五竜岳〜★晴れた! ゴンドラ使って八方尾根から遠見尾根を周回


- GPS
- 08:32
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,713m
- 下り
- 2,029m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:33
天候 | 朝のうちは快晴のち晴れ、昼過ぎから曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
○花三昧循環バス:500円(乗り放題) (五竜とおみ)エスカルプラザ 15:02,16:40,17:03発→八方ゴンドラ前 ※予定外でタクシー相乗り・同区間5人で2000円。400円/人 |
その他周辺情報 | ○入浴:(五竜とおみ)エスカルプラザ「姫川温泉竜神の湯」 550円(ゴンドラ利用者は650円を100円引き) ※花三昧循環バスのバス待ちに便利。 |
写真
感想
■天候
今夏の週末は、なかなか晴れません。しかし、亜熱帯高気圧が少しだけ勢力を回復しそうな状況となり、日帰りでどこかに出かけることとしました。
■今回のプラン
今回は、8/2の「youtaroさん」のプラン&コースタイムを参考にさせていただきました。ただし、ゴンドラの運行開始が6時30分と遅いため、唐松岳の往復を加えると、最終ゴンドラに間に合わないかと思ったので、その区間は省略しています。
なお、最終ゴンドラリスクに備え、五竜山荘に宿泊することも考慮し、小屋泊装備で望みました。
また、区間所要時間としては、唐松山荘まで2時間、五竜山荘まで2時間、五竜岳往復2時間、遠見尾根下山に3時間。これで計9時間、最終ゴンドラ30分前の午後4時にアルプス平に到着する見込みとしました。これにより、唐松山荘9時到着、五竜山荘11時到着を目標としました。
■ゴンドラ〜唐松山荘
お盆時期の平日は6時30分が始発です。6時前から切符行列ができていますが、ゴンドラ運航はスムースで、それほど待たずに乗れるようです。ゴンドラ・リフトからは、雲海が見え、空も快晴。山々も美しく、とても期待が高まります。
八方山荘から歩き始めますが、八方池までは観光地なので、歩きやすい木道や階段が続きます。夏期に歩くのは3度目ですが、花三昧の道はとてもすばらしいです。花も、シモツケソウやマツムシソウなど、晩夏の花が主役となっていました。
八方池はデッキ部分の工事?のためか、ミラーとなる場所まで行くことができず、残念でした。
八方池から唐松山荘までは普通の山道となります、樹林帯、尾根、トラバース。歩きやすい道が続きます。唐松山荘には9時に到着。予定どおり2時間で到着できました。山荘前からは剱岳・立山も望めますし、唐松岳も美しくそびえています。
■唐松山荘〜五竜山荘
唐松山荘をスタートするとまもなく、クサリが連続する下りとなります。足の置き場はありますが、滑りそうなところもあります。この区間は時間を気にせず、慎重に進みました。
鞍部まで下りると、五竜岳がいっそう重厚に見えます。登り返しがきつそうで、五竜山荘に泊まってしまおうか、などと思ってしまいました。ひたすら登り、予定どおり、11時より前に五竜山荘に着くことができました。
山荘が空いていたら、泊まってしまおうかと思いましたが、聞いてみたところ「まあまあ混雑。1人1枚はあるかもしれないし、ないかもしれない」とのことで、やはり下山することとしました。
■五竜岳往復
スタートはゆるやかな登りですが、次第に、ガレ、岩となります。手足をフルに使って登るところもありました。混雑していると、上り下りの交換に時間がかかりそうです。
山頂到着時は、ガスったり、腫れたりの状況でした。鹿島槍は見えませんでしたが、立山・剱岳が見えたのでよかったです。
いったん、五竜山荘まで戻り、カップ麺の昼食。水も補給して下山の準備をします。
■遠見尾根
白岳まで登り返し、遠見尾根に入ります。出だしは急降下の区間がありますが、次第に緩やかな道となります。しかし、小さなアップダウンが多く、地味に体力と気力をそがれます。西遠見、大遠見、中遠見、小遠見とまるで浦和なネーミングにもへこたれます。全然進んだ気がしないからです。
■地蔵ケルン・アルプス平
ようやく地蔵ケルンに到着。ここからは、本日歩いた唐松〜五竜の稜線が見えました。ゴンドラ乗り場のあるアルプス平までは、リフトでも下れますが、高山植物園の中を歩きます。だいたい見た花々ですが、シモツケソウの花壇には驚きました。
※リフトに乗って下った場合、リフト降り場からゴンドラ乗り場まで、登り返しが必要です。楽したつもりが、楽にならないので注意が必要です。
■花三昧循環バス・姫川温泉竜神の湯(エスカルプラザ)
八方ゴンドラまでは、花三昧循環バスが利用できます。エスカルプラザ発は、15:02発、16:40発、17:03発(最終)です。乗り放題で500円の料金設定です。
※バスの時刻表は最新のものを確認してください。
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/privilege/hanazanmai/
バスまで1時間ほど時間があったので、エスカルプラザ内の入浴施設「姫川温泉竜神の湯」に入ります。ゴンドラ利用で100円引き(550円)となります。シンプルなお湯ですが、とても気持ちよく、すっきりしました。
バス待ちしていると、声をかけられ、結局5人相乗りで八方までタクシーで帰ることとなりました。ひとり400円でした。
■おわりに
天気もよく、花もあり、コースも変化に富み、とても楽しいルートでした。歩ききれるか不安でしたが、何とか歩くことができました。
あの〜このコース 私なら2泊3日なんですけど…
日帰りなんて凄すぎです
それなのにきれいな写真も撮っているし、ますます凄い。
大昔、蓮華温泉から唐松岳までいって五竜を目の前に泣く泣く下山したことがあります。いつか五竜に行かなくてはと思いつつ未だ実現できず。
遠見尾根が何気に辛そうな感じですね。
岩場歩きよりもそちらが気になります。
しかし天気が不安定な中、青空と絶景をゲットされるとは…お見事です。
mattyanさん、こんばんは。
時間の制約があり、きつかったですが、すばらしい天気、花、山々でした。
mattyanさんは、岩は得意ですか。
蓮華からということは不帰ノ剣通過しているんですね。
私は、ビビり性なのか、できれば岩場がないほうがいいです。
花、景色の点でも、八方尾根の方がいいです。遠見尾根は地味なアップダウンがあって、距離も長いです。まあ、甲相尾根や小金沢連嶺だと思えば、そんなものかという感じです。
今年の夏の天気は安定しません。亜熱帯高気圧が弱く、高気圧の微妙な位置取りによって、湿った空気の流れるルートが変わったりで、予報が難しいのだと思います。ましてや山の天気は、山域によって当たり外れの振れが大きいです。
今月末の針ノ木周回、晴れるといいですね!
