秋の甲武信ヶ岳で雪山ハイク(徳ちゃん新道往復+α)
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- GPS
- 10:23
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,876m
- 下り
- 1,873m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:23
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅みとみ第一駐車場を利用 5:20の時点で先客ナシ |
コース状況/ 危険箇所等 |
大変良く整備されており危険箇所は特にありません。普通の登山的に滑落転倒に注意。 標高2,000mより上は積雪あり、要チェーンスパイク・軽アイゼン(R4.10.26時点) |
その他周辺情報 | 道の駅みとみ (9:00〜17:00) ※食事コーナー16:30迄 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
Tシャツ
ソフトシェル
フリース
ダウンジャケット
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
ネックウォーマー
ニット帽
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
スマホ
時計
タオル
カメラ
ゲイター
チェーンスパイク
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感想
・プロローグ
今回、初となる甲武信ヶ岳。折角だから雁坂峠を周回したいなぁと思っていましたが、なにやら10cm以上の積雪ありとの情報。冬の雲取山と同じ要領でチェーンスパイク持参、積雪のため基本方針は無難にピストン、大幅にタイムが巻ければ雁坂周回に挑戦することにしました。
・出発
今回は前日の睡眠時間の関係で高速道路を利用。中央自動車道を経て道の駅みとみ5:20着。
登山客用の第一駐車場をウロウロ探しつつモタモタ駐車。他の登山客と少し言葉を交わしつつトイレや朝食を済ませ予定通り6:00頃スタート。
・そして登山道へ
30分ほどで徳ちゃん新道の登山口である西沢山荘前に到着、このシーズンは登山靴に落ち葉やら何やらが入ってくるので(歩き方が悪いせい)ゲイターを装着。
紅葉をデジカメに収めつつ急登を登る。急登を振り替えれば富士山、否が応でもテンションが上がる。
・紅葉〜雪道へ
紅葉ロードが雪道へ変わりどこでチェーンスパイクを着けようかなんて考えていると、上から降りてきたおじさんが6本爪アイゼンを着けていた。「持っているなら200〜300m位登ったら着けた方が良い」とのアドバイスをもらう。
しばらく登ると朝イチに私を抜かして行った男性が降りてきて来た。「登山道が凍結しており、チェーンスパイクを用意してこなかったので撤退する」との事。キチンと撤退できるのは大変良いこと、自分も見習おうと思った。話ついでに一息入れチェーンスパイクを装着。
・雪中ハイク
チェーンスパイクで雪の急登をザクザク登って行くと良い感じの展望スポット、雪景色に富士山、10月でこの風景かよ。
更に登り木賊山に到着、何もないのでそのまま降りる。少し降りるとパッと景色が開ける。正面に三角形の力強い甲武信ヶ岳が登場!足元はモフモフの雪、気持ち深め。持ってきて良かったぜ、チェーンスパイク。
・甲武信ヶ岳に初登頂
甲武信小屋に到着すると山頂から男性2人が降りてきた。話を聞くと毛木平から来たようだ。チェーンスパイクなし、長野側は雪が少ないのかな?
間髪いれず山頂へ向かう。山頂手前の南側が開けた富士山側展望スポット、北側から南西側が開けた山頂、どちらも眺望サイコー!
先日の赤岳も笠取山もガスや雲海の味のある山頂だったため、スカッとした眺望は久々。ありがとう甲武信ヶ岳!
山頂は風が少々あり寒かったので甲武信小屋まで降り昼食に。
・ちょっと脱線
昼食を採り終え、さてどうしようか?
