ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 507055
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳 ☆名月に見守られて/馬場島〜早月尾根日帰り☆

2014年09月09日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.0km
登り
2,306m
下り
2,298m

コースタイム

日帰り
山行
13:00
休憩
1:40
合計
14:40
2:00
240
6:00
190
9:10
10:10
160
12:50
13:30
190
16:40
0
16:40
ゴール地点
15時には下山予定だったが・・・予想以上にきつかった!
天候 快晴のち下山はガス
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
アクセス:北陸自動車道立山IC→県道3号線→県道46号線→県道333号線→馬場島
駐車場:今回は馬場島荘前の公営駐車場に駐車
    (馬場島荘手前にも大駐車場有り)
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:馬場島荘玄関前に有り。
危険箇所:危険と思われる箇所は多数あるが、慎重に進めば大丈夫です。
(2200m付近?かと思うが、片側が切れ落ちた三角形の岩をを越える箇所が一番気持ち悪かった)
その他周辺情報 下山後の入浴:湯神子(ゆのみこ)温泉にて入浴(500円)
       http://www.yunomiko.com/
       
ここから綺麗な名月と共に登山道へ入る。
この時点では本日初登山者だったが、30分後くらいにカモシカの如く抜き去ってく方がいた。
4
ここから綺麗な名月と共に登山道へ入る。
この時点では本日初登山者だったが、30分後くらいにカモシカの如く抜き去ってく方がいた。
(途中の1920.7m三角点手前で)夜が明けそう!

三角点を過ぎた辺りから早月小屋の明かりが見えてくる(遥か遠くに!)。
9
(途中の1920.7m三角点手前で)夜が明けそう!

三角点を過ぎた辺りから早月小屋の明かりが見えてくる(遥か遠くに!)。
登山開始からずっと見守ってくれた『名月』さん☆
ありがとう♪
このあと知らぬ間に雲の中へ消えて行く。
7
登山開始からずっと見守ってくれた『名月』さん☆
ありがとう♪
このあと知らぬ間に雲の中へ消えて行く。
日本海方面の雲海が凄い!
10
日本海方面の雲海が凄い!
1920.7m三角点。
ここを過ぎた辺りから早月小屋の明かりが見えてくる(遥か遠くに!)。
1920.7m三角点。
ここを過ぎた辺りから早月小屋の明かりが見えてくる(遥か遠くに!)。
馬場島も雲海の下!
1
馬場島も雲海の下!
早月小屋手前の展望台で小休憩。
3
早月小屋手前の展望台で小休憩。
今登って来た尾根だったか?
その奥に大日三山!
1
今登って来た尾根だったか?
その奥に大日三山!
今日の秘密兵器!

実は、昔使っていた自転車用のヘルメットを代用♪
おっさんにはちょっと派手かな!!!?
11
今日の秘密兵器!

実は、昔使っていた自転車用のヘルメットを代用♪
おっさんにはちょっと派手かな!!!?
室堂と薬師岳が見えてきた。
8
室堂と薬師岳が見えてきた。
大日三山。
2800mの標識。
いよいよここから核心部か?
以降、頂上手前まで写真は自粛!
1
2800mの標識。
いよいよここから核心部か?
以降、頂上手前まで写真は自粛!
連続する鎖場をクリアしたら・・・絶景が待っていました。

後立山方面。
4
連続する鎖場をクリアしたら・・・絶景が待っていました。

後立山方面。
写真中央は前剱?一服剱?

室堂方面からの登山者が休んでおられる。
2
写真中央は前剱?一服剱?

室堂方面からの登山者が休んでおられる。
中央は昨年登った猫又山!
ブナクラ峠から登って、大猫山経由で下山。
あそこも険しい登山道やったな!
奥に釜谷山と毛勝山、手前に一昨年登った赤谷山。
中央は昨年登った猫又山!
ブナクラ峠から登って、大猫山経由で下山。
あそこも険しい登山道やったな!
奥に釜谷山と毛勝山、手前に一昨年登った赤谷山。
登って来た稜線。
3
登って来た稜線。
池の谷側。
長く険しかった早月尾根ルート。
ようやく登頂!