健脚ですね。西遠見 大遠見・・浦和なネーミングに大ウケしました。ソースカツ丼美味しそう〜 昨年鹿島槍ヶ岳の帰りに信濃大町で食べました。食べきれなくてカツを半分持ち帰りました(^^)
climbrunnerさん、こんばんは。
今は「白馬五竜スキー場」に改称されていますが、もともとは「五竜とおみスキー場」でした。遠見だらけで、地元の方の「遠見」への愛着感じました。(浦和の近所に住んでいたことがあります)
climbrunnerさんは、登りも下りも遠見尾根ですか。
登りはきつそうですね。
「手打ち蕎麦」の旗を見て入店したはずが、体が肉を求めていました。
おいしかった。
sat4さん、こんばんは
この日は日光白根山かこのルート(周り方も一緒)の2択で迷いました。
基本的には遅くなると湿った空気が流れ込みそうなので、
稜線まで時間がかかるルートは×。
八方尾根であれば最初から眺望がいいので楽しめそうだけど、
稜線でガスがかかってしまうかなあと思い、
より早く山頂に立てる日光白根山を選択してしまいました。
でもこれだけ晴天が続いたのであれば、こっちで良かったかも。
確かに五竜岳はこちらから見ると南アの山みたいですね。
五竜と鹿島槍はともに好きな山ですが、
百高山優先で最近ご無沙汰してます。
私も浦和的ネーミング、うけました。
西はわかりやすいですが、大中小はちょっと安易すぎるネーミングですね。
hirokさん、こんばんは。
こちらを選んでいれば、ゴンドラ駅でばったりでしたね。
私が行き先を決めたのも出発直前。前の日の午後10時でした。
天候の判断に迷いました。
五竜は重厚感ありましたし、とても良いルートでした。
遠見尾根の悪口ばかり書いてしまいましたが、長いけれど歩きやすい道でした。
上部こそ急降下でしたが、途中からはなだらかになり、元気なら、走れちゃうかも、という感じです。
浦和は...。このネタは、東京近辺の人でないと意味がわからないかもしれないですね。
sat4さん、こんにちは。
このコース、うまく晴れを捕まえて行かれたのですね!
ほぼ同じ場所からの写真などあり、リアルに思い返す
ことが出来ました。
お盆期間のゴンドラは6時発でもよいような。それにこんな
時期にデッキの工事をするのですね。。。
五竜山荘ですが、私が歩いた日は一畳に2から3名になる
との貼り紙がありました
そんな状況だと、ゴンドラに間に合わなくても下山を選択
してしまうと思います。混雑の小屋、無理だなあ。。。
来週の土曜日、晴れれば白馬に再訪と思っているのですが
今年の天気は悩ましいですね。
youtaroさん、こんばんは。
大展望と花。とても楽しいルートでした。ありがとうございました。
八方池は、快晴・無風と好条件でしたが、デッキが立ち入り禁止となっており、写真に収めることができませんでした。工事も夏が短いので仕方がないのかもしれません。
私も混雑した小屋は無理ですね。
かといって、スキー場の「アルプス平ゲレンデ」から「とおみゲレンデ」の間は急斜面なので、あそこを日没後に歩くのもなぁ、と考えてたので、五竜山荘に到着するまでは不安でした。
まあ、歩ききるには、日頃のトレーニングが欠かせないようです。
来週こそ晴れてほしいですね。
気象庁の本日の解説資料では「23日は、前線帯は南下して東海上へ抜ける。北日本はリッジ位相で晴れる所がある見込み。その他の地域は、やや天気は回復するものの、比較的雲が多い見込み。(一部抜粋)」とのこと。最近の天候のなかでは「良い方」でしょうか。
晴れれば、私も高い山狙いですが、解説どおりだとすると、北の方の山に行くようになるかもしれません。
遅コメしつれいいたしまっす
シーズンまっさかりなのに
五竜とおみスキー場って行った事あります!
こんなスゴイ山の麓だったのですね〜〜
今回も展望バッチリで・・sat4さん天気読みが上手なんですねぇ
こちら、お花も凄そうですね
また、(一部)後追いさせていただきたいものです
先日、このようなところでは我が家は時間食ってしょうがないということを
再認識いたしましたので、あくまでも一部ですが・・
お疲れ様でした〜〜
nyagiさん、こんばんは。
八方池まで花の多いルートです。写真を撮り過ぎて疲れるほどです(ザック背負ったまましゃがんだり、立ったりで)。とてもいいところです。
まあ、今回は時間制限があったのと、さすがに三回目なので、かなりスルーしていますが。
週末の天気がすぐれないまま8月が終わろうとしてますね。
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