川床道〜三鈷峰〜大山寺

2014年07月19日(土) ~ 2014年07月20日(日)

• GPS: 11:14
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,264m
• 下り: 1,275m

コースタイム

1日目（2014 0719)
13：20　南光河原P
14：20　川床道入口
15：10　岩伏別れ
15：25　香取別れ
15：55　石畳道
16：10　大休峠避難小屋
＊外のテーブルで宴会後、20時頃就寝

2日目(2014 0720)　　三鈷峰〜元谷へ。
05：25　大休峠避難小屋
06：05　野田ヶ山
06：45　親指ピーク
07：45　振子山
08：55　ユートピア避難小屋
09：30　三鈷峰（1516m）
11：15　中宝珠越
12：00　下宝珠越
12：30　下宝珠入口
12：40　大神山神社
13：10　南光河原P


＊ユートピア小屋分岐から三鈷峰のログが飛んでしまっています(ザックをデポ）。

天候

7月19日（土）曇り
7月20日（日）やっぱり曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き帰りとも中国道〜米子道
＊買い出し・給油のため米子ICを利用しましたが、近いのは溝口ICです。
＊米子ICから真っ直ぐ行くとイオンあり。

大山寺南光河原P：夏山シーズンは無料。トイレ・登山ポストあり。

コース状況／危険箇所等

�‘擦両�況
・南光河原P〜川床道入口
　スキー場の連絡道を歩きます。途中にショートカット道があるようですが、
　発見できず、スキー場の中を歩きました。

・川床道　危険箇所はありません。
　岩伏別れ辺りまで若干の登り。
　石畳道は噂通りよく滑ります！　草鞋の時代は快適だったのか？？？　

・大休峠小屋　
　想像以上に立派な避難小屋でした。トイレあり。
　水場は一向平に100Mほど向かったところにあるようですが
　枯れていたりするようで、持参するのが賢明です。

・大休峠〜野田ヶ山
　いきなりジャングルに突っ込みます。足元ドロドロ。。。
　踏み跡はしっかりありますので、ぐんぐん高度上げます。

・野田ヶ山〜親指ピーク〜振子山
　このコースの核心部です。　特に親指ピークの前後は落ちたらアウト！！
　ロープもあるので、通行に危険はないと思いますが、慎重に！

・振子山〜ユートピア避難小屋
　振子山から一旦下って象ヶ鼻への急登へ取り付きます。
　ジグザグのキツイ登りですが、お花畑の写真を撮りながらのんびり。
　天気が良ければ更にGOOD！！

・ユートピア避難小屋〜三鈷峰
　最後の岩場の足場に注意ですが、特に危険は無かったです。

・三鈷峰〜宝珠越え〜大山寺
　時間帯が悪かった（10時〜12時）のでしょうが、
　狭い登山道に登りのハイカーが　続々と上がってきて
　すれ違いに予想以上の時間がかかりました。
　登山道は所々崩れている箇所もあり、注意が必要です。
　下宝珠から先はイッキに下ります。

��登山ポスト：大山寺地区の各所にあります。
　＊我々は派出所で提出しました。

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　大山寺地区に最近オープンした入浴施設です。　
　大人600円　無料でフェイスタオルレンタル。
　ボディソープ・シャンプー・リンスあり。　食事の施設もあり。
　http://www.goenyuin.com/
＊以前は旅館の風呂を借りるか、皆生温泉まで行ってたので助かります。
　施設の前に無料の足湯もありました。

�ぅ屮茲�多いので『防虫ネット』は必須です。
　たぶん1000円くらいで購入できます。
　肌の露出の少ない服装が無難だと思います。刺されてから後悔することになります・・・

写真

7/19 9:10

黒田官兵衛と、「怪しい面々」

米子で買い出しして大山に向かう。
大山寺辺りが雲の境か？ （sa)

7/19 13:26

大山寺橋より弓ヶ浜
(sa)

7/19 21:17

「楽・らく・笑」山旅の支度を整えよ！
（この時、誰かさんのザックの中には・・・）

7/19 13:56

川床へ進みます。
(sa)

7/19 14:01

現在位置〜川床へのオレンジの道が見つかりませんでした。。。(sa)

7/19 14:02

この銅像は見つかりました。
良く見たら”こっちとちゃう”って
�尚�しとるわ！！ (sa)

7/19 14:07

仕方ないのでゲレンデ内をショートカットで。
(sa)

7/19 14:09

「こんなとこ出たでぇー？」

「どこや？ここ。」

7/19 14:08

ヒヨドリ花？
(sa)

7/19 14:22

ようやく川床の入口
(sa)

7/19 14:25

ガクアジサイ
(sa)

