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Yamareco

記録ID: 4752278
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

焼山〜火打山 (笹ヶ峰から周回)

2022年10月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
23.0km
登り
1,967m
下り
1,964m

コースタイム

日帰り
山行
12:26
休憩
0:51
合計
13:17
4:15
48
5:03
5:05
59
6:04
84
金山沢渡渉
7:28
7:33
79
焼谷(焼沢)
8:52
8:54
11
9:05
7
9:12
9:13
22
1920m(水場)
9:35
9:38
67
泊岩分岐
10:45
11:05
40
11:45
100
13:25
13:28
32
14:00
14:05
50
14:55
15:00
20
15:20
15:25
35
16:00
56
16:56
36
17:32
笹ヶ峰登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ようやく堰堤のあたりから空が白み始めてくる。堰堤は越えずに堤防横の斜面をロープで上がる。
ようやく堰堤のあたりから空が白み始めてくる。堰堤は越えずに堤防横の斜面をロープで上がる。
最初の渡渉地点、滝沢。飛び石で越える。
最初の渡渉地点、滝沢。飛び石で越える。
しばらく滝沢尾根末端をトラバース。
しばらく滝沢尾根末端をトラバース。
振り向くと日の出直前の黒姫山
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振り向くと日の出直前の黒姫山
次の渡渉地点、金山谷。少し下流の堆積した枝を利用して渡る。
次の渡渉地点、金山谷。少し下流の堆積した枝を利用して渡る。
金山尾根末端を進むと、傾斜したヘツリ区間があり慎重を要す。やがて前方に焼山が見えてくると、右から真川が近づいてくる。
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金山尾根末端を進むと、傾斜したヘツリ区間があり慎重を要す。やがて前方に焼山が見えてくると、右から真川が近づいてくる。
裏金山谷の渡渉地点も飛び石で渡る。この辺りから火山の硫黄臭が漂う。
裏金山谷の渡渉地点も飛び石で渡る。この辺りから火山の硫黄臭が漂う。
最後の渡渉地点、地獄谷。水深浅いが水温はかなり冷たい(源流部に万年雪渓が残っているため)。ここも飛び石でも渡れた。
最後の渡渉地点、地獄谷。水深浅いが水温はかなり冷たい(源流部に万年雪渓が残っているため)。ここも飛び石でも渡れた。
地獄谷の周囲には川柳が多い。昔は右岸の段丘に柳ノ茶屋があったそうだ(1470m)。
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地獄谷の周囲には川柳が多い。昔は右岸の段丘に柳ノ茶屋があったそうだ(1470m)。
御殿場の平の緩登の中の幅広の登山道がしばらく続く。刈払いもされ、とても歩きやすい。
御殿場の平の緩登の中の幅広の登山道がしばらく続く。刈払いもされ、とても歩きやすい。
最後の水場とされる、焼沢(焼山谷)。最後とは思っていなく、あまり補給しなかった。
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最後の水場とされる、焼沢(焼山谷)。最後とは思っていなく、あまり補給しなかった。
焼沢から先、登山道は焼山南斜面をジグザグに切りながら一気に高度を上げる。
焼沢から先、登山道は焼山南斜面をジグザグに切りながら一気に高度を上げる。
辿って来た真川下流方向
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辿って来た真川下流方向
かなり登ったところで刈払いは終了していた。まだ朝露が残っていて濡れる。
かなり登ったところで刈払いは終了していた。まだ朝露が残っていて濡れる。
天狗原山が大きく迫ってくる
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天狗原山が大きく迫ってくる
谷地形の直登区間では高山植物の名残が見られる
谷地形の直登区間では高山植物の名残が見られる
金山の稜線とダイナミックなスラブ地形(元サイズ)
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金山の稜線とダイナミックなスラブ地形(元サイズ)
草藪に隠れて路肩の弱い区間がある
草藪に隠れて路肩の弱い区間がある
遅くまで雪渓の残る谷筋を横断。この少し先から再び刈払いされている。
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遅くまで雪渓の残る谷筋を横断。この少し先から再び刈払いされている。
この坂を登り切るとすぐ富士見峠に到着。
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この坂を登り切るとすぐ富士見峠に到着。
峠の直下より地獄谷の源頭部を俯瞰。右下に万年雪渓、左に登ってきた登山道。
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峠の直下より地獄谷の源頭部を俯瞰。右下に万年雪渓、左に登ってきた登山道。
富士見峠手前より金山方面
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富士見峠手前より金山方面
富士見峠の広場。名前の通り視界が良ければ富士山が見えるらしい。
富士見峠の広場。名前の通り視界が良ければ富士山が見えるらしい。
富士見峠より北上して泊岩分岐(焼山方面)を目指す
富士見峠より北上して泊岩分岐(焼山方面)を目指す
泊岩分岐(焼山方面)、奥は下ってきた登山道、泊岩は左へ登るる。
泊岩分岐(焼山方面)、奥は下ってきた登山道、泊岩は左へ登るる。
念のため、分岐の先まで下り水場(非公認)へ。(往復30分、高低差100m)。ピンクテープのある登山道脇から涸れ沢へ降りる。さらにゴーロ状の沢を数十m下降すると右手から水の流れる枝沢が現れる。
