木曽駒ヶ岳(千畳敷−中岳−駒ヶ岳−宝剣岳−極楽平)
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 492m
- 下り
- 486m
コースタイム
−14:55中岳頂上−15:40駒ヶ岳頂上−16:37宝剣山荘
6月6日(日)/宝剣山荘6:18−6:40宝剣岳山頂−6:28三ノ沢分岐
−7:38極楽坂−8:30千畳敷
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
13:07千畳敷 |
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷カール周辺は約50cmの積雪 千畳敷から乗越浄土間は積雪有り(水分多め)アイゼンとピッケルは必要 傾斜きつくノーアイゼンは危険です。 極楽坂から千畳敷間も同様、トレースあるが踏み外すと傾斜きつく 滑落の危険有り 乗越浄土〜中岳〜駒ヶ岳は積雪なし 宝剣岳は鎖場多く慎重な行動が必要 |
写真
感想
昨年7月、猛烈な横風と雨で千畳敷でいきなり撤退してから1年
2年越しの木曽駒へのチャレンジとなります。
朝5時30分に出発して、渋滞もなく10時40分に駒ヶ根IC下車
まずは腹ごしらえを先にすることになり、明治亭でロースカツ丼で
スタミナをつける。11時開店前から行列ができていた。さすが有名店。
豚の肉汁が美味 やる気が沸いてきます
菅の台BCで駐車(500円)をして、伊那バスに乗車、土曜日で天候が
午前中悪かったこともあってか、混雑なし。
新調になったロープウエイを乗り継ぎ千畳敷に到着
2,600mの上空は天気も回復しており、千畳敷カールや宝剣岳は驚く程
よく見える。2年越しの夢がかなった。
積雪は50cmあるということで、すぐにアイゼンを履いた。
雪質は水分を多く含んでおり歩きやすいが、乗越浄土までの急斜面は
体力と注意力が必要。昨日も斜面を滑落した人の話を聞いたので、
ピッケルを持参してきて良かった。やはり備えあれば・・は大切だと痛感する。
1時間で乗越浄土に到着 天気も完全回復し中岳方面もよく見えた。
本日宿泊する宝剣山荘で受付をし、荷物を置いて駒ヶ岳山頂を目指します。
中岳までのガレ場をゆっくり登るが、時折ガスがかかったりする。
いったん下って、頂上山荘を横に見ながら、山頂への巻き道に入る。
ここは高山植物の宝庫で、ミヤマキンバイやチングルマなどその可憐な
姿はとても美しい、頂上木曽小屋の横を通り過ぎ山頂2,956mに到着
2つの社殿に無事を感謝し写真を撮って宝剣山荘へ戻ります。
翌朝は3時に起床し、ご来光を見に行きます。
星空にご来光を期待しながら、どこで見ようか?と迷ったが。
宝剣岳は早朝はあまりにも危険なので、中岳山頂で見ることにした。
3時50分頃には到着する。雲もほとんどなく360度のパノラマだ
風もなく穏やかな天気 寒さはないが、じっと待つのでウインドブレーカは
必要アイテムだった。
朝日がどこから登るかわからなかったが、4時40分頃ちょうど八ヶ岳の左側から
茜色の朝日が昇り始める。梅雨の合間のこの時期にこの山頂で、
こんなに美しい朝日に出会えたことに感謝した。来て良かった。
朝食は5時55分頃 おかわりをしっかりして6時18分山荘出発
宝剣岳を目指します。鎖がきちんと整備されており、3点確保を
きちんとしておけば行けると思った。ただし下を見ると足が竦んで
次の一歩が出ません。ひたすら上を見て登ります。
宝剣岳からの景色も素晴らしい。南アルプスの山々、富士山、
御嶽や乗鞍など雲海の上に3,000m級の豪華メンバーがよく見える。
極楽平方面へのルートを下るのですが、こちらのほうが結構スリル有り、
鎖を頼りに慎重に下っていく。昨年西穂高に行ったことを思い出したが、
宝剣岳ルートも負けず劣らない。
三ノ沢分岐点到着で難所は終わり、極楽平から千畳敷へ下ります。
再び積雪がありアイゼンをつけます。朝イチの下山者で消えそうなトレースを
踏み固めながら進みます。ここでの滑落は大変危険なので、油断せずアイゼンの
爪を効かせながら慎重に慎重に・・・
8時30分無事に千畳敷駅に到着 宝剣岳のバッチを買う。
日曜日で好天ということもあり、続々と登山者と観光客が上がってこられます。
日帰りも可能でしたが、最高のご来光が見ることができ充実した山行でした。
菅の台BCの到着後 こまくさの湯でゆったりと汗を流しました。
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