7/19 14:22

沢遊びが楽しそう（リ）

7/21 17:16

川の写真撮ろうとしたら沢遊びの軍団がVサイン。。。　ヤマレコ知ってるかな？？？
(sa)

7/19 15:21

宴会場への道
(sa)

7/19 14:34

まだまだ余裕の隊員。
(sa)

7/19 15:26

香取別れ(sa)
この後、（かとり線香）とは別れられないことに・・・

7/19 15:39

アジサイを愛でながら進みます
(sa)
「そんなんあったかぁ〜？」（Joe)

7/19 15:43

ヤマブキショウマ
(sa)

7/19 15:56

石畳道。
いにしえの参拝者になったつもりで
歩きたいのですが・・・
(sa)

7/19 15:49

いにしえの「明石焼き君」
石畳によく映る・・♡

7/21 17:03

この石畳。。。
草鞋の時代は良かったのでしょうが、
アイゼン無しでアイスバーン歩くように
滑ります。。。
砂を撒きながら歩くといいかも^^; (sa)

7/19 16:05

小屋に到着。気温は21.2度、涼しい（リ）

7/19 16:17

大休峠避難小屋。
20人程度は泊まれそう。
トイレあり。水場無し。
(sa)

7/19 16:05

シシ神ストレッチ！

7/19 16:18

小屋の前から。
右側に三鈷峰が見えています。
(sa)

7/21 17:04

アングルがイマイチか・・・
いや！モデルが・・・・
(sa)

7/19 16:31

なにはともあれ「酒だ！酒だ！」

7/19 21:14

まさに！（チンたおビール）
でも、レギュラーサイズ・・・

7/19 16:44

「まあええから、ええから！」
青島啤酒でカンパ〜イ！！
(sa)

7/21 17:04

宴会スタートと同時に
青空も覗く!(^^)!
見下ろす（シシ神）
(sa)

7/19 16:49

おしゃべりペリカン隊　定番（羽根つき餃子）

7/19 16:50

膝の上に蛍ちゃん♡

7/19 17:18

シェフ・リチャードはん絶好調！

7/19 16:55

自慢の鍋は（豚しゃぶ風ペリカンスペシャル）

7/19 17:28

”俺、ホンマは料理人になりたかってん”と
メンバーが初めて聞く爆弾発言を始める
ジョー隊員（翌朝取り下げ。。。）　(sa)

7/19 17:15

玉子焼き専門店をリタイヤ後始めます。（翌朝を待たずして、即取り下げ。。。）

7/21 17:05

サイモン隊長
稜線を見上げ誰を想う♡♡♡
「山の彼方の空遠く・・・貴女の影を慕いつつ・・・」（はよー止めんかい！）
(sa)

7/19 18:22

あっ、
ユートピア小屋が見えてるんか！！
(sa)

7/19 18:10

宴もたけなわ！リチャード・スペシャル（自家製スモークチキン）
バーボンと相性抜群！
酒がドンドンすすむ！すすむ！

7/19 19:00

突然、内藤さんが（シャドーボクシング）開始！
「アチョ！あちょー！あちょっ！」

7/19 21:12

ゴング無視して「アチョーッ！あちょ！アチョ！」

酒が進みすぎました。ノックダウンです。

7/21 17:06

今回で最高潮の青空！！
でも夕暮れ
(sa)

7/20 3:57

夜明けの（大山ウインナー）

7/20 5:04

夜明けの雑炊

7/20 4:09

夜明けの玉子焼き

7/20 4:16

夜明けの珈琲

7/20 5:02

夜明けのジョー＆明石焼き

7/20 5:16

大休小屋の内部
綺麗に管理されています
立つ鳥跡を濁さず
(sa)

7/20 5:09

朝もやにシシ神
「今日の安全をよろぴく！」

7/21 18:29

2日目スタート。
明石焼きは既に貴婦人ネットを着用。
(joe)

7/21 17:06

隊長が背負い方を指南。
下山後に気づくが何故かジョーさんの
ザックにはお風呂セットが入ってた！！
軽量化には程遠い。。。
(sa)

7/21 17:06

野田ヶ山への登り
(sa)

7/20 6:07

野田ヶ山
見逃しそうな看板
展望は全く無し！
(sa)

7/20 6:17

ツツジが残ってました
(sa)

7/20 6:25

(sa)

7/20 6:34

親指ピークへの縦走路
(sa)

7/21 17:07

親指ピークと
この頃から活発な活動を始めた
羽虫（ブヨ？）の残像　　(sa)

何となくマチュピチュっぽい？
行ったことないですが・・・
左側をトラバース気味に乗越ます。
向こう側に先行する鳥大WVCが
見えています。
(sa)