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念のため、分岐の先まで下り水場(非公認)へ。(往復30分、高低差100m)。ピンクテープのある登山道脇から涸れ沢へ降りる。さらにゴーロ状の沢を数十m下降すると右手から水の流れる枝沢が現れる。
泊岩の岩屋(小屋)
泊岩の岩屋(小屋)
泊岩の避難小屋の様子。ヘルメットあり。昔は床板が張られていなくて地面むき出しだった。
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泊岩の避難小屋の様子。ヘルメットあり。昔は床板が張られていなくて地面むき出しだった。
潅木帯を抜けると
潅木帯を抜けると
一気に視界が開けて火山の雰囲気に。
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一気に視界が開けて火山の雰囲気に。
後立山連峰北部(白馬岳〜朝日岳)、手前右に雨飾山
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後立山連峰北部(白馬岳〜朝日岳)、手前右に雨飾山
槍・穂高連峰、手前に天狗原山
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槍・穂高連峰、手前に天狗原山
外輪山への登り
正面の稜線へ上がり右上の岩場を登る。
正面の稜線へ上がり右上の岩場を登る。
稜線に上がると左に火口湖が見えてくる
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稜線に上がると左に火口湖が見えてくる
岩場を登りきると稜線続きで山頂部(中央奥)が見えてくる
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岩場を登りきると稜線続きで山頂部(中央奥)が見えてくる
山頂直下より西方面パノラマ(元サイズ)
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山頂直下より西方面パノラマ(元サイズ)
焼山の山頂部
山頂標識
三角点 奥は上越平野
三角点 奥は上越平野
東側より山頂部の断崖を望む(元サイズ)
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東側より山頂部の断崖を望む(元サイズ)
山頂西斜面にある噴煙の噴出口、左は火打山
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山頂西斜面にある噴煙の噴出口、左は火打山
火打山、東方面パノラマ(元サイズ)放山から火打山へダイレクトに延びる空沢尾根。地元の関係団体が過去に登山道開設のための調査登山をしたロマンのある尾根「火打シャルマンロード」。
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火打山、東方面パノラマ(元サイズ)放山から火打山へダイレクトに延びる空沢尾根。地元の関係団体が過去に登山道開設のための調査登山をしたロマンのある尾根「火打シャルマンロード」。
北方面パノラマ(元サイズ)
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北方面パノラマ(元サイズ)
火打山へは岩の赤いマーキングに従って不毛の斜面を下る
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火打山へは岩の赤いマーキングに従って不毛の斜面を下る
下って来た荒涼とした斜面を見上げる
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下って来た荒涼とした斜面を見上げる
一気に400m近く下ると潅木の中の稜線歩き。
一気に400m近く下ると潅木の中の稜線歩き。
洞抜ヶ切戸(2025m)の鞍部から2030m丘への登り返し
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洞抜ヶ切戸(2025m)の鞍部から2030m丘への登り返し
2030m丘から最低鞍部(2000m)へ下る。影火打が高くそびえる。
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2030m丘から最低鞍部(2000m)へ下る。影火打が高くそびえる。
そして火打山への長い登り返しが始まる(高低差460m)
そして火打山への長い登り返しが始まる(高低差460m)
南側、ヌルイ谷(真川本流)方面の展望
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南側、ヌルイ谷(真川本流)方面の展望
最低鞍部を振り返る
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最低鞍部を振り返る
焼山がガスってきた
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焼山がガスってきた
焼山北面台地方面
焼山北面台地方面
ひたすら忍耐の登りが続く、登山道は刈払われ良く整備されている。
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ひたすら忍耐の登りが続く、登山道は刈払われ良く整備されている。
焼山を振り返る
噴煙口をズーム
影火打の西の肩より焼山北面台地パノラマ(元サイズ)
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影火打の西の肩より焼山北面台地パノラマ(元サイズ)
影火打の西肩より火打山、影火打を望む
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影火打の西肩より火打山、影火打を望む
影火打の山頂部は二重稜線。最高点は右端の小山。
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影火打の山頂部は二重稜線。最高点は右端の小山。
登山道脇にある影火打の標識
