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Yamareco

記録ID: 498098
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

家族で来たよ、白馬岳!

2014年08月04日(月) ~ 2014年08月06日(水)
 - 拍手
子連れ登山 momopapa その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
53:10
距離
17.4km
登り
1,962m
下り
1,356m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:49
休憩
0:30
合計
7:19
距離 6.4km 登り 1,503m 下り 43m
7:34
56
8:30
4
8:34
9:03
113
10:56
10:57
236
2日目
山行
4:22
休憩
0:52
合計
5:14
距離 6.6km 登り 363m 下り 694m
7:30
8:04
21
8:25
8:28
55
9:23
9:26
53
10:19
10:28
54
11:22
11:25
51
3日目
山行
3:48
休憩
0:40
合計
4:28
距離 4.4km 登り 96m 下り 627m
8:04
46
宿泊地
8:50
8:57
104
10:41
11:14
75
12:29
3
12:32
ゴール地点
天候 1日目:曇りのち小雨
2日目:曇りのち晴れ
3日目:曇りときどき小雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・八方の駐車場に停め、タクシーで猿倉へ移動して入山。
・栂池へ下山し、タクシーで八方へ移動。
コース状況/
危険箇所等
・雪渓は危険箇所無く、小5娘でも歩ききりました。
・稜線は風が強く、ガスで視界が悪かったものの、道の状況は良好。
・乗鞍岳からの下山コースは雨の影響で泥濘有り。ゲイター装着がオススメ。
白馬は涼しい。まだアジサイが咲いてました。
白馬は涼しい。まだアジサイが咲いてました。
雰囲気の良いカフェ で明日の朝食や行動食を調達。
雰囲気の良いカフェ で明日の朝食や行動食を調達。
夜は昨年白馬に来たときと同じ店で、出発前夜のディナー。
夜は昨年白馬に来たときと同じ店で、出発前夜のディナー。
山ではコジャレた料理は食べられないので、存分に味わっておきましょうね。(^^
山ではコジャレた料理は食べられないので、存分に味わっておきましょうね。(^^
八方の無料駐車場にクルマをデポ。タクシーで猿倉へ。
八方の無料駐車場にクルマをデポ。タクシーで猿倉へ。
猿倉荘に到着です。ついにここまで来てしまった... わくわく。(^-^)
猿倉荘に到着です。ついにここまで来てしまった... わくわく。(^-^)
しばらくは林道歩きが続きます。それにしてもやる気がかんじられない歩き方...。(^^;
しばらくは林道歩きが続きます。それにしてもやる気がかんじられない歩き方...。(^^;
上空を見上げれば雲、雲、雲。
上空を見上げれば雲、雲、雲。
易な橋を渡ったりしながらも、淡々と林道を歩きます。
易な橋を渡ったりしながらも、淡々と林道を歩きます。
「おつかれさん!」
「どもども。」
「おつかれさん!」
「どもども。」
これから歩く雪渓の道が見えます。ドキドキ...。
これから歩く雪渓の道が見えます。ドキドキ...。
カラフルなウェアをまとった登山者たち。
カラフルなウェアをまとった登山者たち。
約2時間強の雪渓歩きに備えます。
約2時間強の雪渓歩きに備えます。
お。ようやくテンションあがってきましたね?(笑
お。ようやくテンションあがってきましたね?(笑
ここでアイゼンを装着していよいよ雪渓歩きの始まりです!
ここでアイゼンを装着していよいよ雪渓歩きの始まりです!
記念すべき第一歩。
記念すべき第一歩。
上はガス。下は雪。上下から挟まれて押しつぶされそうな狭い空間を進んでいく錯覚。
上はガス。下は雪。上下から挟まれて押しつぶされそうな狭い空間を進んでいく錯覚。
振り返ってみて分かる、なかなかの斜度。女性陣にストックを持たせておいてヨカッタです。
振り返ってみて分かる、なかなかの斜度。女性陣にストックを持たせておいてヨカッタです。
とは言え、大雪渓には危険がいっぱい。
