六甲全山テント泊縦走は想像以上にキツかった
- GPS
- 22:57
- 距離
- 50.4km
- 登り
- 3,123m
- 下り
- 3,100m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 11:00
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 11:47
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
宝塚駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全体を通して危険箇所なし。概ね整備されている。 ・六甲最高峰〜自然遊歩道に入るまでは、掘れた登山道も多い。 |
その他周辺情報 | ◆市ヶ原:トイレあり(生理用品は持ち帰る)。自販機あり(100m先にゴミ箱あり)。水場なし。茶屋があるが平日は閉まっている。 **月曜の夜にも関わらず大声で騒ぎながら河原へ下りてくる集団あり、21時に起こされ、23時過ぎに帰るのかまた大声で起こされるという登山中のテント泊では勘弁してほしい状況にげんなり。 **食料を買って調達する際は、鵯越駅よりしばらく手前ら辺のコープかファミマを逃すとその先は購入出来る所はない。 ◆要所要所にトイレや自販機あり。 ◆六甲最高峰の下、一軒茶屋に登山記念バッヂあり。 ◆宝塚駅周辺に日帰り温泉数カ所あり。 |
写真
感想
もうとにかく疲れた。
初めて登山で足にマメができた。
マメとひどい筋肉痛で2日目の工程はほとんど地獄。痛すぎて下りに全くスピードアップ出来なかった。
最初から階段階段階段、どの山も整備されてるのはいいが階段だらけ。登ると絶景には出会えるけど、途中から階段をみるのが嫌になった。
菊水山に入る前にコープで食料を調達したのだが、スーパーだから欲のままにバナナとかみかんとか重い物を買ってしまったアホさを菊水山で呪う事になる。
疲労がたまると、胃弱体質のせいで空腹は感じても食べれなくなってしまうのだが、果物は入っていくのでつい買ってしまった。これに助けられた。
食料と予備飲料を積んで重さを増したザックを担いでの菊水山はヤバい。階段地獄。もう「無」になって足を一歩ずつ進めるしかない。ここが一番しんどかったかもしれない。
テント泊した市ヶ原は茶屋はお休み。他に一張だけ。水場がないので今回は火器類を持たずコープで食料を調達したので、冷たいご飯となったが、消耗した体にはそれでも美味しかった。
(月曜日だし静かに過ごせると思いきや、爆睡中の21時過ぎ、突如男女数名らしき集団のバカでかい会話が聞こえ目が覚めた。
そこからが怖かった、なぜならしばらくすると、川に大きめの石を何度も落としているような音はするし、川に人が入ってますか?みたいな音もするでないか。しかも2回程、なんかが爆発したような、大砲のような爆音が響き渡りまた目が覚める。そして騒がしいあの集団がお帰りか23時過ぎにまたバカでかい会話で通るので目が覚め、うんざり。
市ヶ原は直火の焚き火がOKなのか、燃えかすの炭がそこらじゅうにあった。そもそも炭は自然にかえらないので、必ず持ち帰るのがマナーのはずだが、それさえも出来ないで自然に身をおいているという事か。残念だ。)
1日目は冷たいご飯ばかりだったので、六甲ガーデンで食べたジンギスカンカレーが沁みた。温かい食事が出来る幸せを噛みしめながら頂きました。
六甲の最高峰まで行き、なんならロープウェイかなんかで下りたいくらいだったが、全山縦走チャレンジは続く。
後半は崩れた道や、掘れた道も多く、高い段差の下りは酷使した脚に打撃大。
最後お寺さんに下りてほっとするも、ずーーーーーっとコンクリの激下り坂で半泣き。痛すぎて忍者走り(歩いてブレーキかかると逆に痛い)。足の裏も脚も痛くてたまらなかった。ただ、膝だけ痛くならなかった事を誇りに思う笑。
相棒の夫は筋肉痛無し。足裏も綺麗なものでダメージ無し。なんとも羨ましい事でした。嫉妬。
それにしても、これを1日で踏破してしまう人って凄いなあと思う。
この後、大阪で後泊したのだが、足の指が見た事のない腫れ方で笑った。もちろん脚もパンパンに浮腫んでどえらい有様。翌日もパンパン。新幹線乗るのに立って待ってるのもしんどいくらいだった。
下山日の翌日に自宅で眠ってやっとくるぶしがこんにちは。足の指も普通に戻り一安心。頻尿とお風呂に浸かったお陰かな。
ここまでダメージ受けたのは初めてだ。
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【追記】
神戸、大阪で行き違った地元の方々全てが素敵な方ばかりだった。気さくに声を掛けてくださったり、電車の中のおじさま軍団の会話だけで思わず吹いてしまったり、なんだか楽しい街だな、こりゃ♪といった感想。辛いチャレンジ山行も素敵な方々との触れ合いや美味しい食事にプラマイプラス、楽しい山旅となった。
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