雄山、大汝山と浄土山



- GPS
- 11:44
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,433m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 7:14
天候 | 23日: 曇り時々晴れ、24日: 曇り・霧のち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
NishidenとDちゃんは山スキーと夏山で立山周辺の自然に親しんでいるが、今回は山の初級者4人を連れた総勢6人で入門山歩きと山の上の宿泊を楽しみに来た。
土曜日の、前日までの室堂の予報は「曇り又は霧時々雨または雷雨」というかなり心配なもので、朝室堂に着いた時も立山の稜線は曇って見えなかったが、ともかく一同一の越へ。しかし登ると共に視界は良くなり、一の越に着いたら青空が広がって雄山山頂方面もクリアになっていた。荷物をデポして身も心も軽く、雄山へ。小学生などの団体さんが多く、下の方は二筋、三筋と登山道が出来ているので空いた道を選んでどんどん抜いていく。二の越から上になると分岐がすくなくなりなかなか抜けないが、ほどなく雄山に到着。社務所回りも人でごったがえしていて、休憩する場所を探すのも面倒なので、そのまま大汝山を目指す。雄山を離れると、それなりにすれ違う登山者は多いが、滞りなく大汝山に到着。山頂の岩に攀じ登ったりして記念撮影し、大汝休憩所に下りて大休憩とした。
大汝休憩所の回りも初めて見るほどの人の多さだが、雄山の混雑ぶりには比べ物にならず、落ち着いて休むことが出来た。木村大作監督の映画「春を背負って」の舞台、小屋の中で映画スタッフ・出演者の寄せ書き、サイン入りのポスターなど眺め、「菫小屋」の看板を入れて記念撮影など楽しめた。
一の越に戻って、再び荷物を担いで浄土山へ。今日の宿は水源が無いので明日まで必要な水と、それ以外の液体飲料、生物もふんだんの食料で荷物は重いのだ。残り標高差150m程度と頑張り、浄土山の南峰へ。小屋開け作業の後、割と皆元気なので6人中5人で龍王岳にも一登り。夕景色が楽しみの場所なのだが、今回は雲多く今一だった。夕食はお楽しみの大宴会、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、ウォッカ、ウイスキーが並び、メインディッシュはベーコン、ソーセージに生からのにんじん、玉ねぎ、じゃが芋とブロッコリーを煮込んだポトフ、最後はスパゲティで腹一杯になった6人だった。
翌日日曜日は、事前の予報では曇りと、土曜日よりはましと思っていたのに、浄土山は朝起きると濃い霧で真っ白。雨にはなっていないので行動は出来そう。今日は別山までの縦走を目指す2人と、用事があって早く下りたい又はもう登りたくない4人に分かれることにした。少しゆっくり朝食を済ませ、小屋閉めして霧の中を出発、一の越までは全員で行き、そこから上と下に分かれた。
2人組の雄山への登りでは一時ガスが晴れ、太陽も見えたりして、さらに良くなる期待を持たせてくれたが、その後またしっかり曇ってしまった。整備された道なので行動には支障がない。大汝山まで進んで一息。ここまでは昨日の行程の繰り返し、ここからやっと初めての道、という気持ちで出発した途端にポツポツと雨が降り出し、雨具の上だけ着て歩き出すと今度はザーッと強く降って来た。慌てて小屋に取って返し、同じく避難してきた登山者で荷物の置き場もないスペースで、今度は万全の雨支度を整える。少し待って雨が弱まって来たところで再出発。
富士の折立から真砂乗越への急な下りでは風も強まり、雨が顔に当たると痛く、時には耐風姿勢も要るかと思われるほど。別山はもうスキップして、一刻も早く下に降りようと、真砂の分岐から大走りを下る。稜線から外れれば風はもう大丈夫、ひたすら下って雷鳥平のテント場が見えて来た時には雨もほぼ止んでいた。テント場で昼食休憩、最後の登りを頑張ってみりくが池温泉でフィナーレ。真っ直ぐ降りた4人組の方は、みくりが池温泉までは雨に降られず、入浴後しばらく雨宿りして室堂に戻ったそうだ。
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