落石、クレバスに注意。
とは言え、大雪渓には危険がいっぱい。
落石、クレバスに注意。
休憩時もなるべく座りこまず、手短に行動食を摂りながら進みました。
休憩時もなるべく座りこまず、手短に行動食を摂りながら進みました。
登ります。ただひたすらに、登ります。
登ります。ただひたすらに、登ります。
ときどきガスが晴れることもありました。と言っても視界はこの程度ですが...。
ときどきガスが晴れることもありました。と言っても視界はこの程度ですが...。
ふ〜、なんとか大雪渓を歩き切りました!
ふ〜、なんとか大雪渓を歩き切りました!
雪渓の終端あたりの崩落箇所。気を抜けません。
雪渓の終端あたりの崩落箇所。気を抜けません。
大雪渓を歩いたご褒美は、大好きなフルーツゼリーです。(^^
大雪渓を歩いたご褒美は、大好きなフルーツゼリーです。(^^
ここから先はお花も期待できますね。
ここから先はお花も期待できますね。
小雪渓。われわれ初心者ファミはちゃんとアイゼンを装着して通過。
小雪渓。われわれ初心者ファミはちゃんとアイゼンを装着して通過。
天狗菱、カッコイイ。
天狗菱、カッコイイ。
一面に広がるお花畑♪
一面に広がるお花畑♪
そろそろ疲れが溜まってきましたが、やっぱり花があるとイイですね。(^^
そろそろ疲れが溜まってきましたが、やっぱり花があるとイイですね。(^^
長かった初日の登りももうすぐゴール。
長かった初日の登りももうすぐゴール。
テン場のある白馬岳頂上宿舎に到着〜。(^-^)v
テン場のある白馬岳頂上宿舎に到着〜。(^-^)v
「さー、テン場に着いたね〜。テント設営だ〜。」
「え、ヤだ?」(汗
「さー、テン場に着いたね〜。テント設営だ〜。」
「え、ヤだ?」(汗
稜線上のこの強風の中、もしもの時に家族の面倒を見れる余裕なし。
稜線上のこの強風の中、もしもの時に家族の面倒を見れる余裕なし。
というわけで、小屋泊に切り替えました。(^^
というわけで、小屋泊に切り替えました。(^^
レストランに行って生を一杯いただきました。ぐびぐび。
レストランに行って生を一杯いただきました。ぐびぐび。
2日目スタート。強風&ガス。
2日目スタート。強風&ガス。
天気が良ければ、向かう先に白馬山荘と白馬岳の山頂が見えてくるはずなんですがね。まっしろけ...。
天気が良ければ、向かう先に白馬山荘と白馬岳の山頂が見えてくるはずなんですがね。まっしろけ...。
ここまで近づいてようやく白馬山荘を発見しました。(^^;
ここまで近づいてようやく白馬山荘を発見しました。(^^;
さすがは白馬山荘のスカイプラザ。山小屋の施設とは思えないくらい、とっても格調高い造りです。
さすがは白馬山荘のスカイプラザ。山小屋の施設とは思えないくらい、とっても格調高い造りです。
ココ、ヤマゴヤデスカ?
ココ、ヤマゴヤデスカ?
せっかくなのでティータイム。(^^
もう外に出たくない。
せっかくなのでティータイム。(^^
もう外に出たくない。
着いたよ〜。でも風強い〜。飛ばされる〜。(涙
着いたよ〜。でも風強い〜。飛ばされる〜。(涙
でもこんなコンディションですが、やはり登頂は嬉しいモノです。やったね。(^^
でもこんなコンディションですが、やはり登頂は嬉しいモノです。やったね。(^^
ひとしきり登頂を味わった後、稜線を先に進みます。
ひとしきり登頂を味わった後、稜線を先に進みます。
あれ? ガス晴れてきたかも? (ニヤリ
あれ? ガス晴れてきたかも? (ニヤリ
すぐ頭上には真っ白い雲の層があるけれど、その層の下はクリアで遠くまで見渡せます。Oh!ミラクル!
すぐ頭上には真っ白い雲の層があるけれど、その層の下はクリアで遠くまで見渡せます。Oh!ミラクル!
なんと足元には市街地と日本海まで。
なんと足元には市街地と日本海まで。
これからボクたちが歩く稜線もはっきりと見えます。これだよ。ずっとこんな光景を見ながら歩きたかったんです。
これからボクたちが歩く稜線もはっきりと見えます。これだよ。ずっとこんな光景を見ながら歩きたかったんです。
足元には大好きなコマクサが。
足元には大好きなコマクサが。
小蓮華山にも登頂し、どんどん進みます。
小蓮華山にも登頂し、どんどん進みます。
あっちは雪倉岳のほうかな?奥は朝日岳かな?
あっちは雪倉岳のほうかな?奥は朝日岳かな?
刻々と様相を変える雲が見せるネイチャーショーをたっぷり堪能しました。
刻々と様相を変える雲が見せるネイチャーショーをたっぷり堪能しました。
