鳩ノ巣〜川苔山(川乗山)〜古里
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
8:45 大根ノ山ノ神
10:00 大ダワ
10:45 舟井戸
11:15 川苔山
13:20 赤杭山
15:00 古里
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR東 東京→立川→鳩の巣 復路 JR東 古里→立川→東京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★山と高原地図23奥多摩の2008年版をまだ使用しているのだが、川苔山に避難小屋のマークあったが、すでに完全に崩壊していた。 |
写真
感想
★鳩の巣〜川苔山〜古里
ぼちぼち、暖かくなってきたので、夏山に向けトレーニングをし始めようと、ゴールデンウイークを利用して、今年初めての泊りがけの縦走をしてみることにした。
予定としては、鳩の巣から川苔山、蕎麦粒山、酉谷山を周って、雲取、鷹ノ巣から奥多摩に下りてくる2、3泊計画だった。
各所に避難小屋もあるようだが、トレーニングと言うことで一応テントも含めたフル装備でパッキングして約17kg背負って鳩の巣を出発した。
本チャンの北アルプスでは20kg以上になるが、取りあえず今年初と言うことでこのくらいから慣らしていけばいいだろう、と簡単に考えていた。
完全に甘かった!予想を遥かに超えて体も足腰もなまっていた。こんなに弛んでいたとは我ながらビックリ!
まともにコースタイムで行けたのは鳩の巣の駅から本仁田山登山道入り口までの50分たらず。
まだ1時間も歩いてないのにその先大ダワまでの登りですでに地図上のコースタイム1時間を軽くオーバーして1時間20分もかかってしまった。アップアップのヘロヘロ、ゼーゼー!バテバテ!ここまで体力の無さ持久力の無さになっていたとは!たまげた!
そして足腰がキツイ以上にたかが17kgのザックがハンパなく肩への食い込んで腕までしびれてくる始末だった。
予想以上のバテ方に予定していた一杯水避難小屋は諦めて、今日は川苔山の避難小屋でゆっくりしよう、と即計画を変更して、地図に書かれている川苔山避難小屋を必死で目指した。
が、持っている2008年版の地図に書かれている場所にたどり着くとそこには、川苔山避難小屋と書かれた木の看板と建屋の廃材が地面に並べられていただけだった。
「ゲ〜!ガ〜ン!チョ〜ショック!ありえね〜だろ〜!」
と思わず叫んでしまった。どうやら数年前にすでに廃屋になっていたようだった。
時刻はまだ昼前だったが、完全に戦意喪失・・・。
5分、10分その避難小屋跡を見て佇み、どうするか途方と思案に暮れる。天気は穏やかに晴れていて、山歩きには申し分のない気候。
だが、なまっていたのは足腰の体力ばかりではなかった。気力も完全になまっていた。
出した結論が「撤収!出直し!」
遭難することもないだろうが、ただ「キツイ、苦しい、辛い・・」だけの山登りはやはりポリシーに合わない、と都合のいい自己弁護の言い訳が頭の中で勝った。
が、本当は単に軟弱で我がままなだけ。
取りあえず、持って帰るのも癪なので、昼食用のコンビニの握り飯を全部平らげ、180度方向転換をして撤収した。途中曲ヶ谷北峰の蕎麦粒山への分岐で「あまりに軟弱だよな・・・」とちと悩んだが、ここでは逆に「一度決めたことはやり通せ!」と都合のいい方に頑固になっていた。(笑)
結局はもうイヤになっていただけ。
そそくさと赤杭尾根を古里に向かって下っていった。
古里に下りきる手前では古傷の膝の筋も少し痛みだしてきて、駅前の舗装道路では普通に歩くにも膝を曲げる時にちと苦労するくらいになってきたのには自分でもびっくりした。
ここまでなまっていたとは・・・
結果、無理に縦走しなくて正解だったかも、の撤収であった。
帰ってから真面目にトレーニングしようと真剣に反省したハイキングだった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する