7/20 6:39

親指ピークの爪をつめる明石焼き！

7/20 6:45

手に汗握る断崖絶壁

7/21 17:07

親指への登り
ロープが下がってました
(sa)

7/20 6:46

三鈷峰とブヨ達
(sa)

7/21 17:08

親指ピーク
(sa)

7/20 6:37

つめる！つめる！
「余分なモノまで詰めて来よってからに・・・。」

7/21 17:08

アングルを変えると。。。
ちゃんと足場はあります。
(sa)

7/20 6:47

降りてるときには崖が見えないからいいけどね。

7/21 17:09

振り返る
(sa)

7/20 7:15

羽虫による波状攻撃にさらされ
「顔・あたま、耳まで刺されたわ！」

7/20 7:24

「わてら貴婦人ネットでへっちゃらですわ」

7/20 7:24

「か・かぁ・堪忍してや！」

7/20 7:25

ここ大山、この時期・この時間帯には必須アイテム「貴婦人ネット」

7/20 7:44

烏ヶ山が見えました
(sa)

7/20 7:51

振子山
振り返る還暦組(sa)

7/20 7:51

三鈷峰と学生達
(sa)

7/20 7:54

ちびってます。
右側　落ちたらアウト！

7/20 6:59

今までの生きざまと同じ「アップダウンを繰り返し・・・」

7/21 17:09

ナナカマド。。。
出番には早過ぎないか？
(sa)

7/20 8:02

アザミ
(sa)

7/20 8:07

右上に大休峠小屋
歩いたコースが分かりますが親指ピークの
前後のギザギザは踏み外すとヤバい感じ
(sa)

シモツケソウ。
こちらもたくさん咲いてました。
(sa)

7/21 17:10

オオバキボウシ
た〜くさんありました
(sa)

7/20 8:09

(sa)

7/21 17:11

トラノオじゃなく
クガイソウだそうです
(sa)

7/20 8:12

ガクアジサイとシモツケソウ
(sa)

7/20 8:25

『何？お花畑？？？
どーでもええわ！！休憩させて〜』
ジョーさんはバテ気味です。。。
(sa)

オオバキボウシの群生
(sa)

7/20 8:40

真ん中のはシシウドかな〜？
ここの斜面は見事でした(sa)

7/20 8:41

オトギリソウ��
(sa)

7/20 8:41

オトギリソウ��
(sa)

7/21 17:11

シシウドの開花直前？
(sa)

7/20 8:43

？
(sa)

7/20 8:45

でっかいシシウド？
(sa)

7/20 9:12

昆虫の楽園やね（リ）

7/20 8:50

お綺麗ですね〜
(sa)

7/21 17:12

そうこうしてたらユートピア小屋
(sa)

7/20 16:10

やっとのことで到着です。
緊張の糸が切れて放心ジョー態。（約一名）

7/21 17:12

内部は綺麗です。
(sa)

7/20 9:17

ユートピア小屋外観
大休峠小屋の弟分みたい
(sa)

7/20 9:17

展望はスッキリしません
(sa)

7/20 9:27

三鈷峰　いつもの三悪人

7/20 9:36

ようやく登った三鈷峰。
北壁は見れませんでしたが
積年の思いを達成しました！
(sa)

7/20 9:38

高度感抜群！
ここも崩壊が進んでいます

7/20 9:39

ブヨだけではありません。
ちゃんと蝶もやって来ます！！
(sa)

7/20 9:41

(sa)

7/21 17:14

岩場に咲いてた小さな綺麗な花。
中々の美人でしたね！
(sa)

7/20 9:45

可憐な花を狙う怪しいおっさん！

7/20 9:54

一輪だけ咲いていたクルマユリ
(sa)

7/20 10:14

ダイモンジ草
(sa)

7/20 10:18

崩壊進む北壁を望む

7/21 17:14

宝珠尾根の下山中に見えた北壁
(sa)

7/20 10:34

一般ルートでも
このような箇所がいたるところにあります。　
(sa)

7/20 10:49

ユートピア小屋を振り返る。
(sa)

7/20 11:07

大山寺にむかい「ゲキ下り」

7/20 11:25

7/20 11:59

ドンドン「ゲキ下り」

7/20 12:18

下宝珠から最後の下り
(sa)

7/20 12:28

下宝珠口
(sa)

7/20 12:41

元谷からのルートに合流
(sa)

7/20 12:38

「着いたぁー！」

7/20 13:05

大神山神社の石畳。
こちらも雨上がりは恐怖の
アイスバーンと化します。
今日は平気でした！！
(sa)

7/20 13:01

金門とかいう看板につられて、どこかに磨崖仏があるらしい（リ）

7/20 13:02

金門のお地蔵様（リ）

7/20 13:39

温泉の入口。
何故かタルチョっぽいのが・・・!(^^)!
(sa)

