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Yamareco

記録ID: 4888251
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ハイキング
日光・那須・筑波

夕日岳・地蔵岳 夕日新道より周回

2022年11月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:06
距離
12.6km
登り
1,205m
下り
1,189m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:26
休憩
0:38
合計
8:04
6:09
140
8:29
8:44
78
10:02
10:22
15
10:37
10:37
12
10:49
10:52
201
14:13
蕗平分岐
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行程:前夜発で、佐野SAにて仮眠。鹿沼インターより。
駐車場:蕗平入口に3〜4台停めるスペースがありました。
コース状況/
危険箇所等
道標類のほぼ無いバリエーションルート。
全体が尾根ルートですので、尾根を外さなければ大丈夫と思います。オオボッチから夕日岳の間は、岩場のアップダウンが多くなります。地蔵岳からの下りの方が、目印や踏み跡が比較的多いと思いました。
★蕗平〜夕日岳
概ね稜線に沿って登る「らくルート」の線に沿って、皆さんのGPSの足跡を参考にしながら登りました。
・尾根末端部は林道が交錯しました。
・急登が連続する部分が何か所かあり、ギリギリ登れるくらいの斜面が続きます。
・そのような場所に巻道のようなものが現れることがあり、うまくいく場合もありますが、ハマってしまう事もあります。GPSの足跡も参考にしました。
・三角点くらいまでは植林地の急登が主体でした。
・三角点からオオボッチまでは、落葉樹中心の穏やかな尾根ですが、一部急登も出現します。
・オオボッチから夕日岳までは、小さな岩場のアップダウンを何度も繰り返します。平坦な部分は笹と広葉樹の穏やかな稜線になっていました。
★夕日岳〜地蔵岳
穏やかなアップダウンの歩きやすい一般道です。気持ちのいい道でした。
★地蔵岳〜蕗平
ほぼ尾根に忠実に進む道でした。山頂から方向定めて笹原を一気に下ると、のびやかな尾根が始まりました。あまり標高を落とさず、カラマツ林、紅葉の林、比較的新しい石祠などの点在する道が長く続きます。植林地が絡み始めると急下降となり、標高を一気に下げ、下降点に到着。下に見える谷間を目指して下りやすいところを降りると植林地が終わり、かつての作業道の跡に出ました。荒れた道を左から回り組むように下ると、蕗平から続く林道に出て、やがて廃村へと入っていきます。

・ルートは、ヤマレコにアップされた過去の記録を参照させていただきました。ありがとうございます。
・基本は尾根を直登していくので、夕日新道という道が具体的にどういうものであったかということまでは、よく解りませんでした。時々現れる巻道が名残なのか?と思ったりしました。
オオボッチを過ぎて夕日岳に向かいます。基本はのびやかな笹の稜線ですが、それは何度も岩場のアップダウンで区切られているのでした。
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オオボッチを過ぎて夕日岳に向かいます。基本はのびやかな笹の稜線ですが、それは何度も岩場のアップダウンで区切られているのでした。
夕日岳からは正面に男体山・大真名子山・女峰山が並んでいました。この左の方には少々白くなっった日光白根山も見えていました。このコース唯一で最高の展望スポットでした。
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夕日岳からは正面に男体山・大真名子山・女峰山が並んでいました。この左の方には少々白くなっった日光白根山も見えていました。このコース唯一で最高の展望スポットでした。
地蔵岳からの下りの尾根から、冬枯れの木々を通してみる夕日岳とオオボッチをつなぐ稜線。間に鋸の刃のような稜線が挟まっています。
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地蔵岳からの下りの尾根から、冬枯れの木々を通してみる夕日岳とオオボッチをつなぐ稜線。間に鋸の刃のような稜線が挟まっています。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯 時計 地図 コンパス 計画書 カメラ カウベル

感想

山で気分的に楽に登れるような体力を維持していくために、一日の山行が10km以上かつ標高差1000m以上というのを続けていきたいな…、などとかねがね思っていたのですが、毎度毎度そういう訳にもいかず、ということで、そういったコースをしばらくご無沙汰していました。そこで曇りがちの土曜日に翌日のコースを探していて目に付いたのがこのコース。うまく周回できて、1000mの連続した登りがあって、かつ登りたいと思っていた夕日岳を、しっかり下から登っていけるではないですか!これは素晴らしいと思い、翌日の行動を計画しました。

夕日岳は関東百山にも選定され、その記述は禅頂行者道を主題として取り上げたエッセイに対して、途中で立ち寄るような形で描かれていました。稜線上に無いにも関わらずこの山が選ばれているのは、このあたりの最高峰だからでしょう。実際夕日岳は、国道122号線によって日光や足尾の山々から隔てられたエリアを、前日光・安蘇の山とするならば、その最高峰となるのでした。

さて、その夕日岳への登り。急登はこれ以上の傾斜になると滑って無理…。というギリギリのところで登っていきます。しかし、長々と続くので途中で巻道に逃れてしまいました。そんなことが何度かあって登りついたオオボッチですが、標識を見逃して行き過ぎてしまい、もう一度戻るなんてこともありました。あとは、巻道だと思って入ったところが途中で消えてしまったことも…。比較的緩やかな笹の斜面だったので、無理やり巻き上がって復帰しましたが…。最後の詰めは美しい稜線と険悪なアップダウンの連続。なかなか楽しめました。

帰りの地蔵岳からの尾根は、緩やかなアップダウンで標高1200mくらいをずっと維持して進みます。笹の尾根と、いろいろと変わる植生と、信仰の祠などなど、いろいろな要素の詰まった素晴らしい尾根でした。緩やかに続いた分、最後になって一気に下りますが、これはまぁ覚悟していました。あまり歩かれない道なので木が立ち枯れたままになっているのも多く、掴んでも一本がそのまま折れてしまうなんて現象もしばしばでした。山の上はもう紅葉も終盤で、冬枯れが多かったのに対して、下山した大芦川流域はちょうど紅葉の見ごろとなっていました。

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コメント

よくこんなルートを行かれましたね。
てっきり、細尾峠からのアプロ−チと思ってました。
M的登山ですね(笑)
2022/11/9 21:22
momohiroさん こんにちは。
そうですね。癖になりそうです。(笑)
夕日岳でも地蔵岳でも、どこから来たかを聞かれて.滔々と答える自分がいました。聞いて欲しいと、顔に書いてあったかもしれません。
2022/11/10 7:59
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