ペテガリ岳 〜西尾根コース〜

2014年08月15日(金) ~ 2014年08月17日(日)

• GPS: 50:34
• 距離: 33.9km
• 登り: 2,986m
• 下り: 2,983m

コースタイム

<登山データ＞
■日時：2014年8月15・16・17日(2泊3日)
■装備：山泊縦走装備(小屋泊）
・沢靴
・水類2.5L（ペテガリ山荘で補充）、酒類2.5L
・よせ鍋食材、ジンギスカン食材他
■時間：総行動時間18時間34分
1日目　725駐車スペース→917峠ピーク→1000ベッピリガイ沢川渡渉→1127ペテガリ山荘（4時間2分）　　　
2日目　425入山→608　1050ピーク→658　1259ピーク→709　1293ピーク→806　1109ピーク→841　1301ピーク→849　1210コル→1013ペテガリ岳山頂1053→1522登山口（10時間57分）
3日目　609ペテガリ山荘→821峠越え→944カムイ山荘側駐車場スペース（3時間35分）
■人数：2人
■途中会った登山者
・15日　途中　3〜4組（一組みはペテ山頂でテント泊とのこと）
　　　　　小屋　本州からの単独男性3組、他単独男性1組
　　　　　夜　沢登りのパーティが水場で野宿してました。強者ですな〜
・16日　なし
・17日　下山後駐車スペースにてこれからペテガリへ入山の男性1名

天候

晴れ・曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

とにかく林道走行が長い。かつ荒れていて随所で路肩が崩落しているので注意して走行が必要

コース状況／危険箇所等

・特に危険な個所はないが沢は増水しやすいので天候に注意が必要
・分かりにくいところはテープがある
・峠超えは沢靴が望ましい
・笹やぶ漕ぎが多いのでマダニが多い

その他周辺情報

下山後は三石昆布温泉が近い

写真

8/15 7:15

ペテガリ岳へは周知のとおり直接のアプローチはできないので、まず神威山荘途中の駐車スペースからの峠越えです。駐車スペースには本州ナンバーの車が沢山です。さすが日本200名山！
1日目ペテガリ山荘でもろもろ楽しむため早めのスタートです。

8/15 7:43

林道を下るとすぐにニシュオマナイ川の渡渉です。水量は膝下程度です。今回渓流釣りもする関係で足回りはペテガリ山荘まで沢靴を使います。

8/15 7:45

紛らわしい林道分岐。先行者の足あとが物語ってます
ここは渡らず直進です

8/15 7:52

しばらく荒れ果てた林道が少々続きます

8/15 7:59

林道から外れます
テープのついた踏み跡へ

8/15 8:05

早速沢の溯上がはじまります

8/15 8:07

巻き道も多々あります

8/15 8:24

オタマジャクシはカエルの子〜

8/15 8:39

両側から随所に流れ込む小さな沢

8/15 8:47

美しい渓流〜

8/15 8:50

標高500M付近の滝

8/17 9:01

すぐ右岸に巻き道あります。(帰り撮影）

8/15 9:04

沢はどんどん狭くなります

8/15 9:09

コケだらけの倒木

8/15 9:20

ドロ壁が100M程度つづきます

8/15 9:28

壁を登りきると峠のピークです

8/15 9:28

少々藪を漕いで反対側の斜面へ

8/15 9:43

ペテガリ側も見事なドロ壁です(笑)

8/15 10:03

沢を下りると伐採跡地です

8/15 10:09

このへんは標識もあり迷うことはないです

8/15 10:13

ベッピリガイ沢川の渡渉です

8/15 10:14

なが〜い林道の始まり〜

8/15 11:13

林道をふさぐ土石流跡。最近っぽい感じだな〜

8/15 11:13

林道ものとも飲み込んだ自然の脅威！

8/15 11:33

林道を約1時間あるいて〜

8/15 11:38

やっとペテガリ山荘に到着です！噂とおりほんと立派ですな〜＼(^o^)／

8/15 11:38

水場や屋根付きテーブルなんかもあります。下手なキャンプ場よりいいのでは・・・・(笑)
数名滞在しているようだか、山頂アタック中のようで今は無人です。

8/15 16:47

まずは寝床を確保。この山小屋ほんと整備が行きとどいている。テッシュや毛布などもある。

8/15 11:51

山小屋にしてはトイレも綺麗！紙まである！
ほんと管理者には頭がさがります！
これで協力金1泊500円

8/15 12:21

ちょうど昼でもあるのでまずは昼食です！
ジンギスカンで乾杯！今回はキャンプも兼ねてるので食材も充実です！(笑)

8/15 15:03

昼食後山荘向かえのコイカクシュシュビチャリ川で渓流釣りを楽しみます！
と、言っても渓流での釣りは初めてです！(^O^)
はたして・・・・・

わ！！！簡単につれる・・・・！こんな適当でも釣れちゃうって！！海釣よりおもしろいかも！(笑)
イワナ、ニジマス、ヤマメゲット！小さいのは勿論リリースで〜
2時間程度熱中〜＼(^o^)／

8/15 15:24

人が入らないせいか魚さんがすれてない。(笑)

8/15 15:32

ニジマス〜

8/15 15:53

今夜のおかず用に2匹だけ山荘に持ち帰り〜
山荘に帰ると本日アタックの登山者数名が戻ってます

8/15 17:24

早めの夕食はよせ鍋とニジマス、イワナのムニエルで乾杯です！

8/15 17:18

本州からの単独男性3名と山談義に花が咲く〜＼(^o^)／
中には単独プライベートできたガイドさんも。
全員本日登って明日峠越えを残す方である。
登ってきたペテガリ岳の状況を教えてもらう
結局明日のペテガリ入山は自分達だけか〜。