雷鳥坂で出会った雷鳥。
雷鳥坂で出会った雷鳥。
広々とした山肌に、一本延びていくわれわれの進む道。
広々とした山肌に、一本延びていくわれわれの進む道。
ザッと流された雲の先から現れた本日の幕営地。白馬大池が見えてきました。
ザッと流された雲の先から現れた本日の幕営地。白馬大池が見えてきました。
大きなケルンのてっぺんに、さらに石をのせたくなる余裕も。
大きなケルンのてっぺんに、さらに石をのせたくなる余裕も。
大池に向かって下りていくと、そこは花の園。
大池に向かって下りていくと、そこは花の園。
お花畑の向こうのテン場にはいくつかの幕が。
お花畑の向こうのテン場にはいくつかの幕が。
さて、ここでのんびり一泊過ごそう。
さて、ここでのんびり一泊過ごそう。
設営完了♪
ドライカレー。なかなかいける。
ドライカレー。なかなかいける。
娘はナポリタン。
娘はナポリタン。
昼食後、テントに戻って珈琲&紅茶を入れて、ホッと一息。
昼食後、テントに戻って珈琲&紅茶を入れて、ホッと一息。
ゴロンと寝ころび、テントの中から見える景色。
ゴロンと寝ころび、テントの中から見える景色。
池のほとりにて。
池のほとりにて。
水の中になんかいる? (ていうか落ちないでね。)
水の中になんかいる? (ていうか落ちないでね。)
この大池の周辺一帯は、ちょうどチングルマが咲き乱れ、圧巻です。
この大池の周辺一帯は、ちょうどチングルマが咲き乱れ、圧巻です。
透き通るようなアヤメもキレイ。
透き通るようなアヤメもキレイ。
きっと天国ってこんなところなんじゃないかな。
きっと天国ってこんなところなんじゃないかな。
今年もいい夏休みだったなと思うオッサンなのでした。
今年もいい夏休みだったなと思うオッサンなのでした。
タタタタタッ、と山向こうからヘリが飛んできました。
タタタタタッ、と山向こうからヘリが飛んできました。
「来るぞっ!」との声に、無意識にギュッと手をつなぐ母娘。
「来るぞっ!」との声に、無意識にギュッと手をつなぐ母娘。
地面の砂埃を巻き上げながら高速回転するプロペラ。
地面の砂埃を巻き上げながら高速回転するプロペラ。
みなさんそろそろ夕飯の準備を始めているみたいです。
みなさんそろそろ夕飯の準備を始めているみたいです。
おーい。うちも晩ごはん作るよ。
おーい。うちも晩ごはん作るよ。
今晩は、豪華に『金のハンバーグ』。それからポテサラ。
今晩は、豪華に『金のハンバーグ』。それからポテサラ。
20時過ぎには眠りについたと思います。山の夜は早いのでした。おやすみなさい。
20時過ぎには眠りについたと思います。山の夜は早いのでした。おやすみなさい。
最終日。
まだ日が昇らない薄いブルーの世界を散歩しました。
最終日。
まだ日が昇らない薄いブルーの世界を散歩しました。
チングルマのふわふわに滴る朝露。
チングルマのふわふわに滴る朝露。
このテン場は風が無く穏やか。白馬大池の湖面も静かです。
このテン場は風が無く穏やか。白馬大池の湖面も静かです。
山肌を照らす朝焼けに、太陽が昇ってきたことを感じます。
山肌を照らす朝焼けに、太陽が昇ってきたことを感じます。
軽く朝食を済ませて撤収。白馬大池をあとにします。バイバイ。またね。
軽く朝食を済ませて撤収。白馬大池をあとにします。バイバイ。またね。
まず目指すはあのケルンの建つ白馬乗鞍岳。
まず目指すはあのケルンの建つ白馬乗鞍岳。
ふふん♪ 余裕の登頂ポーズ。
ふふん♪ 余裕の登頂ポーズ。
白馬乗鞍岳からの下山時、雪渓が現れます。
白馬乗鞍岳からの下山時、雪渓が現れます。
階段状に踏み固められた雪の上を慎重に下りていきます。これが今回最後の雪かな。
階段状に踏み固められた雪の上を慎重に下りていきます。これが今回最後の雪かな。
雪渓を過ぎたあたりから、眼下に天狗原の木道が見えてきます。
雪渓を過ぎたあたりから、眼下に天狗原の木道が見えてきます。
さい子にとっては大きすぎる岩が連続する登山道。
さい子にとっては大きすぎる岩が連続する登山道。
やがて天狗原に到着。高層湿原に咲いた植物たちに癒されます。
やがて天狗原に到着。高層湿原に咲いた植物たちに癒されます。
小腹が減った。
栂池到着。
ソフトクリーム食べたかったんです。はい、食べました。(笑
ソフトクリーム食べたかったんです。はい、食べました。(笑
今回予定していた2泊3日のコースを歩ききり、ロープウェイに乗り込みました。
今回予定していた2泊3日のコースを歩ききり、ロープウェイに乗り込みました。

