須走口から秋の富士山：登山者ウォッチがおもろ〜w

2014年09月08日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,839m
• 下り: 1,849m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:55
• 休憩: 1:50
• 合計: 12:45

6:00 須走口五合目
8:00 8:15 七合目大陽館
9:55 10:05 本七合目見晴館
10:30 10:30 八合目下江戸屋
11:00 11:05 胸突江戸屋
11:50 11:50 九合目
12:25 13:10 吉田口・須走口頂上
13:50 14:00 剣ヶ峰山頂
14:30 14:30 吉田口・須走口頂上下山口
15:30 15:40 八合目下江戸屋
17:40 17:55 砂払い五合目吉田屋売店
18:45 須走口五合目

行きはヨイヨイ、帰りはコワイ。

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

須走五合目第一駐車場にパーク。
4：30にはほとんど満車で、それ以降は一段上の第二駐車場へ。

コース状況／危険箇所等

特にナシ。

写真

9/8 4:58

4：58　須走口五合目第一駐車場に到着したら、すでにほぼ満車。
前夜は麓の道の駅で車中泊したんだけど、ここまで来ておくべきだったね。
でも道の駅はトイレがキレイでありがたいよ。

9/8 4:59

稜線沿いに山小屋の灯りと登山者のヘッ電が瞬いてる。
ま、台風が近づいてるけどそれほどヒドイ天気じゃなさそうだね。

9/8 5:20

5：20　ご来光。

9/8 5:23

一気に富士も輝く！

9/8 5:43

さ、行くか！
須走口五合目1970m通過。

9/8 6:01

げっ！
これから身体を酷使しようってのに、こんな毒物飲む客なんかいるわけ・・・たくさんいるんだねw

9/8 6:02

登山相談所は開店前。

9/8 6:03

その先の右側の東屋に登山ポストが設置されてます。
登山届けをポンしてGo！
駐車場入口の案内所スタッフに登山ポストを訊いたら「登山届け出すなんてエライですねぇ」なんておかしなこと言ってたけど、富士山だけは他の山とはちょっと違うってことの証左だね。

9/8 6:05

古御嶽神社2000mにお参りしてGO！

9/8 6:14

9/8 6:19

この荒れ具合が後にカズエモンを苦しめることになる。w

9/8 6:31

雨が降ってるけど、山頂が見えるからメゲすに登れるね。

9/8 6:33

ものすごいエグレ具合。

9/8 6:40

五合目も雪に埋め尽くされるんだろうね。

9/8 7:20

7：20　本六合目2630mを通過。

9/8 7:32

歩きやすいね。

9/8 7:37

意外とお花がある。

9/8 7:37

9/8 7:38

下山道の砂走りを駆け下りていく下山者。

9/8 7:38

あ〜、降ってきた！

9/8 7:41

9/8 7:44

シモツケの仲間？

9/8 7:45

ホタルブクロ？

9/8 8:13

ちょっと日が射し明るくなってみたり。

9/8 8:14

タベタラシヌデ。

9/8 8:29

9/8 8:32

なんだ？

9/8 8:48

間もなく七合目。

9/8 8:58

8：58　七合目の大陽館2930mでトイレ休憩。
1回200円也。

9/8 9:27

後ろは山中湖。

9/8 9:29

9/8 9:31

9/8 9:40

ここ、下山道じゃなくて登山道なんだけど、このオーナーさんはいったいどうなったんだろう。
心配だ。w

9/8 9:44

山小屋荷揚げ用のブルが見えた。
ここからでもディーゼルガス臭い。

9/8 9:52

9：52　本七合目の見晴館3200mに到達。
コースタイムをちょっとずつ削れてるのが嬉しい。（＾＾

9/8 9:52

カズエモン、ハァハァ。
子どもの頃、七合目付近で高山病敗退したイタイ思い出があるらしいw

9/8 9:52

今まで登ったことのない標高だもんなぁ。
槍ヶ岳も北穂高岳も3100m台だから。

9/8 9:55

ならばエネチャージ！

9/8 9:55

バカ美味いなコレ！
賞味期限は切れてますが、冷凍保存だからダイジョウブ。

9/8 10:08

なるほど、遭難者の慰霊碑だったのか。
安らかに・・・

9/8 10:10

北に八ヶ岳が見えてきた。

9/8 10:28

間もなく吉田ルート下山道と合流だね。

9/8 10:28

あれがクロスポイントだな。

9/8 10:29

ここが交差点の目印、八合目の下江戸屋3270m。

9/8 10:30

9/8 10:38

一瞬ブル道と合流。

9/8 10:43

お、山小屋のブルが登ってきた。
これ、道交法上はどうなってんの？
神社の私有地だからナンバー不要なの？

9/8 10:55

よく見かける「金剛杖＆旭日旗」なんだけど、外国人はともかく、日本人の皆さんはその意味（軍旗、連隊旗、自衛隊旗）は解ってんだろうか？
まぁ元々の本来は「ハレ、めでたい」を意味したもんなんだろうけど、歴史的な使われ方や背景を考えると微妙・・・。