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登山道脇にある影火打の標識
南側のパノラマ(元サイズ)惣兵衛落谷と弥兵衛落谷に挟まれた平らな尾根が印象的。山スキーのルートにもなっているようだ。
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南側のパノラマ(元サイズ)惣兵衛落谷と弥兵衛落谷に挟まれた平らな尾根が印象的。山スキーのルートにもなっているようだ。
貯水量の少ない乙見湖と笹ヶ峰ダム
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貯水量の少ない乙見湖と笹ヶ峰ダム
影火打から見ると火打山は美しい円錐形の山。
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影火打から見ると火打山は美しい円錐形の山。
火打山の登りで影火打を振り返る。
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火打山の登りで影火打を振り返る。
影火打の北面にある窪地、地滑り地形か。この時期でも雪渓が残っている
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影火打の北面にある窪地、地滑り地形か。この時期でも雪渓が残っている
ついに火打山山頂へ。14時なのに20人ほどの登山者で賑やか。
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ついに火打山山頂へ。14時なのに20人ほどの登山者で賑やか。
火打山を後にする。あとは、ほぼ下りだが足は重い。
火打山を後にする。あとは、ほぼ下りだが足は重い。
北方向、澄川上流部のパノラマ(元サイズ)左のドーム状尾根に振別ノ池がある。
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北方向、澄川上流部のパノラマ(元サイズ)左のドーム状尾根に振別ノ池がある。
日の当たらない澄川源流部には万年雪渓が残っている。残雪期は火打山から矢代川発電所方面への山スキールートで利用される。
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日の当たらない澄川源流部には万年雪渓が残っている。残雪期は火打山から矢代川発電所方面への山スキールートで利用される。
火打山の東肩に相当する、荒々しい岩峰、雷菱ノ峰。
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火打山の東肩に相当する、荒々しい岩峰、雷菱ノ峰。
雷菱ノ峰(左)〜鬼ヶ城の峰(中)、その南面に広がる兎平の湿原帯(元サイズ)。濁俣川(矢代川)の源頭部にあたり、かつては、矢代川発電所から兎平を経由する魅力的な登山道があった(今は廃道)。
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雷菱ノ峰(左)〜鬼ヶ城の峰(中)、その南面に広がる兎平の湿原帯(元サイズ)。濁俣川(矢代川)の源頭部にあたり、かつては、矢代川発電所から兎平を経由する魅力的な登山道があった(今は廃道)。
妙高山と天狗の庭の絶景に向かって下降。
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妙高山と天狗の庭の絶景に向かって下降。
天狗の庭で小休憩 左から影火打、火打山、雷鳥平
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天狗の庭で小休憩 左から影火打、火打山、雷鳥平
天狗の庭ワイドバージョン(元サイズ)
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天狗の庭ワイドバージョン(元サイズ)
天狗の庭を後にする
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天狗の庭を後にする
草紅葉がきれいな高谷池の湿原とテン場
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草紅葉がきれいな高谷池の湿原とテン場
高谷池ヒュッテの周辺は泊りの登山者で賑わっていた
高谷池ヒュッテの周辺は泊りの登山者で賑わっていた
火打山にお別れを告げる。日が傾いてきた。
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火打山にお別れを告げる。日が傾いてきた。
黒沢への分岐点で小休憩 足が棒のようだ。
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黒沢への分岐点で小休憩 足が棒のようだ。
夕暮れのオオシラビソの中の登山道を黙々と下る
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夕暮れのオオシラビソの中の登山道を黙々と下る
黒沢の橋を渡り
しばらく木道を歩き、薄暗い笹ヶ峰登山口に無事、到着。
  おわり
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しばらく木道を歩き、薄暗い笹ヶ峰登山口に無事、到着。
  おわり
最後は「道の駅あらい」にある「食堂ミサ」に立ち寄る。最近テレビでも紹介され人気の「みそラーメン」で〆る。ボリューミーでお腹も満足。
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最後は「道の駅あらい」にある「食堂ミサ」に立ち寄る。最近テレビでも紹介され人気の「みそラーメン」で〆る。ボリューミーでお腹も満足。

感想

北陸道の糸魚川〜能生の区間を走行していると火打山〜焼山の印象的な稜線が視界に飛び込んでくる。その稜線に今年の夏、縦走路が整備されたことを知る。
笹ヶ峰側からの焼山はしばらく登っていなかったので、今回、笹ヶ峰を起点に焼山から火打山へと縦走を計画した。日照時間の短い時期、日帰りで総距離23キロ近い山行は今年一番ハードだったが、とても魅力的なコースを満喫できて良かった。

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