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Yamareco

記録ID: 486927
全員に公開
ハイキング
丹沢

西丹沢・ミツバ岳〜城ヶ尾峠〜畦ヶ丸

2014年07月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:04
距離
21.1km
登り
2,018m
下り
1,820m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:04
休憩
1:59
合計
12:03
4:54
26
5:20
5:27
60
8:19
8:27
56
9:23
9:44
27
10:11
10:24
102
12:06
39
12:45
13:02
26
14:42
14:51
41
15:32
15:42
72
16:57
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
その他周辺情報 中川温泉ぶなの湯 \700(2時間以内)
三保ダム方面
2014年07月26日 05:06撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1
7/26 5:06
三保ダム方面
世附大橋
2014年07月26日 05:17撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/26 5:17
世附大橋
ミツバ岳登山口
2014年07月26日 05:26撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/26 5:26
ミツバ岳登山口
手前の白い柵の左側が本来の歩道なのだが、とても歩く気にならない。柵につかまりながら右側のコンクリートの上を歩いた。
2014年07月26日 05:28撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/26 5:28
手前の白い柵の左側が本来の歩道なのだが、とても歩く気にならない。柵につかまりながら右側のコンクリートの上を歩いた。
ミツバ岳山頂。展望は無い。
2014年07月26日 06:32撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/26 6:32
ミツバ岳山頂。展望は無い。
しかし、西側の方へちょっと移動すると樹林の外に出て、遠くまでの景色が眺められる。
2014年07月26日 06:34撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1
7/26 6:34
しかし、西側の方へちょっと移動すると樹林の外に出て、遠くまでの景色が眺められる。
ミツバ岳分岐、となっているが権現山山頂である。
2014年07月26日 07:44撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/26 7:44
ミツバ岳分岐、となっているが権現山山頂である。
二本杉峠から千鳥橋へ向かう途中。写真で見た感じよりもずっと怖い。
2014年07月26日 08:56撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/26 8:56
二本杉峠から千鳥橋へ向かう途中。写真で見た感じよりもずっと怖い。
白いペンキのベタ塗りに誘われてこの沢を登ったが、作業用の印だったようだ。
2014年07月26日 09:27撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/26 9:27
白いペンキのベタ塗りに誘われてこの沢を登ったが、作業用の印だったようだ。
白ペンキに誘われたために下ることになった尾根。しかし、明るくて歩きやすくて、気持ちの良い尾根であった。
2014年07月26日 09:46撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/26 9:46
白ペンキに誘われたために下ることになった尾根。しかし、明るくて歩きやすくて、気持ちの良い尾根であった。
千鳥橋
2014年07月26日 09:49撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/26 9:49
千鳥橋
千鳥橋〜地蔵平間の林道では所々にヤマユリが咲いていた。
2014年07月26日 09:51撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1
7/26 9:51
千鳥橋〜地蔵平間の林道では所々にヤマユリが咲いていた。
撮影機器:

感想

未踏区間を主体とした丹沢湖から畦ヶ丸までの周回ルートを歩く予定だったのだが、畦ヶ丸で力尽きてリタイヤ。ここのところ、どうも調子が良くない。

浅瀬入口から歩き始める。西丹沢には何度も来ているが、落合隧道から先へ行くのは初めてである。トンネルを抜けたあとは景色を眺めながらのんびり歩く。まず丹沢湖の西半分が姿を現し、対岸に向けた視線を左へ移動してゆくと三保ダムの水門が見えてくる。やがて左手に現れる世附大橋を見送り、5分ほどで「東沢駐車場」が見えてくる。収容台数は10台程度か。湖岸に沿った道路がいつの間にか世附大橋とほぼ平行に走り、湖面に大橋が逆さに映っていた。数分で寺ノ沢に架かる寺沢橋があり、そのすぐ先に「寺の沢駐車場」がある。ここは6〜7台程度の広さだろうか。このあとすぐに滝壺橋が現れる。豪快に水しぶきをあげる滝が見られるのかと期待したが、丹沢によくある普通の滝であった。

滝壺橋を渡ったところにミツバ岳への案内板があり、ここが今回の登山口となる。ここは予め得ていた情報通り、すごいヤブとなっており、登山者のやる気を削ぐに十分な茂り具合である。しかし、ここさえ突破すれば植林の中の歩きやすい踏み跡が現れる。特に迷いそうな場所も無く、踏み跡をたどるとミツバ岳の山頂に出る。

ミツバ岳で休憩しながら地形図を眺めていたのだが、ミツバ岳ではないピークをミツバ岳と思って眺めていた。地形図にはミツバ岳という名前が記載されていないので勘違いしていた。それで、北東方向へ向かうべきところを真北に向かって歩き出し、おまけにしっかりとした踏み跡が出てきたのでついつい誘われてしまった。どんどん下っているのでおかしいと思い、改めて地形図を眺めて勘違いに気づき苦笑する。出だしからこれでは先が思いやられる。方向を修正してからは難しいところはなく、権現山に到着する。少し北側にある同名の山と区別するため、世附権現山とも言うらしい。

(教訓)山名が記載されていないピークには名前を書き入れよう!