山頂は結構な賑わいで、祠前の写真は順番待ち状態。
9
長く険しかった早月尾根ルート。
ようやく登頂!

山頂は結構な賑わいで、祠前の写真は順番待ち状態。
下山のことなど頭になく、1時間ほど絶景に浸っていました。

どこから来たのは聞けなかったが(言葉がわからなくて)…隣国には違いないソロの女性に撮ってもらう。
34
下山のことなど頭になく、1時間ほど絶景に浸っていました。

どこから来たのは聞けなかったが(言葉がわからなくて)…隣国には違いないソロの女性に撮ってもらう。
まずは立山方面!
すごいの一言!!!
22
まずは立山方面!
すごいの一言!!!
槍さんズーム!
源次郎尾根の標識。

間違っても行きません!
11
源次郎尾根の標識。

間違っても行きません!
パノラマで。
後立山方面…パノラマのつもりでしたが。。。
4
後立山方面…パノラマのつもりでしたが。。。
鹿島槍ヶ岳!
これは五竜岳でしょう!
4
これは五竜岳でしょう!
白馬岳と右の白っぽいのは?
5
白馬岳と右の白っぽいのは?
雲に隠れていた富士山が現れた!
3
雲に隠れていた富士山が現れた!
ほんの幽かな富士山!
3
ほんの幽かな富士山!
薬師岳と左奥は黒部五郎か?
5
薬師岳と左奥は黒部五郎か?
まだ下りたくないが…高度差2200mを下山!
渋々下山します。

別山尾根分岐点の旧標識!
7
まだ下りたくないが…高度差2200mを下山!
渋々下山します。

別山尾根分岐点の旧標識!
雲が湧いてくる早月小屋方面。
5
雲が湧いてくる早月小屋方面。
大日方面もだんだんおガスが!
2
大日方面もだんだんおガスが!
早月尾根の看板。
ここから核心部を下ることに!
2
早月尾根の看板。
ここから核心部を下ることに!
下りたきた後を。

1
下りたきた後を。

これも・・・下りた後。

結局、カニのはさみとはどこだか特定できず!
5
これも・・・下りた後。

結局、カニのはさみとはどこだか特定できず!
ここは一旦登り・・・慎重に!

写真では見えないがボルトのステップが一本有り!
足の置き場を考えて向かったら難なく通過できました。
もしかしたらここがカニのハサミかなぁ?
5
ここは一旦登り・・・慎重に!

写真では見えないがボルトのステップが一本有り!
足の置き場を考えて向かったら難なく通過できました。
もしかしたらここがカニのハサミかなぁ?
名残惜しく、頂上を振り返る。

3
名残惜しく、頂上を振り返る。

よくあそこまで登って来られたものだと!
予想してたほどの恐怖感はありませんでしたが、ホッとしました。
6
よくあそこまで登って来られたものだと!
予想してたほどの恐怖感はありませんでしたが、ホッとしました。
トリカブトがいっぱい咲いていた

色が変!
カメラを買い換えて初の登山、まだ使い慣れていません、、、
6
トリカブトがいっぱい咲いていた

色が変!
カメラを買い換えて初の登山、まだ使い慣れていません、、、
ヨツバシオガマ
終わりかけのマツムシソウ
2
終わりかけのマツムシソウ
トリカブトの群生
2
トリカブトの群生
チシマギキョウ?
2
チシマギキョウ?
チングルマ
チングルマの群生
4
チングルマの群生
ガスで見え隠れする剱(山頂ではありません)
3
ガスで見え隠れする剱(山頂ではありません)
シモツケソウ
何だ?色づいたキヌガサソウ?
早月小屋テン場のそばに咲いていましたが。。。
2
何だ?色づいたキヌガサソウ?
早月小屋テン場のそばに咲いていましたが。。。
早月小屋を過ぎた展望台から剱の稜線
一瞬ガスが取れる!
2
早月小屋を過ぎた展望台から剱の稜線
一瞬ガスが取れる!
ミヤマダイモンジソウ

