記録ID: 4982948
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無雪期ピークハント/縦走
東海
山伏と安部川源流の大谷崩
2022年12月06日(火) [日帰り]
luneaciel
その他5人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:21
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ(前夜に雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
常設トイレは無。手前の観光地の梅園や、新田温泉黄金の湯道の駅を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
砂防堰提の扇の要から、大谷崩の砂利のようなガレ場を登って行く。 急勾配で歩きにくい。 新窪乗越からは尾根道になり、細尾根などを越えて山伏の山頂に出る。 前夜の雪は、ガレ場から薄っすらと積り、山頂までの間に1センチ〜4センチ程でしたが、下山時には、ほぼ融けていました。 |
その他周辺情報 | 梅ヶ島温泉に前泊 |
写真
撮影機器:
感想
予てより、山伏から富士山と南アルプスを、間近に眺めてみたい。でも、気象条件が重要な山だと思っていました。
当日のお天気は、前夜に雪と風、徐々に晴れていく予報。
歩きだしても、何だか薄暗く雲やガスが残っています。大谷崩を登って行くと、薄っすらと積雪。そして樹氷。私には、今期初めての景色です。
乗越に登り詰めた頃から陽が差し始め、青空に輝く樹氷は美しかった。
そして山頂到着時は、富士山も南アルプスも、雲が纏わり付いていましたが、時折流れる雲の間から姿を見せたので、良しとしましょう。
今回の山行で強い印象を受けたのは、大谷崩とその下流の安部川です。
もともと弱い地質が、宝永4年(1707年)の地震によって大崩れとなり、その後も崩れ続けて、安部川に土石や土砂を押し流し続けているのです。
ここの地質は、砂岩・泥岩・黒色頁岩の海底からの隆起と糸魚川ー静岡構造線の西側にあるため、並行する2本の逆断層の横ずれによる破砕を受け続けているのだそうです。
砂防事業が続けられ、幾つもの砂防堰堤が存在します。
下山して安部川沿いを帰っていく道すがら、自然の驚異と恵、人々の営みと其を守り続ける努力等を考えさせられました。
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