アナ雪の女王より感動的！〜白馬岳〜稜線で風と朝陽を浴びる女王さまに...（大雪渓〜栂池）

2014年07月21日(月) ~ 2014年07月22日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,873m
• 下り: 1,246m

コースタイム

21日(月)3:30猿倉-4:30白馬尻4:35-4:45大雪渓下端5:15-10:30白馬山頂11:30-11:45白馬山荘
22日(火)白馬山荘5:45-白馬岳山頂6:00-9:00白馬大池(山荘前で休憩）9:15-11:30栂池自然園登り口

天候

21日　晴れ時々曇り
22日　晴れ時々曇り（早朝はガス、強風）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き　猿倉駐車場1:30着（10台ほど空きあり/100台ほどのスペース）
帰り　栂池ロープウェイ自然園駅11:40ー栂池ゴンドラリフトー栂池高原駅12:10-栂池高原バス停12:35-12:55八方バスターミナル13:10ーバスー13:30猿倉
※栂池ロープウェイは、各時00,20,40分に自然園駅発（下り）

コース状況／危険箇所等

1日目、大雪渓、小雪渓では、軽アイゼン（チェーンアイゼン）着装。大雪渓では、左右上からの落石に注意。崩れ落ちる音に注意がいる。
2日目は、白馬大池に2か所雪渓あり。乗鞍岳からの下りで雪渓が2か所あるが、アイゼンは使用せず。
下山後、道路沿いの、おびなたの湯（600円）に立ち寄り
八方の町なかの"第2郷の湯"の方が個人的には好み

写真

3:30猿倉駐車場発

バス停（猿倉発白馬駅行き）

猿倉荘左側を登る
2人が先行する

夜明け

山が見えてきた

白馬尻小屋

いよいよ大雪渓。先行者2人PT。

気分MAX

チェーンアイゼン着装

先行者2人と後から来たソロ1人にあっという間において行かれる。縦走し鑓温泉から猿倉に戻るそうだ。

そういうこと。

右側。白馬岳側。

左を向けば大きな石。

前が朝陽を受け始めた

斜度が出てきた

一段上がる

空がいい色

登ってきた大雪渓

大雪渓終わり、夏道へ

小石で補強してある。しないと滑り落ちる？

葱平。割れてる標識。

あそこの小雪渓をトラバース。アイゼンつけて、慎重に

小雪渓前の標識。まだこんなにかかるの？

今日はペースが上がらない

ミヤマオダキ？

頂上山荘を左に見て、もう少しで稜線

稜線に出た

右から丸山、鑓、杓子

白馬山荘と白馬岳

タカネツメクサ？

立山方面、雲の間に。

杓子、鑓

旭岳とお花

やっと着いた。白馬山荘

縦走したいなあ

山荘横を頂上に向かいます

もう少しだけどペースが上がらない。自然と花に目が行く。

ミヤマシオガマ

長野県側

山頂着。人が一杯。

三角点

三国境、小蓮華山方面

雲多い

山頂から長野県側を覗き見る

山頂に1時間ほど。白馬山荘に泊まることにした。山頂下のお花

旭岳に沈む夕日。白馬山荘前から。夕食後に。

杓子岳、鑓がきれい。この日立山方面までは見えず残念

19時からスカイプラザで。山荘の御主人、長野県警察山岳遭難救助隊の方、昭和大の医師の話が聞けた。糸魚川、富山の夜景は見えず。鑓温泉経由猿倉は長い道のりとのことだった。

翌朝5:45。ガスで視界なし。栂池に下ることにした。

白馬岳開山の祖、松沢さんのレリーフ。37歳自動車事故で没。合掌。登山道右側すぐ。

ウルップソウ

山頂。今日はスルー。西からの風が強い。

オヤマノエンドウ。花を見るしかない。

稜線右の雪

？

晴れてきた。

この斜面を下る

突然ガスが晴れた。東側。

雲海

山頂を振り返って。馬の背

小蓮華山方面

下ってあの西斜面に

コマクサが一杯

風強いね

斜面いっぱいにコマクサ。朝陽を浴びて。

ピンクの斜面

三国境（長野、富山、新潟）

針が岳、雪倉岳方面に分岐

なんでこんなところに咲いてるの？　怖くないの？　寒くないの？

三国境から針が岳方面。どれだけ見ても見飽きない。でも、そろそろ…
光をあびながら歩きだそう♪少しも寒くないわ♪

イワハゼ

小蓮華山が近くなってきた。

振り返って白馬岳。雲が晴れない

あと少しで小蓮華山

小蓮華山山頂から白馬岳。後立山方面から雲が流れ込んでいる

三角点

白馬大池がきれいに見える

大池の上に、火打と妙高。

花畑から白馬岳。今回の山行のベストショットかな。

気持ちいいトレッキング

舟越ノ頭

クルマユリ。後ろの登山者に焦点。

白馬大池がちかくなってきた

後ろに、雪倉岳

チシマギキョウ

もう少し

山荘裏のテント場

山荘前の雪道。

大池から白馬岳に登る道。

池の横の雪道

池ポチャのリスクもゼロではない

乗鞍岳のケルン。

この雪渓を下る。斜度はきつくないので、ノーアイゼンで注意して降りる。涼しくて気持ちいい

栂池自然園が見えてきた

2番目の雪渓を下って振り返る。登山道は大きな石の上を行く

木道になる。もうすぐゴール

天狗原。下ってきた乗鞍岳が一望。振り返れば、いい山行だった。そしてこの先の栂池自然園からロープウェイ、ゴンドラを繋いで山を下る。計1920円。自然園登り口に靴を洗う水道とブラシあり。

感想

さくら

結果、これもありかな。
大雪渓に入ってから調子が悪かった。ペースが上がらない。本格的な雪渓歩きが初めてだから？新しい靴のせい？アイゼンに慣れていないから？寝ていないから？
夏道になってさらにペースダウン。
バテバテで山頂について、今日は白馬山荘泊に決めた。

翌朝、4時発の予定で準備。
外は、ガス、おまけに寒い。風も強い。
日の出の時間を過ぎても真っ白。
前夜にうすうす決めていた栂池に下りることに決定。

そもそも、今回の山行の計画の始めは、無謀にも白馬、五竜、鹿島槍を縦走、2泊3日。
調べて見ると八峰キレットは、自分には（まだ）無理そうなので、白馬三山と五竜を縦走して遠見尾根から降りようと思った。
それも無理なら、唐松まで行って八方尾根から。
20日は天気予報が悪かったので、1泊2日とした。
大雪渓から登り天狗山荘泊。2日めは、唐松まで行って八方尾根を下りる予定で大雪渓を登り始めた。

でも調子悪い。
登りながら、花を撮ってる時間が長くなる。
白馬山荘で長い昼下がりの時間。地図とにらめっこ。
杓子、白馬鑓縦走、鑓温泉経由のルートで下山に変えた。
長いけど、朝早く立てば大丈夫だろう。車を停めた猿倉に下りれるのがいい。
夜、県警遭難救助隊の方の話を聞いて、さらにトーンダウン。鑓温泉ルートは諦めた。

結果よかった。
早朝真っ白で何も見えなかったが、しばらくして、ガスも晴れ、気持ちいい稜線歩き。
さすが、花の山、白馬岳。花がいっぱい。

そして、高山植物の女王、コマクサ。

コマクサを初めて見た。
結構長い時間、コマクサを見ていた。
稜線で風を受けながら咲いている、朝陽を浴びながら咲いているコマクサを見ていると、なんだか涙が出てきた。
ピークハントも岩稜歩きもいいが、
もっと大事なもの。
不帰の嶮ためヘルメットを買って登ったが、結局かぶらずじまい。

今回はこれでよかったかな。

すべて、女王さまに会えたおかげです。
そして、コマクサの名前の由来を初めて知りました。
ごめんなさい、女王さま。
まだまだ知らないことばかり。
写真の撮り方もまだまだです。

♪ありの〜　ままの〜　姿見せるのよ〜
　ありの〜　ままの〜　自分になるの〜

Let It Go

コメント

とっとこと

参考になりました（＾＾）
初めまして。同じコースを行く予定です。
登山道から見える山の名前を書いて下さっていたので、とても参考になりました。
おかげで「かっこいい山」ではなくて、「雪倉岳がかっこいい」って思えると思います。帰りましたら、レコをアップします！

さくら

Re: 参考になりました（＾＾）
tottokotoさん、コメントありがとうございます。
　白馬山荘に泊まるのであれば、翌朝は団体さんが出る前に出たほうが良いですよ。
　それと、乗鞍岳からの下りで、団体の高校生が日帰りで登ってくる時間と重なりました。夏休み期間は、登山道が渋滞することが多くて大変ですよね。
　レコお願いします。