霊仙山(権現谷よりリョウシ・コザト経由)写真追加しました
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- GPS
- 06:34
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,409m
- 下り
- 1,393m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:29
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付きがザレていて落石注意です。ちょっとわかりにくい取り付きです。コースはさほど踏まれている感はありませんので道らしいところはわかりにくいですが、基本的に尾根伝いに詰めれば大丈夫です。リョウシ周辺は広尾根になっているので、ルートがちょっとわかりにくくなります。コザトのあとは視界が良くなるので迷う心配はなくなります。 |
写真
感想
100MB 使い切ったので写真をアップできず、覚えているうちに山行記録として感想のみ書いておきます。いつか容量が空いたら写真も残そう。あと、別にスピードを競っているわけではないのでどうでもいいのだけれど、プランでは11時間強のルートを6時間半で歩いてコースタイムの1.5倍のペースになっているのはなんででしょ(^^;)。もし参考にされる方がいればご注意くださいませ。
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鈴鹿セブン・10座を終えたので霊仙山にも行っておこうと、プランを立てました。せっかくなのでリョウシ・コザトも行っておこうと権現谷からのルートに(^^)。権現谷分岐近くに車を停めると出発します!
しばらくは権現谷に沿ってロードです。これが結構長いので今日はトレランシューズで歩いています。普通の林道ですが、両側がなかなか切れ立っているのと川の水のきれいさに、思ったより楽しいロードです。不思議とここを通る車に追い越されるので、もしかして同じルートで登る人がいるのかな?と思いましたが、バードウォッチングの方でした。そんなに珍しい鳥がいるのかな。そんな趣味も楽しいですよね(^^)。先ですれ違ったときにお話しさせていただきました。良き鳥に出会えますように!そのとき目の前の行者谷を登って行った登山者の話や、救助された人がいたという話も聞かせていただきました。へー、ここから登るんか!沢筋バリエーションは滝が出たらいやだから今日はプラン通りに行かせていただきます(^^)。
さらに林道を歩くと、いよいよ取りつきへ。林道分岐から林道へ入ろうとしたところ、ルート外しの警告。地図を見ると尾根に乗るらしい。え?これ?というような取り付きでした(^^;)。確かにそれらしいものが見つかりますが、これ、出オチ(笑)?結局終わってからですが、この取り付きがいきなり本日の核心でした。踏み跡が薄くてザレて落石必至なので複数で登るときは足元に注意ですね。
なんとか尾根まで詰めると、ここからは苔むしたゴロタを歩いていきます。尾根筋なので迷うこともなく、ルートはよくわかりますがテープなどはなし。危険個所もありませんが、石の上を歩くのでとにかくペースが上がりません。浮石というかほぼ自然の石ころが続いています。苔むしていることもあり、滑ることにも注意しながら進みますが、なんか不思議な感じ。結構踏まれているはずなのに踏んだ感もあまりなく、さりとて難路でもない。時折ゴロゴロと雷鳴のような音がするのはなんででしょう?天気予報は悪くないので気にせず進むことにします。
さほどの急登もない中、ようやくリョウシまで登りました。眺望はありませんので写真だけ撮って先に進みます。が、このあとやらかしました。またしても警告発令。行者谷へ下ってしまうところでした(^^;)。ここで大きく右折ですね。広尾根になっているので地図方角確認必須です。この先は杉林になり、とても歩きやすいルートになりました。しかし毎回思いますが、こんなところまで植林している林業の方はすごいや。リョウシまでは道らしき雰囲気はなかったのですが、この先は踏まれた道っぽくなりました。少し下げた後に登り返すとコザトに到着です。
コザトでルートが左に曲がりますが、ここで本日のラスボスが姿を現しました。霊仙山が見えます。この先のルートも見えます。あの稜線沿いに行くわけですね。最後はあの岩稜を登るのか。で、今日はちょっと体調も問題があったので、少し気持ちが日和りました。地図で見る限り最後はおそらくえぐい急登になるはず。ここからなら引き返せるが、先まで行くとどうなるか。なんか、今日はアドレナリンが少ないな(^^;)。