7/20 14:20

お風呂あがりは、これでしょ！

7/20 16:07

「うまっ！ぷぁーっ！」

7/20 16:08

ささ、もう一杯！

7/20 14:35

大山おこわ定食
(sa)

7/21 17:15

大山寺への参道
(sa)

帰路は蒜山SAにて
濃厚牛乳のソフトクリーム
(sa)

7/20 17:19

にじいろ
♪〜これから・はじまる〜♪
気持ちいい「楽・らく・笑」の余韻

7/20 18:40

大阪組はJR三田駅まで
送ってもらいました。
(sa)
宝塚までの一般道は大渋滞（リ）

撮影機器：

COLOR LIFE3 103P SoftBank パナソニック

サイバーショット DSC-T9 SONY

サイバーショット DSC-TX5 SONY

RICOH R10 リコー

感想

miki3sk

初めの計画は黒戸尾根からの始まりです。
天気を見ながら聖岳？白山？剣山？と迷走、ついに大山になりました。
久しぶりにジョーの参加で天気予報も雨に変わってる。？？
初めての大山なので明石焼き君にお任せして天気だけ心配してゴー。

小屋泊まりのおかげでいつもよりザックが軽いので足腰への負担が少ないです。
時々流れてくる風も涼しくまずまず快適に歩くことができました。
野田ヶ山からは上り下りの稜線のコースですが振り返ると怖いです。
この向きだから難なく行けましたが、逆向きだとびびるかも？
三個峰からの眺めはさすがに見られませんでしたが、雨具いらずで巡ることができました。
石畳をはじめ岩場やぬかるみも多く、雨が降ったら難航したのではないでしょうか。

下山してすぐに温泉があるのも良かったです。
愛知から往復千キロと少し遠いですが、楽しませてくれた大きな山でした。
久しぶりの四人で賑やかな山行でした、次回もよろしく。

satokun

1泊2日の山歩きを終え、やっと駐車場に到着！！
”お疲れさまでした！やっと温泉ですね〜”と一番疲労の色が濃いジョーさんに声を掛ける。
するとジョーさん、おもむろにザックのボトムのファスナーを開く？？？
出てきたのは登山中は使うことがないであろう『温泉セット』・・・
”あっ！、置いて行くの忘れてたわ！！！”　　軽量化にはほど遠い我らペリカン隊^^;
今回も最初から最後まで抱腹絶倒の素晴らしい2日間でした！！

当初は各自南アルプス方面を企画するも、天気予報が悪く直前に大山方面に変更。
川床道〜大休峠〜三鈷峰のルートは以前から興味があって、いつかは歩きたいと思ってました。
ユートピア小屋泊の予定をゆっくりスタートの大休峠小屋泊に変更。
＊ユートピア小屋は10名くらいで満員だったようです。　
大休峠小屋は我々4名の他は地元鳥取大学WVCの4名の計8名でゆっくり過ごせました＊
天気は曇りがちで展望はさっぱりでしたが、覚悟していた土砂降りにはならず、
雨具も使わずに済みました。　ビビリのジョーさんには少々酷なコースだったかも。。。
親指ピーク前後は中々スリル満点のアスレチックコースでした。
振り子山からユートピア小屋あたりは素晴らしいお花畑でそれまでの緊張感から一気に
開放されてまさに桃源郷です。
しかし、この大山周辺はブヨの名所でもあります。　
私とリチャードさんは防虫ネット持参で被害無し。　
防虫ネット無しのジョーさんはお岩さん状態。。。(>_<)
しかし、不思議だったのが同じく防虫ネットの無いサイモン隊長は無傷。
ご本人曰く『サイモン汁が出てるんや。今度商品化するけど、買う？』らしいのですが？？？
鈴鹿のヒルに大山のブヨ。いい教訓になったと思います。

今度はユートピア小屋に泊まって日本海が見てみたいな〜。
眺めてばかりだった三鈷峰、登ってみても良いお山でした！！

Simon86

　今回は計画段階から（東へ西へ）。
天気に気をもみ、直前の参加表明にメイ・メイし「黒戸尾根（巌流島）」計画から始まった「山旅」は最後まで（楽・らく・笑）でした。
　約35年前に大山山旅をしました。（麓に泊まって縦走です）
　もちろん当時も北壁の崩壊は進んでいて、今回あらためて「自然保護」について考えさせられました。
　（自然崩壊）は致し方のないところではありますが、こと大山に関しては登山ルートの閉鎖や変更を考えなければいけない（それも早急に）と思うところでありました。
　　
　日本の山にもいろいろな事態が進行中であることを、今更ながらに考えさせられました。

　これからの山旅にまた一つ「楽しみ」が増えました。