感想

憧れだった白馬岳に、家族で登ってきました。

【前日】
白馬に入り、素泊まりの安宿に一泊。(クルマが小さくて車中泊できないので。。。)明日以降の準備を整えます。
【1日目】
八方の駐車場にクルマをデポし、猿倉までタクシーで移動。中程まで来た所でストックを忘れた事を思い出し、取りに引き返してもらいました。あわわ。雪渓は危険箇所無く、とても歩きやすく淡々と進みます。雪渓が終わってからの急登のほうが疲れましたが、お花も出てきて稜線まで歩ききることができました。
テント設営しようとしたところ、女性陣から小屋泊のご要望が。強風&雨だったので、ムリせず小屋素泊まりに切り替えました。その後女性陣は高山病の症状が。
【2日目】
女性陣の高山病か回復傾向。とりあえずほっ。しかし外は強風&ガス。出発するも、すぐに白馬山荘のスカイプラザへ。超快適♪ 白馬岳に登頂後、三国峠に向かうに下がガスが晴れ、なんとか稜線歩きを楽しみました。雷鳥&コマクサも見れて満足。白馬大池は天候が安定し、テント設営。のんびりとお花畑を楽しみました。
【3日目】
ゆっくり撤収し、栂池へ下山。白馬乗鞍岳から下山する岩が連続するコースは辛かった...。

家族揃ってアルプスを歩けるなんて、なかなかないこと。子供の成長と共に予定を組むのも大変になってきており、しかも今夏は天候不順でヤキモキさせられましたが、こうやって全員揃ってアルプスを歩くことができました。咲き乱れたお花畑の中をみんなで歩きながら、今年もいい夏休みだったなと思うオッサンなのでした。

満足感と、安堵感と、山歩きが終わってちょっと寂しい気持ちと。
いい山行になりました。また来たいな。

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体力レベル
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