きれいな『大』文字です!
ミヤマダイモンジソウ

きれいな『大』文字です!
立派な立山杉!
今日見た中で一番でかい。

朝は暗かったのでわからなかった。
7
立派な立山杉!
今日見た中で一番でかい。

朝は暗かったのでわからなかった。
下から見ると…マンモス!!!?
後で知ったが、「一服杉」と名づけられていいた。

他にも、奇妙な形の立山杉が点在してました。
2
下から見ると…マンモス!!!?
後で知ったが、「一服杉」と名づけられていいた。

他にも、奇妙な形の立山杉が点在してました。
無事登山口に到着。

めっちゃくちゃ長かった〜
4
無事登山口に到着。

めっちゃくちゃ長かった〜
おまけ
帰りの道中に振り返った剱に笠が!
15
おまけ
帰りの道中に振り返った剱に笠が!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ヘルメット
備考 ・登山用ヘルメットは持っていないため、昔使っていた自転車用ヘルメットを使用した。
・ストックを1本持って行ったが、下山で2本あった方が良かった。

感想

 思えば、剱岳を思い立ったのは4年前!ところがその夏、背中の肉離れで断念、翌年は見合わせることに。そして翌年、再度挑戦を決意するも、今度は左足太もも裏の肉離れで断念。その翌年も見合わせ、今年再々チャレンジを決意!4年の月日を経て、ようやく念願が叶った。
不安はあったものの、先日、プロ野球で49歳の最年長勝利を遂げた「山本昌投手」の偉業達成が後押ししてくれました。

 今回は馬場島から早月尾根コースの日帰りピストン!どう考えても13時間は必要で、余裕をみて自宅を23時30分に出発し、2時登山開始。夜が明けるまでずっと月が見守ってくれていた。たまたま「中秋の名月」だったのか☆
 前日から核心部に対する恐怖心!怖気づくのでは?通過中に足が攣るのでは?などなど不安ばかり!しかし、実際はさほど恐怖感はなく、ただただ慎重に緊張感を持って向かえば大丈夫だった。
 山頂に到着した時の達成感と充実感は今までにないくらいのもの。しかし、下山後は疲労感に濁されてしまったような!?いずれにしてもこの夏一番の大イベントでした。

 日本一の標高差という厳しいコース!覚悟はしていたが、下山で早月小屋が見えてからの長いこと、小屋から登山口までは更に長いこと!下りだからといって気の抜けないコース!下山のほうが辛く感じた山行きでありました。
 今は考えられないけど、また行きたくなるものですかね!?それにしても、山頂でまったりしたこともあるが、ちょっと時間掛かり過ぎました!

 下山後は、上市町の「湯神子温泉」で入浴。めちゃくちゃ体に浸みました。
 ソフトクリームが食べたかったが…今日は仕方なくコンビにのソフトで我慢した!

 帰りの道中、何故か行ったことはないのに「甲斐駒ケ岳 黒戸尾根」がちらほらと頭中を過ぎる! とりあえずは来年の目標とします(汗)。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1253人

コメント

前日に登りました。
8日に剣まで行き、小屋泊で9日は下山のみでした。
もしかしたらすれ違ったかもしれないですね。
9日はとてもいい天気でしたね。
山頂では景色もすばらしい。
私たちが登った時はちょっとガスってました。
登りも下りもキツイですよね〜。
私たちはもう少し時間掛かりました。
トータル16時間ぐらいかな??
お互い無事に下山できてよかったよかった。
2014/9/12 11:56
Re: 前日に登りました。
コメントありがとうございました。
そうですね、9日に下山されたのならすれ違ったかも!
でなくても、登りも下りもめちゃくちゃキツかったことは共感し合えますね。
運良く、山頂での景色は最高でした。
晴れてくれたことに感謝ですが、それよりも登りきれたことと、無事に下山できたことが何より♪
また行くことがあれば、もうちょいタイムを縮めるよう、お互い頑張りましょう。
2014/9/13 21:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら