2泊3日 八方・唐松岳(五竜山荘往復)〜白馬大池・栂池
- GPS
- 24:23
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 3,404m
- 下り
- 3,418m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:14
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 4:08
- 合計
- 11:21
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
00:29 JR 立川 → 白馬(05:40着) ムーンライト信州 06:00 バス 白馬 → 白馬八方(06:05着) 07:10 八方尾根ゴンドラ+リフト → 八方池山荘(07:51着) ■■■ 帰り ■■■ 12:40 自然園、栂池ロープウェイ+ゴンドラ → 栂池公園 13:25 バス 栂池公園 → 白馬(13:50着) 温泉・みみずくの湯 (白馬駅から片道850m) 徒歩で往復 15:37 JR 白馬 → 松本(17:15着) →小淵沢 →大月 →国分寺(21:55着) ※ 行き・帰り、ともにJRは青春18きっぷを利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・不帰の剣 慎重に進めば問題ないと思うが、落石などには注意 ・乗鞍岳〜天狗原 岩場の下り、岩を乗り移りながら移動したいが 岩に土がついているので濡れていると滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 白馬駅から0.8km離れた「みみずくの湯」を利用したが 栂池公園にも温泉があったので、そこで入浴した方が楽だったと思う。 |
ファイル |
(更新時刻:2014/08/28 21:42)
|
写真
感想
上高地から白馬を分割して縦走する計画の3回目、最後の山行となった。
1回目:上高地(槍ヶ岳)〜扇沢(針ノ木峠)
2回目:扇沢(針ノ木峠)〜五竜遠見(五竜山荘)
今回 :八方尾根(五竜山荘)〜栂池高原(白馬大池)
前回は五竜山荘に到着した時に悪天候を理由に五竜遠見を経て下山した。
五竜遠見から登り始めようかとも思ったが、八方池を見てみたかったので
結果、八方尾根から登り、唐松山荘に荷物をデポして五竜山荘まで道程を
ピストンすることにした。
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8/17 1日目 雨のち曇り
00:29 これまでと同じように立川からムーンライト信州を利用、
今回は終点の白馬駅(05:40着)まで乗った。
乗り越してしまう心配がないので安心して休めた。
出かける前の天気予報で覚悟はしていたが、白馬は雨が降っていた。
6:00発のバスに乗り6:05に白馬八方(インフォメーションセンター)に到着
歯磨きセットを忘れてきたが、近くのローソンで購入できた。
合羽を着れば出発準備完了なのだが、雨の中を出かけようという
気になれず、八方インフォメーションセンター内でダラダラする。
06:50 ようやく重い腰を上げてセンターを出発。
歩いて約10分で八方尾根ゴンドラ駅に到着。
ここで登山届の作成、渡すところで係員が今日の天候について
雨雲・雷レーダーの図をタブレットに表示しながら教えてくれる。
雷をともなった雨雲が通過中で2時間後にピークになる見込みだが
八方尾根を歩行中は逃げ場があまりない。雷が光って3秒以内に
音が届くようなら近いと判断し標高を下げるなど対処をするように
といったアドバイスだった。
「行くな」とは言わないところが好印象。
ゴンドラ、リフトを乗り継いで標高約1830mの八方池山荘まで
上がっていく。リフトは足に草があたるほど低いところを進んでいく。
リフトの高さが変えられるなんて今まで知らなかった。
晴れた日なら、高山植物が間近に見られて楽しいだろう。
07:53 八方池山荘を出発
ところが1分も歩かないうちに雷鳴が聞こえてきた。
続いて、リフトの運行についてのアナウンスがリフト乗り場の
スピーカーから流れてきた。
雷が近づいており状況によりリフトの運行を中止する、という内容だ。
(登るのをやめた場合にリフトが動いてなければ下山も面倒ってことだ)
雷が鳴るたびに足を止めて悩んだが、取り敢えず登り続けた。
登て来る人の数は少ないが、下りてくる人はそれなりにいた。
雷が鳴るたびに足を止めて空を見上げる、それは他の人も同じだった。
尾根に上がると明日に予定している不帰嶮が見えた。
08:45 八方池に到着
今回は八方池を見るためにこのルートを選んだのだが・・・
あいにくの天気で冴えないだけでなく
池の周囲には設備資材が重ね置きされ、ブルーシートで覆ってあり
さながら作業現場の雰囲気。残念に感じた。
10時頃には雨が止み、遠くの山々も見えるくらい視界も回復してきた。
左には五竜岳、右には天狗ノ頭・鑓ヶ岳・杓子岳が眺められた。
10:31 唐松岳頂上山荘に到着
まだ、時間が早いため宿泊の受付を開始していなかったが
荷物は食堂に置かせてもらえた。
11:23 前回下山した地点の五竜山荘まで、縦走の線をつなぎたいと
思っていたので、唐松山荘〜五竜山荘を往復しに出かけた。
ウェストバッグに水と補給食、合羽、貴重品などだけ入れた軽装備。
唐松山荘を出てすぐの下りが鎖のある急な岩場だったが、それ以外は
普通に歩ける快適な道だった。西側には剱岳が見えていた。
天候も崩れることなく予定通り五竜山荘まで往復できた。
15:07 唐松山荘に帰ってきた。宿泊の手続きを済する。
通常料金は離れの建物での宿泊となり
800円を加算すると本館に泊まれるという。
天気が悪かったこともあり追加料金で本館を選択した。
17時から夕食、食堂には10人も集まらなかった。
なぜこんなに人が少ないのかを尋ねたところ、今日の午前中
八方のゴンドラ・リフトが雷で運行を中止したからだと教えてくれた。
なるほど、自分が乗ったリフトはあの後止まってしまったわけだ。
午後からは運行を再開していたので、それから登って来た方も数組いた。
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8/18 2日目 曇り時々晴れ
4時半に起床したが外はガスで視界なし
5時から朝食
今日の目的地は白馬の山小屋(村営宿舎か白馬山荘)なので
時間には余裕がある。
ガスが晴れてから出発しようと山小屋でねばるが一向に回復せず。
07:30 唐松岳頂上山荘を合羽を着て出発、視界は50mほどだろうか
唐松岳への登りをゆっくりと進む。
07:48 唐松岳到着、展望なし
しかし山頂を通過してから数分後に徐々に視界が良くなり、
晴れ間も見えてきた。本当に嬉しかった。
これから進む不帰嶮の様子も確認できる。
不帰嶮三峰と二峰北峰の間で合羽を脱いだ。
道は岩の険しい場所を抜けて行く、見ごたえのある景色が続く。
鎖などが整備されているので滑落の危険は少ないと思うが
他の登山者の落石は心配だったので、対向者は気長に待つなど
距離を取るように意識した
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