記録ID: 505507
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トレイルラン
奥多摩・高尾
[ハセツネ試走]万六尾根-連行峰-生藤山-浅間峠-土俵岳-上平峠-西原峠-大沢山-三頭山-鞘口峠-数馬
2014年09月06日(土) [日帰り]


体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 08:00
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,271m
- 下り
- 1,873m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 8:00
距離 27.3km
登り 2,271m
下り 1,879m
15:57
ゴール地点
天候 | 曇り時々晴れ-夕方から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:20頃バス(都民の森行き) 7:55分ごろ 柏木野バス停下車、近くの”連行峰”から山へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
あまり有名ではない万六尾根からハセツネコースに合流。 民家の間を抜けるところから、コンクリートの下り坂に水が流れておりコケがあってとても滑りやすい…滑る。橋を渡るとそこから九十九折の急登。断続的に藪が濃くなるが、踏み跡が割とはっきりしていて登りやすい。数は少ないが上り下りを少し繰り返しながら連行峰にいく。多少倒木・痛い下草あり、茸多数。 連行峰から生藤山までは15分くらいで到着。あまり覚えていない。 さらに30分くらいで浅間峠(CP1)。ここまでは急登が多くふくらはぎが少し嫌な感じになる。ここでおにぎりとサプリをたべるために5分ほど休憩。ここで心が折れて降りる人とCP1から始める人たちで多少混雑する。 浅間峠を越えて最初の下り坂で滑る。下りで落ち葉の下が粘土土壌だったらしく木の根で滑ってさらに粘土で滑る感じだった。幸い多少汚れてもけがはなし。このあたりから自分の中での時計が狂う。距離感が長く感じられるようになれかなり忍耐を強いられる。眺望があまり望めないせいもある。 土俵ヶ岳まで45分くらい。このあとからしばらく人に合わなくなる。林の中をひたすら何度もぬけ、何度か藪を越え倒木を超える。ハセツネコースはトレーニング目的もあるため、マクロにみていくとかなり地味だとおもう。ここから西原峠まで約90分(コースタイム2時間20分)。ハセツネの道標も見つけにくいか少ないため時折ロスとしていないか不安にもなる。 西原峠からまずは大沢山でが一時間弱(コースタイム2時間)、道標からも三頭山だとおもいこんで登っていると心が折れる。登って降りてを数回繰り返す。ハイカーの方々にもなんどか、あとどれくらいで西原峠にいけるのか聞かれた。 大沢山からいったん下り三頭山避難小屋へおり、ムシカリ峠から三頭山西峰へ(16分/20分)このあたりから左足ハムストリングが痛み出して下りがきつくなる。 この日の目標は三頭山だったのでついでにほかの峰(中央、東)もまわり、そのあと鞘口(さいぐち)峠に降りる。鞘口峠に降りるときは下りのほうがきつい状況だったのでだいたいコースタイムよりかかってしまう。(43分/コースタイム40分) 都民の森駐車場方面に下り、道路沿いに行こうかと思っていたが念のためガードマンのおじさんに歩いていきたいと言ったら、数馬に降りる登山道を教えてもらう。タイムは40分/標準50分。道は分かりやすいが、川と沢を渡るところで橋が腐りかけていたり、欠けていたり。地図などで予備知識とか体力がなければ入ることを躊躇しそうだ。だが、舗装路(奥多摩周遊道路)で数馬に降りるのと比較すると3倍タイムが違うそうなので、余裕があればこちらのほうがいい。 今回、最初と最後はあまり記録の無いルートを行けたので満足、それにハセツネの一端を楽しむことができた。今回はサポート名目でいろいろ荷物が多く体重の10%以上の持ち物だったが、トレイルランニングはやっぱり重さが重要だと改めて思い知らされる。 今年はどうやらスズメバチは全般的に少なく、威嚇があったのは浅間峠、数馬への道のみ。それ以外の危険な遭遇は見当たらなかった。 |
その他周辺情報 | 給水や給食が難しいので少なくとも三頭山までの飲み物・食べ物は多めが望ましい。 コース全般登るか降りるかでフラットな道が少なく足が休まらない。 このコースでのトイレ・給水は三頭山避難小屋で可能。それ以外はエスケープルートで山を下りてから自販機等にあたる。 観光旅館三頭山壮で宿泊 |
写真
大沢山。ここに上るのが一番きつかった。三頭山だと思って登っていたので気持ちが痛い(苦笑)。この山の前後であとどれくらい上るかと、双方向のハイカーさんに尋ねられる。地図見ていてもきついのに、見ていないともっときつかろうと思う。
撮影機器:
装備
個人装備 |
水3.5L/3.2L消費
おにぎり1個/1
スポーツ羊羹3本/1本
ジェル5個/4個消費
電解質のタブレット6個/2個消費
Epson SF-710S
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---|---|
備考 | 想定以上に時間がかかったためもう少し固形食があったほうがよかった。 |
感想
妻がハセツネにでるので1泊2日で初めての試走にいく。サポートなので宿泊荷物を背負っており動きが鈍いので、バスで先行して、数馬で待ち合わせることにした。ハセツネのコース、前部分17kmほど端折ったのだが、それでもその後の20kmあまりは地獄のようにつらかった。ハセツネは万全でなければ弱い部分をとことん突かれて追い込まれるという誰かのコメントを思い出すような苦行だった。ただ、トレイルランニングのコースとしてはとてもよくできていて、1区間走るだけでもかなりの練習になる。高低差以上に消耗するし、風景がない分だけなおさら目を背けず自分との戦いになる。体調を万全にして、一度通して走ってみたいとおもう。
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