狗山荘
1日 440天狗山荘−500天狗ノ頭-600天狗の大下り開始点(朝食)630-720不帰キレット740-810不帰喫-925不帰曲北峰-945不帰曲南峰-1045唐松岳山頂1100-1120唐松岳頂上山荘1130-1210丸山ケルン-1335第三ケルン-1420八方池山荘
30日 705白馬岳頂上山荘-745白馬岳頂上830-905分岐−ウルップソウ撮影-1220白馬鑓ヶ岳-1250白馬岳鑓温泉分岐-雪渓-1330天狗山荘
1日 440天狗山荘−500天狗ノ頭-600天狗の大下り開始点(朝食)630-720不帰キレット740-810不帰喫-925不帰曲北峰-945不帰曲南峰-1045唐松岳山頂1100-1120唐松岳頂上山荘1130-1210丸山ケルン-1335第三ケルン-1420八方池山荘
天候 | 29日 曇りのち雨 30日 曇りのち雨 1日 快晴のち霧、八方尾根は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[大雪渓] 白馬尻にてアイゼン着用。大雪渓は落石多し。途中休める箇所なし。時々陽差しがあったり、天候回復傾向にあったのはのは9時過ぎまで。以後、小雨ぱらつき、ガス次第に濃くなる。葱平から小雪渓にかけて本降りの雨。風も強まってくる。小雪渓から先は視界30メートル程度になり、トレースもない。頂上小屋の方向を目指して直登。アイゼンはよく効いた。小雪渓上部をトラバースするトレースを見つけ、ホワイトアウトの中をすすむ。避難小屋を見つければ安心。 [白馬岳-白馬鑓ヶ岳-天狗山荘] 稜線上雪渓を横切るところでトレースを見失わないように。 天狗山荘手前の雪渓には赤布のついた石が並べてある。小屋直前は急傾斜。 [天狗ノ大下り、不帰ノ險] 天狗ノ大下りの開始直後の鎖場が濡れていて悪い。ここが一番嫌らしく感じた。まだ落ちきっていない浮き石も多い。 不帰ノ曲の鎖場は、ホールドはしっかりあるが、足下の岩が滑りやすい。逆送の登りになるところは要注意。小屋のブログにあった残雪はこの2,3日の雨で小さくなり、通過に支障は無かった。 [八方尾根] 丸山ケルンを過ぎてから雪渓歩きが数カ所あるが、トレースは不明瞭で出口がわかりにくい。傾斜があるところはロープが張ってある。アイゼンかピッケルを使った方が安心。一部登山道が崩れて滑りやすい砂利の斜面になっているところがあった。 |
写真
感想
29日は天候急変で大雨の大雪渓を登るはめに。白馬村には大雨・洪水注意報が出ていた。白馬頂上は夜通し雨。
30日も、晴れたのは朝の30分ほどで、稜線はガスの中。午後からは再び雨、夜間は風雨ともに荒れ模様。
1日の早朝は、嘘のような快晴。北アルプスの大パノラマがずっと見渡せる。苦労して登ってきた甲斐があったというものだ。しかし、日本海側の空には早くも積乱雲の列が連なっている。刻々発達している様子がみてとれる。不帰ノ險ノ通過はこの雲との競争となった。唐松岳頂上で追いつかれ、ガスにつつまれたが、幸い雨にはならなかった。
装備を欲張りすぎて足取りは重くて厳しい条件での山行にもかかわらず、数時間とはいえ、最高の展望と花と快適な岩稜登りを楽しめて大満足。
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