まあともかく進みましょう。コザト周辺からテープが出現し始めました。この先も稜線歩きなので、尾根筋を進みます。いったん鞍部まで高度を下げると、このあとの登りに向けてここで補給をしておきます。それからところどころ藪漕ぎもありますが、稜線の左側が杉林ということもあって、人の活動の気配があります。もちろん人の気配はありませんが(^^;)。と、突然登山道が林道にぶった切られております。林道をまたぎ、さらに向かいの尾根に乗越し、もう一度林道を乗越すと自然林に戻りました。結構立派な林道です。管理もされているようで、通行車両もそれなりにあるような気配です。これ、もしかしたら地図にはないけれど(確認するとありました)歩いてくることもできるのかな。気になる〜(^^)。
自然林になったところから勾配が上がり始めました。ということはここらへんから急登が始まるのね。この辺りまで来るとなぜかピンクテープはしっかりあり、道は明瞭になってきます。ですが予想通り道は急登になってきました(^^;)。どきどき。
まあ時間的には余裕もあるし、登ってしまえばあとは安心ルートなので、焦らずゆっくりめに詰めて行くことにします。ところがこれが思ったより登りやすいのです。しっかりテープでルートは教えてもらえるし、適当な間隔でいい感じに手もあります。さらに途中から岩も出てきたのですが、これがまたいい感じに滑り止めになってくれます。樹林帯を抜けると今度は岩場になりました。ここもいい感じの斜度で、ちょうどいい角度で手を使いながら登れます。こんなに登りやすいんや!剱まで行かなくても十分に岩場を楽しめるぞ(^^)。どんどん詰めあがっていきます。コザトでなんであんなにビビってたんやろ。ここ最近の急登にちょっとハートがえぐられていたのかもしれません(^^;)。本当にちょうどいい登りです。浮石に注意するも、楽しくてペースが上がってしまう!ああ、終わってしまう(笑)!
そして詰めあがりました。いきなりどどんと眺望が広がります。先には避難小屋もあり、やさしい風景が広がりました。めっちゃきれいやん!ハイカーさんもあちこちにおられます。来たで来たで!さすが人気のある山はやっぱりその理由あり!いい山頂です。まずは霊仙産最高点に向かい、一般登山道と合流したあと、せっかくなので経塚山にも向かいます。目の前に伊吹山がでーんと鎮座しています。急に晴れてきたので暑い(^^;)。登りで聞こえた雷鳴のような音はここでも聞こえます。もしかしたら新幹線がトンネルに突入するときの音かな?新幹線のパワーすげぇ(^^)。緊張感が切れたのか暑さのせいかやたらのどの渇きを感じました。
それから山頂に登り返し、目の前の琵琶湖を堪能しました。比良山系からはよく見ましたが、東から琵琶湖を眼前に見るのは初めてじゃないかな。鈴鹿からはちょっと遠目にしか見えなかった琵琶湖がばっちり広がっています。登山中はあまり座って休憩をとることはないのですが、今日は山頂でゆっくり腰を下ろして食事をすることにしました。久しぶりに山頂でゆっくりします。山頂界隈ではあちこちでゆっくりとバーナーを使って食事を楽しまれているハイカーさんがいらっしゃいます。いい山ですね。後ろ髪をひかれる山頂はなんか久しぶりですわ。
しばしこの独特の風景を楽しむと、登ってきた稜線を何回も振り返りながら下山の途につくことに。下山しながらも登ってきたリョウシ・コザトが見えるので、たびたび足を止めて今日の山行を振り返ってしまいます。しかし、思ったより下山が簡単ではない(^^;)。ガレ場が歩きにくいぜ。登山靴が欲しくなる。でもこんな場所をトレランされている方とすれ違いました。すげぇ。
この先ももちろん危険はないのですが、ガレ場なのであまりルートが明瞭じゃないので降りる方向に注意しなければ。登ってきた稜線をずっと見ながら下山できるのは充実感がありますね。バードウォッチングの方と話をした場所が見えたので、向こうから見えるかどうかわかりませんが手を振ってみました。こちらからはわからないけど、あの方々のバズーカのような望遠レンズだと見えるかもしれないですしね(^^)。
笹峠からは普通の登山道になり、眺望はなくなりますが歩きやすい道を下山します。突然お墓が出てきたと思ったらほどなく登山口が現れました。無事に登山終了。とはいえここからちょっとロードを歩いて車まで戻らなければ。登山後のロードは地味にしんどいので、権現谷方面をスタートにしておいてよかった。今日も楽しい一日でした。いいルートでしたが、下山には使いにくいのと、ロードの長さがマイナーになっている理由でしょうか。危険個所もなくいろいろな山の顔を見せてもらえる面白いルートでした。今日もありがとうございました。
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