9/8 10:55

ゆっくりと、ざくっざくっ！

9/8 10:59

11：00　本八合目の胸突江戸屋＆トモエ館3380mに到達。

9/8 10:59

無賃小便野郎どもによっぽど業を煮やしてると見えます。w

9/8 11:00

ドリンク休憩ね。

9/8 11:00

右がトモエ館。
その間を登るよ。

9/8 11:02

やぁ、どんどん高度が上がるね。

9/8 11:08

ザクザクな道。

9/8 11:21

11：22　八合五勺の御来光館3450m。

富士山特有の「本」とか「新」とか「勺」とかの合目表記は、他の山にはないから面白いね。
どっちが本当なんだよ！っていう突っ込みどころ。w

9/8 11:24

9/8 11:34

頂上がハッキリ見えてきたね。

9/8 11:38

しかし空気薄いのもハッキリ解る。
でもまだ二人とも高山病の兆候ナシ。

9/8 11:48

11：48　九合目の鳥居。
頂上はもう目と鼻の先。

9/8 11:48

何だコリャ？
鳥居に賽銭。

9/8 11:50

九合目久須志神社。

9/8 11:53

猛烈な速度差で本日初ぶち抜かれ！
おそらく大英帝国製金髪7リッターV12エンジン搭載。
つうか半袖！
9.8℃ですが。

9/8 12:03

国産の軽はトルク不足・・・。

9/8 12:08

頂上直下はなかなか荒れてきます。
山慣れてないとツライだろうなぁ。

9/8 12:11

ピンクカッパの単独お姉さんは、今朝2時からの弾丸登山の下りだそうで、膝がガクガクになってた。
ご来光を観られたそうでなによりだけどね。
気合と根性は認めるけど、危ないと思うよ〜。

