四国で名山ハント 笹ヶ峰〜寒風山〜伊予富士〜瓶ヶ森〜石鎚山縦走
- GPS
- 24:51
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 2,955m
- 下り
- 2,487m
コースタイム
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 11:00
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:03
天候 | day1 午前、午後標高1800メートル以上は雲の中 夕方 晴 day2午前 快晴 午後 快晴 夕方 雲の中 day3 早朝 雲の中 午前 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
東京より飛行機で松山入り 松山空港より新居浜までレンタカー 新居浜より伊予西条まで特急電車590円 登山口まで知人マイカーにて送迎 復路 成就社よりロープウェイ1150円? ロープウェイ前より伊予西条駅まで路線バス1200円くらい? 伊予西条から新居浜まで鈍行電車260円 新居浜より松山空港までレンタカー(食事、温泉) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に整備された登山道 笹原の中がほとんど 子持権現山と石鎚山はエグい鎖あり (子持権現山は朝露もあり、登頂断念) |
その他周辺情報 | 前泊食事 伊予西条駅前の居酒屋 花晨(かしん)地場産食材、地酒がうれしい。赤どりポン酢最高! 下山後食事 レンタカーで伊予水軍(鮮魚料理)鯛釜飯と刺身など。濁酒で沈みそうになる。 定食 伊予の風2200円 温泉 道後温泉。本館は男子4時間待のため、別館利用600円 |
写真
感想
石鎚山は3月の冬山しかも弥山までしか到達しておらず、燃える紅葉の天狗岳にリベンジしたいと考えていたが、高知のおんちゃんのFB を見ていたら、笹ヶ峰、伊予富士、瓶ヶ森…その辺全部行ってみたくなり遠征を思い立ち一年越しで実現。
いつものチーム初、飛行機利用の遠征となる。
あいにく前出のおんちゃんの都合がつかず、愛媛側タクシーでの登山口アプローチに変更するも、タクシー会社問い合わせフォームからは梨の礫。しかしながら、四国にはおんちゃん以外にも色々なツテがあり岩崎タクシー(白)のハイエースを手配。とうのハイエースが不幸にも故障したにも関わらず、なんとかしていただいて無事に登山口に上げてもらい、軽い二日酔いの中登山開始。
あいにく稜線は北からの風がぶち当たりまるっきり雲の中でのスタート。
次々と襲い掛かるピーク、伊予富士を過ぎて東黒森までは頑張ったが、以降吉野川源流までは林道ハイク。
まだダートが残る25年前はラリーでよくバイクで走った馴染みの道でおんちゃんと師弟関係になった時を思い出しながら歩いた。
吉野川源流からはまた一気に上り詰めないといけないが、ここから雲がとれてテンションも一気に上がる。
ヒーヒー言いながら登った先には広島から高知までそして正面に石鎚山の威容がばっちりな上、緑の笹原が金色(こんじき)に。
私は蒼き衣を纏ってましたのでまるでナウシカの世界でした。
避難小屋へ向かう途中にダイヤモンド石鎚で締めくくり、さあ宴会だと思ったら避難小屋は満員状態。
仕方なくヒュッテ跡に寝床を確保したが、かえって室内でテーブルもあり宴会にはちょうど良かった。
しかし機密性がないので夜が深まるにつれ放射冷却の寒さが身に染みる。
持参した菊水1.5リットルは熱燗で、ホットワインも飲み干す。
もちろんシェフの料理がうまいからあかんねんけど笑笑
翌日、朝からいや、夜から快晴で寒さで目が覚めるもなかなかシュラフから出られず、7時スタートはいつも通りしんがりであった。
ほどなく林道に復帰して子持権現山アタック開始するも、我がパーティーのクライミングテクニカルアドバイザーが、『ヤバい』と判断(久しぶりに震えたそうな)し、ここを断念してシラサ峠に向かう。
こちらの山荘シラサにて文明に浸った跡、伊吹山のみ山道通ってあとはUFO ラインで土小屋へ。
土小屋には予想通りお土産用ではあるが日本酒が売ってたので補充して(水も)いざ石鎚山へ。
向かいの瓶ヶ森頑張ったがとても美しい。
また刻々と近づく石鎚山系の迫力‼︎に期待感パンパンに膨らみつつ二の鎖元避難小屋着。
二階に寝床を作ってから山頂を目指すべく鎖に取り掛かるが、何と今日はここから雲の中‼︎!
想定外、期待値未達も甚だしい。
登り切った時には山頂は真っ白…それでも天狗岳には行きたいへということで法進める。
天狗岳でしばらくまた、弥山に戻ってからも雲が切れるのを待ったが、結局収穫といえばブロッケン現象のみ。諦めて二の鎖元に戻り、宴会を開始昨日の荒屋とは打って変わって暖かく、大吟醸を熱燗にしなくて済んだ笑笑
暗くなってからスリランカの3人組が避難してきて1階に泊まっていたが、寝袋もなくて大丈夫だったんだろうかなどと気にしつつも就寝。
朝見てみると1人を残して山頂に行ったようなので大丈夫だったんだろう。
我々はそのまま下山開始、途中で朝日を迎え、ふと振り返った後には、なんと山頂が見えるじゃないか。
引き返す訳にもいかず、何度も振り返りながらやがて成就社に到着。
しばらくお礼参りや山頂風景を楽しんだあとロープウェイにて下山、朝一のバスに乗ってこの山行は終了した。
距離的には長くはなかったが、中々の充実度であった。
もう一回来ようかね〜
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