8/16 4:37

暖かい夜。もともとシュラフも持って来ずインナーシーツとシュラフカバーのみ持ってきていたがそれすら使わず寝る。(笑)
朝3時15分起床。小屋は朝もやで囲まれている。天気はどうなるか〜
今日はハードは1日となる予定。早く下りれたらカムイ側の駐車スペースまで一気に戻るつもりである。

8/16 4:38

4時30分出発。もちろん本日の入山は自分たちのみ。ペテガリ岳は貸切です！＼(^o^)／

8/16 4:46

薄くらい沢沿いの登山道
すぐに急登始まります

8/16 4:54

森の中はまだ夜明け前のよう〜

8/16 5:04

道ははっきりしてるので安心

8/16 5:29

お！雲をぬけます。
ベッピリガイ山？くっきり。
この先も晴れを願う！！

8/16 5:44

朝日がまぶしい

8/16 5:58

いつのまにか、登山道は笹が覆いかぶっていてかき分けながら進みます

8/16 6:08

急登に大汗をかかされなんとか標高1000Mの岩

8/16 6:20

お〜〜〜！1050Mを超えるとしっかり笹狩りがはいってます！！(^_^ )
歩きやすい！！感謝感謝！
しかし、一旦下ります〜もったいない。。汗

8/16 6:20

天気予報を覆す晴れ！

8/16 6:24

小さなアップダウンを繰り返します

8/16 6:27

雲海が幻想的

8/16 6:31

もう一枚！

8/16 6:42

標高差50m〜150mの小ピークを3〜4つ超えます
これがキツイ！！汗
お！先日登頂の1839峰！意外と近いな〜

8/16 7:23

奥深い！

8/16 8:05

勿論笹狩りは部分的です。
こぎこぎ〜
時よりまとわりつくダニを払いながら突進です

8/16 8:47

最後の小ピーク1301手前
う〜む。この先標高上げると雲の中だな〜(T T)

8/16 8:52

ガスに突入する前にパチリ！

8/16 8:53

ペテガリピークはこんな感じ。こりゃ眺望ねーなー。
風がないのであまり雲が流れてない

8/16 8:57

ここから100m標高下りる

8/16 9:00

コルから標高約500mの鬼の急坂が始まります

8/16 9:27

お！また笹狩りが・・・助かる〜！

8/16 9:44

それもいつまでも続かない〜(^_^ )
すぐに急＆藪漕ぎ！

8/16 9:45

ガス中へ突入

8/16 10:07

なかなか終わらない修行〜笑
この最後急登がペテガリはキツイと言わせる所以か！？

8/16 10:17

何度かニセピークに騙されいよいよか！？

8/16 10:21

もう一息

8/16 10:24

登頂！って、やっぱガスが・・・・・(T T)
晴れてたら相当な絶景だろうな〜涙

8/16 10:34

時よりガスが薄くなる
山頂のテント場。一張りギリギリ。他に標識前に二張りいけるか。。。
前日山頂泊した方のテント跡も

8/16 10:34

ルベツネに続く稜線

8/16 10:34

東尾根コースに続く稜線。わずかに踏み跡が・・・

8/16 11:03

眺望もないので軽く食事をとって下山する

8/16 15:46

予想以上に時間がかかり、本日の峠超え下山は取りやめもう一泊ペテガリ山荘でのんびりすることに決定〜笑
水場で冷やしていたコーラを！

8/16 16:34

夕食には早いので、今日も渓流釣りに出かけます〜笑
前日よりさらに西側のポイントを狙います

8/16 17:42

今日もニジマス、イワナ、ヤマメなどを釣って数匹のみ持ち帰り
ヤバイ！渓流釣り面白い！！

8/16 18:06

今日も鍋と魚の塩焼き〜笑
今日のペテガリ山荘は我々のみの貸し切りです。人気ないなこの山〜笑

8/17 6:26

さ〜最終日3日目早朝山荘を出発です
お世話になりました〜

8/17 7:06

また約4Kの林道をトボトボ歩きます
音楽を聴きながら〜
曲は松山ちはる・・・笑

8/17 7:19

途中エゾ鹿の大群がお別れのご挨拶〜笑
目と目が合って暫く見つめ合います！

8/17 7:22

次々を現れるエゾ鹿
もうすぐエゾ鹿猟始まるな〜せつない・・・

8/17 8:36

帰りもツルツルドロ壁両面〜

8/17 9:48

最後ニシュオマナイ川を渡って3日間お疲れさまでした〜(^_^ )
駐車スペースでこれから3日間のペテガリトリップに出発する本州からの単独男性としばし会話

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

iPhone 5s Apple

感想

hiro2525

天候がイマイチのお盆後半の3連休〜未踏だったペテガリ岳。予定ではペテガリ山荘1泊の2日間だが天候がイマイチなので沢の状況などによって予備日1日。ペテガリ山荘はかなり快適と聞いているので、今回はのんびり途中の沢で渓流釣りやお酒を楽しむキャンプ的な山行をしてみた。

ペテガリ岳山頂　視界不良　20140816




ペテガリ岳　峠超え　小滝　20140817




ペッピリガイ沢川　野生エゾ鹿の授乳シーンに遭遇