やっぱり今回は雁坂周回は無理っぽいので、このまま下山がベストと思いつつ破風山方面への登山道を見ると、、、なんと人のトレースなし!無性にムラムラ来て破風山方面へ様子見することに。
ノートレースの奥秩父主脈に踏み跡をつけながら、どこで戻るか探りつつ降ると何やら素敵な展望スポットに到着。そこからは破風山〜雁坂峠へ向かう奥秩父主脈の素敵な稜線が見えた。
破風山避難小屋でオヤツを食べようと思ったけど知らない土地での深追いは禁物、そこを最後に元の登山道に復帰することに。
※この展望スポット、山と高原地図では「賽ノ河原」とある
・元のコースに復帰、ノンビリ下山
来た道を登り返し木賊山からの道と合流すると山頂から降りてきた時に会った人たちが降りてきた。みなさん木賊山に登り返したようだ、頭が下がります。
富士山方面眺望スポットで今一度雪景色からの富士山を拝み戸渡尾根を降って行くと雪が融けていて下からそもそもの奥秩父の姿である「苔むした登山道」が顔を現していた。
近丸新道への分岐点まで来たがスルー、無難に徳ちゃん新道をノンビリ下りました。
・エピローグ
季節外れの雪中ハイクも良いんだけど初回なんでフツーの甲武信ヶ岳に登りたかったんだよなぁ、と贅沢な悩みを抱きつつ下山。
憧れの甲武信ケ岳に初登頂(前回トラブルで自宅へトンボ返り)、快晴と紅葉(久々の快晴!)、今期初の雪山(雪山キター!)、と欲望に対する情報量が多くお腹いっぱいな気分なので今回はこれで〆。甲武信ケ岳ごちそうさまでした!
おしまい(雁坂峠はもうお腹に入りません)
・おまけ
フォローさせて頂いてる奥秩父ツウのお兄さんたちが、道の駅みとみで美味そうな唐揚げ定食を召し上がっていたので私も食べてみたいなぁと思いお食事コーナーへ向かうと、残念ながら時間切れでお食事コーナーが閉まってました。
気分は満たされたけど胃袋は満たされなかったのであった。
つづく
紅葉狩り登山からの雪道…!アルプスみたいだ!雪山装備での登山しんどかったと思います、ほんとにお疲れさまでした!
雪がつくと景色が締まっていいですよねぇ…、さらにノートレースの主脈縦走路に足跡を!うらやましい!
賽の河原のあたりは砂浜みたいになっていて、破風山方面の視界がズバッと開けるいい所ですよね(破風山への登り返しが見えてグェッともなる)素晴らしい景色の写真ありがとうございます!
みとみのから揚げは揚げたて熱々でボリュームもあり、何より800円という町中華みたいな値段で大変良いので、ぜひ機会があれば食べてみてください!
チョロっと降るならまだしも、こんなにガッツリ積もってるとは!
一足お先に奥秩父の雪山楽しませていただきました。
雁坂まで縦走できれば最高でしたが、それは次回に目標にします。
唐揚げも次の楽しみに取っておくことにします(笑
いやぁ、ホント最高でした。
一粒で二度美味しいとはこのことですね。
奥秩父最高!
翌日、甲武信小屋から雁坂峠経由で下山した者です。
賽の河原までは2、3のトレースがあったのに、そこから1人だけの反対トレースになったので不思議に思って歩いてましたが、そういうことだったんですね。納得しました。
雁坂嶺までは翌日もそこそこ雪が残ってたので引き返して正解だったかと。
これ自分のトレースだよなぁなんて思いながらレコ拝見させて頂きました。
景色を見ながらの稜線ハイキング、羨ましい限りです。
雪解け水でシャーベット状になった下り坂を滑りつつ賽ノ河原まで下り、雁坂峠までの積雪を見て完全に諦めがつきました(笑
踏み跡あると歩き易いです私も27日破風避難小屋から歩いて踏み跡を利用させていただきました!
踏み跡ご利用頂きありがとうございました(笑
結果からすると、そのまま雁坂峠周回チャレンジしてもyumi2tosanの踏み跡を使わせてもらって下山できたのかも知れませんね。
一番の懸念が雁坂峠〜林道まで所見で踏み跡ナシの登山道を無事下れるか?だったので。
少しもったいない気がしますが、まぁ安全第一って事で。
泊ればいいのになぁ〜と思いながら貴方の踏み跡を辿って甲武信へ
日帰りで破風のアップダウンを歩いて周回はキツイですからねぇ〜!
甲武信へは徳ちゃんや近丸から登る人がいるから木賊の分岐まで行けばトレースがあると思って小屋を出発しましたがまさか賽の河原まで来たんだと
賽の河原からも20cmはまだあったでしょうか踏み跡しっかり歩けて助かりました
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