権現山山頂には立派な道標が立っているが、なぜか「権現山」ではなく「ミツバ岳分岐」と書かれている。不思議である。権現山からの下りも特に迷うような場所もなく、二本杉峠に到達できる。

二本杉峠は十字路になっており立派な道標があるが、道標が示すのは南北東の3方向だけ。西側へ目を向けると、立木に赤ペンキで「ちどり」と書かれていた。千鳥橋のことであろう。こちらへ向かう。

千鳥橋へ向かう道は、樹林の中をジグザグに降りて行く感じでしばらくは歩き易い。やがて涸れ沢が現れ、以降、この沢の右岸を歩き続けることになるのだが、斜面が崩壊してる場所がいくつかあり、歩きにくい。涸れ沢に降りて歩いた方が楽か…とも思ったが、いずれ水が出てくるだろうと思い、素直に踏み跡を行く。しかし、怖い箇所が3〜4度出てきた。踏み跡の幅が狭くて外傾していて枯葉が積もっているので、うかつに足を置くと危ない。山側にある立木はしっかりしたものが少なく、岩はボロボロで全く頼りにならない。かなり神経を使って危険箇所を通過する。しっかりとした縦走路しか歩いたことのない人は通らない方が良い。

もうそろそろ千鳥橋だろう、と思い始めた頃、右手の沢の立木に白ペンキがベタベタ塗ってあるのに気づく。方角が違うので林業用の目印かとも思ったのだが、やたらと目立つように塗ってあるので、崩壊箇所の迂回ルートなのかもしれないと思い、そちらへ入ってみた。かなり奥の方までペンキマークが続いている。最後と思われるマークまで来ると、右岸にしっかりとした踏み跡があり、そこから沢を抜け出ると尾根の上に立ち並ぶ木々にずらーっと白ペンキが見えた。やっぱり林業用の印だった。半分予想していたことなのでさほどガッカリもせず尾根を下って千鳥橋へ向かう。

千鳥橋からはしばらくの間、林道歩きとなる。途中、林道脇の斜面の木に、例の白ペンキを何度も見かけた。あの印は林業用と覚えておこう。この林道にも落石が結構あるが、玄倉林道ほどではなさそうだ。

千鳥橋から30分ほど歩くと右手から流れ込んでくる沢を横切る。このあたりが地蔵平と言われるところのようだ。沢を越えてすぐの所に橋が現れる。ここで橋を渡ってしまうという手もあるかと思って橋を渡ってみたが、良く分からなかったので戻って沢を北上することにした。渡渉できそうな場所を見つけて2度渡渉し、城ヶ尾峠へ至る尾根の東斜面に取り付く。踏み跡はあったり無かったり見失ったりで良く分からないが、登っていればいずれ尾根に出るので、登り易い場所を選びながら登る。危ないと感じるような場所は無かった。

尾根に出るとしっかりとした踏み跡があった。ずーっと下の方まで踏み跡がハッキリと見えていたので、やはり橋を渡ってから楽に尾根へ登る道があったのかもしれない。
城ヶ尾峠へは明瞭な踏み跡をたどるだけである。峠へ出る少し前、尾根伝いに行ってみようと思い、右へ続く踏み跡を見送って尾根上を行ったのだが、丈が2メートルほどの笹ヤブの中を歩くことになり難儀した。縦走路に出て少し下ると城ヶ尾峠である。テーブルがあったので寝転んで大休止。もうすでに12:45、予定よりも全然ペースが遅い。なかなかテーブルから起き上がれず、30分近くゴロゴロした後、ようやく出発する。

大界木山までは以前来たことがあり、未踏区間はここで終わる。大界木山を過ぎて数分歩いた頃、単独行の人とすれ違う。登山開始後、始めて会った人である。つまり、8時間以上誰にも会わなかったということになるが、こんなことは初めてのような気がする。
ノロノロ歩きを続け、ようやくモロクボノ頭に着く。ここまで来れば畦ヶ丸の避難小屋はもうすぐ…と思ったが、それは元気なときの話。今回は十分遠く感じた。

フラフラしながら着いた畦ヶ丸避難小屋前には誰もいなかった。やや珍しいような気がしたが、時刻が15時近くであればむしろ当然か。丹沢湖まで戻るのはとても無理なのでここでリタイヤ決定、西丹沢自然教室へ下山することにする。善六ノタワを過ぎた頃に一人とすれ違う。下棚沢出合の先で休憩し、出発しようとした頃に単独の方が追いついてきた。今回の全行程で出会った人はわずか3人だけであった。

2週前に続き、なんともだらしのない山行となってしまった。

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