三嶽・火打岩登山口より(多紀アルプス・篠山市)
- GPS
- 02:58
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 574m
- 下り
- 569m
コースタイム
10:41 火打岩登山口
10:59 丸山水源池ルート合流点
11:55 鳥居堂跡
11:37 大岳寺跡
12:04 三嶽山頂
12:41 大タワ駐車場〜休憩
13:02 出発
13:17 小金ヶ嶽方面登山口(15分休憩)
13:24 クリンソウ登山道入口
13:40 駐車場
天候 | くもり 時々 雨 最寄のアメダス観測点『柏原』当日の気温 朝の最低気温 24.6℃ (05:12) 日中最高気温 30.2℃ (11:45) …山中は一時本降り、山頂〜大タワ辺りは小雨でしたが、アメダス観測点では降水は確認されていません。 天候はかなり不安定、台風8号の影響でしょうか?風はそれ程強くありませんでしたが、北側は一時ガスで視界不良でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
篠山市登山マップ(発行:篠山市、平成26年3月)によりますと、50台駐車可との事。 当日の利用者は他におられませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山中は整備されたハイキング道、県道301号は歩道のない車道ですが、交通量はあまりありません。 ※コースはGPSロガー不調の為、山頂まで手入力です。概ね地形図上の破線道と変わらないようです。 ■火打岩登山口〜三嶽山頂 駐車場より登山口へは、約300mとの表記有。山を下る方向、篠山市街方面へ戻ります。登山口は、民家の前を通り、家の間の狭い路地へ。案内表記はあるものの、よく利用される登山口の筈ですが、かなりマイナーな雰囲気です。 獣避けフェンスのゲートを経て山中に入ると、整備さりれた階段、その後も急勾配が三嶽へと尾根まで続きます。尾根筋は近畿自然歩道に指定されており明瞭且つ歩きやすいルートですが、山頂に近付くと、一部は手の力が必要な程度の岩場を伴う急勾配に様変わりします。危険や高度感を感じる程ではありませんが、当日は雨で滑りやすく、慎重に歩く必要がありました。 道標や史跡の案内看板等が整備されており、踏み跡のしっかりした迷う心配の少ないルートですが、枝道が多く、注意は必要でしょう。 山頂手前に東屋(非難小屋)有。仮設トイレがありましたが、メンテナンスされていない様子でした。 ■三嶽山頂〜大タワ 山頂付近は岩場を伴うものの歩きやすい稜線が続きます。大タワへは、一部に鎖(ロープ)が設置された急坂や、長い階段区間と急な下りで一気に下ります。 道標は少ないものの、基本は一本道、特に迷う心配はなさそうです。特に危険な区間はありませんが、当日は雨の影響で滑りやすく、特に樹脂で整備された階段はよく滑るので、荒天時は要注意です。 大タワにはトイレや東屋、ベンチ等が整備されており、30台分の駐車場(篠山市登山マップより)が整備されています。 ■大タワ〜駐車場 舗装された県道301号線を下るルート。歩道はありませんが、約40分の間に通過車両は2台、交通量は少ないようです。途中、小金ヶ嶽への登山口やクリンソウ登山道?の入口を確認しました。 当日のように、天候悪化時のエスケープルートには有効なようですが、基本は厳しい谷筋につき、導線は限られているようです。 【過去の記録】 ■三嶽〜西ヶ嶽 (多紀アルプス・篠山市)2013年10月26日(土) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-361621.html ■火打岩登山口〜三嶽〜小金ヶ嶽 2012年05月07日(月) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-188838.html |
写真
感想
以前より気になっていた、『篠山市登山マップ』を手に入れる目的もあり、久し振りに篠山まで足を伸ばしてみました。途中、通過した三田の山中では小雨、篠山盆地到着時は曇り空。三嶽登山口で地元の方に雨が降ると警告されつつ、挨拶&世間話を交えて雨の日でも山に登ると説明…半ば呆れておられましたが。。
案の定、入山後1時間程度、標高500mわ越えた辺りから雨。2度ほど足元の悪い中、雨具を着脱する訓練?を実施。雨とはいえ山頂付近の気温が25℃に近い状況での登りは蒸し風呂状態、下りはそれなりに快適でしたが。。。
結局、岩場の滑りやすい状況から、小金ヶ嶽方面への縦走を断念。エスケープには有効であろうと考えていた県道301号を利用して下山。舗装路ですが交通量も少なく、安心して歩けるルートであると共に、普通車でも大タワの駐車場まで安心して登れる良路であることが確認できました。
途中の小金ヶ嶽への登山口、案内地図に記された地図上の破線道のようですが、大タワ経由のショート周回路が楽しめそうです。次回はこの秋に訪れる予定ですが、今から楽しみです☆
■クマ避けの鐘
先月末頃、篠山の南東に位置する深山を訪れた際、今年は丹波南部でも目撃例の多いツキノワグマ対策に用意した小さな鈴が心許なく、早めの下山となった訳ですが。。
先週末、タイミングよく始まった?好日山荘のバーゲンにて、早速クマ避け用品を物色。結局、音色と実用的?っぽい、消音機能付きに魅力を感じ、鐘タイプのものを購入。まさか音を出す為だけの鈴(結果、『鐘』)に、割引込みでも2,000円を越える品物を買い揃える事になるとは…山道具の魔力は恐ろしいものです:::
手に入れれば、とりあえず早く試したくなるのも山道具の魔力でしょうか!?
音色は南部鉄の風鈴のような澄んだ音色。涼しげでもあり、耳心地は良いもの、家の中で鳴らすとうるさいレベルですが、本物の風鈴と変わらない程度の音量。早速今回試した訳ですが、山でもうるさい!まさに、歩き続ける限り、強風に曝され鳴り続ける風鈴を背中に付けている状態!!1日経っても耳に音が残っています。
鈴や鐘を付けて歩いている人を結構見かけますが、同じような思いをされているのでしょうか? 一人で静かな山歩きが基本の者にとっては、正直少々苦痛を感じます。下山時はほとんど消音状態、見通しの利きにくい所限定で使用するなど、上手く消音機能を利用するのが本来の使用方法なのでしょうか?
■篠山市登山マップ
参考HP…http://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/group/kanko/sightseeing/post-56.html
提供される情報そのものには目新しさは感じませんでしたが、エリア全体を知ることの出来る実用性の高い地図との印象です。1/25,000地形図の複製データ上にルートが記入されており、山と高原地図風のコースタイム、駐車場やトイレ情報等、有意義な情報が記されています。元の地形図は白黒表記と、ネット公開されている『地理院地図』に見劣りするものですが、送電線の記入された最近のデータが利用されているようです。
紙質は厚手の光沢紙。パンフレット等によく利用されている程度のものですが、地形図や山と高原地図のように耐久性が期待できるものではありません。オリジナルはA4版に折られており、ザックに忍ばせるには大きく、持ち運ぶには少々不便かと。内容が実用的なだけに、現地で利用し難いのは残念です。但し、A2版地形図が3枚+A3版地形図が1枚の情報量だけでも200円は破格!加えて地域の方が実際に歩かれて監修された情報も満載と、篠山界隈を歩く方、あるいは予定のある方にはお奨めです。
当日は、篠山城北側の『大正ロマン館』にて購入しました。地元お土産品が揃う観光施設ですが、店頭には並んでおらず、販売を告知する掲示もなく、レジカウンターにて『篠山の登山地図』はあるかと声を掛けたら、裏の棚に保管されているものが出てきました。他の場所ではどのように扱われているか不明、在庫状況も不明です。興味のある方は郵送でも入手可のようですのでお早めに♪
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