9/8 12:14

ゴーロゴロの急登。

9/8 12:22

やた！

9/8 12:23

へへへっ。
あとわずか！

9/8 12:25

12：25　須走口・吉田口頂上2710mに到達！
残り66m。

9/8 12:26

いや〜登ったね。

9/8 12:27

はいよ。

9/8 12:30

外国人観光客が1割以上いる感じだね。

9/8 12:31

神社に何張ってるんだと思いきや・・・
それ、なんか変じゃねぇ？w
スイカ終わりました、みたいな。
カブトムシ冷えてます、みたいな。

9/8 12:32

記念写真を撮ってあげたけど、とてもキレイなお姉さんと美男でした。w

9/8 12:35

とてもパンパンな・・・。

9/8 12:36

頂上爆発！を期待してたのにな〜。

9/8 12:41

8月の頂上の報道からは想像もできない閑散さ。

9/8 12:44

曇りだと10℃未満だから暖かいスープがありがたいね。

9/8 12:57

しっかし、SBはポンコツだなぁ。
どこの山でも圏外なのはともかく、天下の富士山頂でも圏外かよ！
ぜったい解約しちゃる！

9/8 13:13

お鉢巡りに出発。

9/8 13:14

向かいのあれが山頂だな？

9/8 13:20

うっひょー！
東富士演習場までイッキ転げとか、どう？

9/8 13:21

火星みたいだ。

9/8 13:24

あれが永保山ですな？
実は2693mもある高山なんだけど、富士山に張り付いたばかりに影が薄過ぎ。

9/8 13:26

箱根の山々と芦ノ湖。

9/8 13:28

南側の御殿場口頂上が見えてきた。

9/8 13:30

9/8 13:33

脇の神社は石垣で壁を覆う工事をしてたから、小屋閉め？　

9/8 13:35

神社の横にあった弾丸登山の仏様w
いや、そんな薄着で寝てたらマジで死ぬって！w
いま6.3℃だし、風あるし！

9/8 13:35

仏様は放って行きます。

9/8 13:36

エグイなぁ〜。

9/8 13:40

さぁ行くぜ！
最後の難関、斜度30度で砂ザクザクな馬の背！

9/8 13:47

はぁはぁ！
富士山最高峰の剣ヶ峰山頂の測候所跡までもう少し！

9/8 13:47

カズエモンぼちぼち電池切れ？

9/8 13:51

2014年9月8日13時51分
芙蓉の人になった。

9/8 13:53

おめでとうございます。
ここは日本一です。

9/8 13:54

証拠写真。

9/8 13:55

不要な人。

9/8 13:57

3776m。

9/8 13:57

火口の底には氷。

9/8 13:57

カズエモンはダウンを着込んでいた！

9/8 13:59

ただ今5.8℃。
富士山頂に秋はないんだね。

9/8 14:06

北側に向かう。
見えにくいけど、実は西から軽く吹雪いてる。
体感温度はとっくに氷点下。

9/8 14:06

もしやこの基礎跡、明治時代の「芙蓉の観測所」の跡なのでは？
だとしたら、なんだかスゴイ！

9/8 14:10

荒涼と。

9/8 14:11

しかし、北西側の眺めは絶景！

9/8 14:15

南アルプスから八ヶ岳までが見渡せる。

9/8 14:16

南アルプス。
今日は北アルプスは見えなかったね。

9/8 14:26

今は東側を歩いてるから、もうすぐお鉢一周だな。

9/8 14:30

輝く岩がたくさん落ちてる。

9/8 14:31

北東側。

9/8 14:33

富士山頂で金塊発見！？

9/8 14:33

はい、お鉢巡り完了。

9/8 14:44

須走口は登山道と下山道が別です。

9/8 14:44

ここは下山道に入ってすぐ。
スゴイね、でかいツララ。

9/8 14:49

さ、延々下るよ。

9/8 14:51

河口湖の向こうに見えるのは大菩薩嶺と大菩薩峠かな？

9/8 14:55

ドスドス。

9/8 15:28

普通のブルドーザーを貨客用に改造してるんだね。
ま、白バイは来なさそうだから平気でしょ。

9/8 15:33

15：33　下江戸屋3270m。

9/8 15:33

小屋閉め作業中ですな。

9/8 15:38

高山病？
弾丸疲労？
ばったり倒れ込んだ兄さん。

9/8 15:39

白人系外国人は旭日旗が大好きみたい。

9/8 15:40

この分岐で道を間違える人がよっぽど多いんだろうな。
なんと、数ヶ国語でしゃべる案内板！
びっくりするよ。

9/8 15:42

金髪美人な奥さんはショッピンなコートが似合います。
120kgは越えてそうな旦那さんは死にそうな様子です。

9/8 15:45

ここ！
岩盤が見えてる辺りがめちゃくちゃ滑るよ。
ビブラムソールでも危うくコケるとこだったし、運動靴の皆さんは必ずひと踊りしてから撃沈です。w

9/8 16:21

16：21　七合目大陽館2930mまで下山。

9/8 16:29

すでに軽く膝をヤラれてるカズエモン。

9/8 16:45

本日のメインイベント、「砂走り」！
さぁ行っけ〜！
※時々岩が埋まってるから力いっぱい走ると危ないよ

9/8 16:48

いや無理！
ものすご膝に負荷がかかるから、途中でやめました。
案の定、カズエモンはここで左膝をやっつけたもんで、トボトボ歩きにチェンジ。

9/8 17:17

夕暮れ迫る17時過ぎ。

9/8 17:19

長い長い砂走りイッキが終わると樹林帯へ。

9/8 17:21

もうぜんぜんマトモに歩けないカズエモン。

9/8 17:36

9/8 17:55

腫れ上がった膝を砂払い五合目の吉野屋売店で休ませよう。
水タオルでクールダウンね。

9/8 17:55

間もなく18時。

9/8 18:01

ありがとう富士山。
おもしろかったぞ、登山者たちが。w

9/8 18:01

急に、

9/8 18:03

燃え上がる、

9/8 18:04

富士の山影。

9/8 18:04

わっ、空が真っ赤だ！

9/8 18:42

すぐに漆黒の闇に飲まれ、痛みを堪えながらトボトボ下り続けたカズエモン。
古御嶽神社が見えたから、やっとこ間もなく登山口。

9/8 18:58

18：58　下山完了。
今回も下山予定を超大幅にオーバー！
相変わらず下山がヘタなおれら。w

撮影機器：

iPhone 4S Apple

α NEX-5N SONY

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(2) くま鈴(1) 保険証(1) 飲料(1L) タオル(1) 携帯電話(1) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(1) 水筒(1) 時計(1) ウインドブレーカー(1) レスキューシート(1) 座布団(1)

共同装備

ツェルト(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) カメラ(1) 1/25 000地形図(1) コンパス(1) 笛(1) アルコールストーブ(1) コッヘル(1) 水(3L) 計画書(1) カップ(2) アルコール燃料(200cc) ナイフ(1) 筆記具(1) 非常食(2)

備考

●長時間高負荷が続くため、久し振りにカズエモンが弱点の膝を痛めた。膝サポーターを持参すべきだった。
●初秋だなんて思ったら大間違い。山頂は5.8℃で風速は西側で15mほどだから体感温度はラクに氷点下。だからツララもバリバリ！

感想

whitepapa

びっくりしました。
シーズンオフにもかかわらず所々で人が倒れてる山ってのは富士山が初めてだし、他の山ではあり得ん構図。
シーズン中だとそこら中で人がぶっ倒れてるっていうしw
ずっと低い北アルプスや南アルプスでこんなことやってたら死屍累々だよね。
高尾山と富士山の区別がつかない登山者があまりに多いみたいだから、真剣に資格制度とかの入山規制やった方がいいと思う。
じゃないと富士山の遭難死が減るわけないよね。
見てる分にはオモシロイんだけどさぁ・・・危ないよ。

とか言うくせに下山がヘタすぎなおれらw